まずは表現のセンスがずば抜けています。読んでいて楽しいし、笑える、それでいて時折交じる悲哀と不安、そして広がり続ける物語の奥行きに驚かされます。様々なバリエーションを持つ異世界転生ものですが、幼女と言えば幼女戦記があるため、もはや珍しくはないのかも知れません。しかし、内容もコンセプトも全く異なるもので、将来の異世界幼女の双璧を担うのではないかと思うほどでした。異世界転生ものが好きな方のみならず、恋愛ものやゆるいものが好きな方にもお薦めです。
誰しも美少女になってチヤホヤされたい、とおもったことはあるのではないでしょうか。読んでると楽しくなっちゃいます。