第69話 モナとの勝負

 モナは普段からビキニを着ているという。

 赤毛で妖!艶な顔立ちだ!

 歳は18歳と同い年だった。スタイルはモデルさん並みにすらっとしているが胸は大きい。


 俺の判定は美人だが残念さんだ。多分黙っていれば結構好みかも!


 ギルドに着いて闘技場に向かうが騒然となった。こんな奴だがS級としてそれなりに名声を得ていて、結婚相手は自分より強く無いとダメとしているので未だに彼氏がいないという。


 このあとの展開が予測出来るだけに頭が痛い。ちょっとこいつ苦手かも


 闘技場に着くとぞろぞろとギャラリーが来た。

 何故か美菜達もいる。そして面白がっているギルマスまで。


 お互い木剣を手に取り中央に向かう。俺は一礼をし向き合う。


 聡太「ほんとに良いんだな!リリア悪いがこのコインを上に投げてくれ。落下したら試合開始だ!。いいか練習試合だからな」


 モナ「分かっている。いざ尋常に勝負!」


 リリアがコインを俺とモナの間に投げ入れた。落下すると


 モナは手をクイクイとして来いと挑発する。俺相手に悪手だ。

 俺は雄叫びを上げて突進する。


 モナの周りに魔法陣が発生する。何かの魔法を唱えている証拠だ!

 俺はホールを使う。モナの足元が無くなり落下していく!そうするとモナの放った魔法が俺の腕を吹き飛ばした。相当強く放ったウォーターカッターだ。多分足元を狙って脅そうとしたのだろう!丁度落下開始時に放った為俺の左腕を切り裂いて吹き飛ばしたのだ!

 痛いが悼みを堪え走っていく。モナは頭が出ているだけで身動きできない。俺は軽く頭を叩き勝利した!


 しかし騒然となる!

 俺はモナが出れるようにスロープを作った。俺の左腕を切断してしまたのを見て震えている。


 聡太「俺の勝ちって事で文句無いよな」


 モナ「あ、あたいはとんでもない事をしてしまった!お前の腕の代わりを一生かけてするよ。すまない」


 聡太「はあ!?何言ってるんだ?こんなんくっつくぞ。リリアありがとう。済まないが押さえていてくれ。ヒール」


 リリアが腕を振るう持ってきて来てくれたのでクリーンを唱えてからヒールを使うとあっさりと腕が繋がった。グーパーを繰り返し、腕を回すも大丈夫だ。


 聡太「な!くっついたろ!それより闘技場を均すのを手伝ってほしい」


 そうしてホールで概ね埋めて、後は踏んで均して終わった。


 モナ「あたいの負けだ。好きなようにしてくれ。勝負の条件により今よりお前の性奴隷になる」


 俺は慌てて


 聡太「そういうの良いからさ。俺の勝ち条件は忘れてくれ」


 モナ「駄目です。もうモナはご主人様の物ですどうぞ体を所望し抱いてください」


 リリア以外の周りには聞こえていないが、周りが騒然としているので


 聡太「ちょっと来い」


 そうして勝手にギルドの会議室に来た。リリアとエミリーもだ。


 聡太「あのなモナ。まず俺は誰も性奴隷になんてしない!愛していない女性は抱かないからな。いいな!それと悪いが俺の勝ち条件は反故にする」


 モナ「私は敗者です。何とぞお情けを」


 うーん困った。美菜達も来ていた。


 聡太「じゃあ代わりを伝えるよ!詳しくは後で説明するけど、今後ペブレスに逃亡する予定なんだ!それまでエミリーの護衛をしてくれないか?」


 モナ「畏まりまし我が主よ。この身が朽ちるまでお仕え致します!」


 うーん家来が出来てしまった!


 聡太「あのう聞いてる!?性奴隷の代わりに護衛をだよ。俺に仕えるんじゃ無いんだよ。理解しないなら商館に売り渡すぞ!。それと戦闘力に支障が無ければビキニじゃなく露出の少ない服を着て欲しいんだ」


 モナ「ご、ごめんなさい。護衛させて頂きます。本当にありがとう!服は大丈夫です。露出の少ない服にします!お、お師匠様!弟子にして下さい!それと聡太様の妾にして下さい」


 俺は頭が痛かった。それはスルーしてダンジョンに行くよとし、モナはずっとソロと言うのでパーティー登録してから出発となった。


 美菜達は手続があり、俺達の後からダンジョンに向かうと。それと美菜達に神対応とうっとりと見つめられるのであった。


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