Lost Boy/解説
ラボで研究しているもの→
元の世界の座標だけでは当然ない。ミ=ゴに関する研究もしているし、パソコンを元の世界と接続する研究もあそこでしていた。
帰還後の記憶→
黒幕だったニャルラトホテプ以外は出来事を覚えていない。探索者は数年後には忘れるが、実際にその神話生物に遭遇した時、対象への思いが強ければ奇跡的に思い出せる可能性もある。ただし神話生物自身は覚えていない。時間軸的に出会ってもいないから。
どこかに記録を残すなら、覚えてはいられるけれど、自分が書いたフィクションの話にしか思えなくなる日が来るかもしれない。
ニャルラトホテプ→
ミ=ゴがダオロスを降臨させようとしていることに気付いて、楠木に脱出の機会を与えると同時に探索者にゲームを仕掛け、シャンタクを盗ったミ=ゴへの復讐を仕掛けた。
京子→
一つ前のセッションでロストしたPC。サトルはそのすぐ後に異世界に飛ばされた。
楠木サトルという探索者→
京子とサトルは恋人同士のPCだった。相方のロストで、楠木サトルと言うキャラクターを使いづらくなったのであろうプレイヤーは、半ば彼をゴミ箱に捨てる気持ちで、難易度の高いシナリオに参加させた。投げやりなプレイをして案の定ロスト。時間までに帰還の条件を満たせなかったのである。
しかしHPもSanも残していた「楠木という探索者」は失われていない。死んでない。過去にこのシナリオで、同様にロストした探索者たちと共に元の世界へ帰る方法を研究し続けた。
こうしてシナリオのタイトルは変更された。内容は捻じ曲がった。元PCはNの字を付けて、探索者たちを迎えに来る。
門の創造→
こちらでは駄目。時間旅行の方、つまり時空門の創造じゃないと元の世界には戻れない。p258にある通り、この呪文を書き留めたものは1つも存在しないので探しても見つかるわけがない。
なければ作ればいい。そう思ったのがサトル。機械の力と魔術を融合させて作り上げてしまった。
入力していたもの→
時間を超えた先の、元の世界の座標。座標は既にラボの研究で発見し終えて、楠木はそれをいつでも使えるように暗唱済み。
儀式を阻止できなかった場合→
ダオロスから逃げるが、膨張し続けるその身体に触れてしまう。それによって、元の世界の転送二日前に偶然戻ってくる。そこから、異世界に飛ばされる運命それ自体を捻じ曲げる方向で動く。そして、何も知らない未来の探索者たちを転移させようとするニャルラトホテプと対決する。
勝利…無事シナリオクリア。ただし探索者たちが来ないという風に未来が書き換わる為、サトルは何も知らないままダオロスによってよく分からない世界に飛ばされて死ぬ。
敗北…探索者は死に、未来でサトルも死ぬ。
過去の戦い→
ロスト仲間6人+楠木で執政組織に突入した。転移門を発見して楠木が解析。しかし想定していなかった敵、ミ=ゴに襲われて仲間たちの大半が死亡か重傷。楠木は合理的に、助からないと判断して一人で逃げた。
(ミ=ゴは人間の顔を判別できない為、その後も彼は研究者として働くことができた)
そしてその後、死亡した仲間の頭部を持ち帰って部分的に「復活」の呪文をかけた。そうして死亡した脳を再び動かし、脳缶にしてコンピュータに繋いだ。
ミ=ゴ→
本来はテレパシーで意思疎通する種族だが、今回のシナリオに登場していたのはその亜種。テレパシーが使えない下等の種族。
自分たちの崇拝するダオロスを地球に降臨させようとしていた。
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