Lost Boy/最終決戦
(次回す機会があれば、執政塔だけは電力が別になっていて電気が消えていないことにする。)
【地球最後の日。
いっそ眩しくて、痛いほどに美しい月。
暗闇に浮かぶ満天の星空の下には、パニックに陥ったヒトの群れが在りました。泣き叫ぶ者、他人に殴り掛かる者、神に祈る者。それぞれの中を探索者たちは駆け抜けてゆきます。】
執政塔も電気が落ちている。
「ずいぶんな混乱だ、知識がないと言うのはこれだから…(辺り見回し)」
しかしまだ警備員たちは冷静だ。怯えてはいるものの、余程のお偉いさんから命令をされているのかその場を離れようとしない。
「…どうする?」
こっそり行く→
隠れるを全員に振らせる
成功多orクリティカル…見つからずに多目的室まで
失敗多orファンブル…見つかる。ファンブルの数ごとに警備員の人数を増やす。「何してるんですか?(デタラメ語)」「(無言で職員証を見せ)」「あぁ、すみません、今は…」
職員証→
「すみません、今は立ち入り禁止です。誰も入れるなと言われているので…(デタラメ語)」
サトルはちらりと後ろを見て。
気絶させる→
受動STR12と対抗p60
失敗したら他のPLにも助けてもらう。
ファンブル…近くに居たサトルが怪我する。もしくは抵抗されてPLが怪我する。
多目的室。
楠木が何かを切るような仕草をすると切れ目が裂けて階段が出てくる。そこから地下へ。
長い長い階段の終わり、がちゃんと扉を開ける。
地下に降りるとそこは真っ暗。
懐中電灯で照らせば未来的な機械が辺り中にあるのが見えるが、それらは全て破損しているか電源を落とされているかのどちらか。血の跡や引っかき傷も見える。
聞き耳→
やたら静か。
通路を渡る→
先に扉がある。サトルが数字を入力するとあっさりと開いて、そこには…
何も無かった。
広大な空間に、ごちゃごちゃと配置された寒色の機械たち。巣でも作るかのように絡まったコード。ホログラムでも映し出しそうなキューブ。
いずれも一切の動作を停止している。電源が落ちている。
所々に配置してある円筒形の容器の中では人間の脳ミソが腐り始めていた。
ミ=ゴは何処にも居ない。
「でも、ミ=ゴは…一体何処へ…!?」
「下じゃないなら…上だ!!屋上へ行くぞ!」(誰も言わなかったなら楠木が気付く)
地下にもエレベーターは伸びていたらしい。そこまで移動したら、一気に屋上へと上がる。
最後の決戦前に何かしたいことは?
脳内でキャロルを流す準備を!
では、屋上。
ダオロスp217
ミ=ゴp191
執政塔の屋上。そこには巨大な魔法陣があった。六つの塔の上のペンタクルに囲まれて、中央塔の屋上にはそれらと連結した大きな五芒星がある。
それぞれの塔のペンタクルには、数学的な複雑な図形が寸分の狂いなく幾重にも重ねられ、星座のようなものも細かく記されている。中央の金属盤の上に、長いプラスチックの棒で連結された半球と輝く金属からなる奇妙な原子模型や、二本の黒い蝋燭、金属製の杖、牛のような角の生えた頭蓋骨が置かれていた。
五芒星は所々が意図的にかき消されている。
そして塔のそれぞれの上に、彼らが居た。
背丈は150cmほどのピンクがかった生き物だった。甲殻類や昆虫、蠍を想起させる胴体に、大きな膜のような翼と数組の関節肢を備え、本来頭のあるべき所には短かな触手に覆われた渦巻き状の、目も口も鼻も見えない楕円がついていた。
Sanチェック
神格の像で0/1、奇怪な髑髏で0/1、ミ=ゴで0/1d6
三体のミ=ゴは探索者たちに気付いて、昆虫の羽音のような声で何かを言った。
それから一体が宙を飛んで襲いかかってきた。
1ラウンドはミ=ゴ2体は詠唱、1体はハサミ
2ラウンド目で呼び出す。
※San値チェックは楠木も行う。もしこれでファンブルを引いて不定に陥ったら、20年かけた本番のプレッシャーに恐れおののいてる感じで上手くRPする。
今回は下記内容で固定。流石に異食症等は引かせられない為。
狂気表p90
一時的狂気…10緊張症より自発的行動不可
不定の狂気…1健忘症
なお、楠木はあと2で不定である。
健忘症を引いた場合は、思い出してきたはずの元の世界の記憶の半分を忘れたことにする。日記を読んでも完全には戻っていない記憶だが、忘れている分全体の半分はもう二度と戻らない。思い出すきっかけに触れたとしても分からない。
「ぁ、アイツに…殺されたんだ、みんな、みんな殺され、て…」
後ずさりして、それから身体の力が抜けてしまったのかへたり込んで。
「(荒く息をしている。身体から汗がふきだして、顔は青ざめている。動こうとしているのか時折指先や足が震えるものの、弱まった思考の欠片、記憶の断片が行動を拒んでいる)」
「……ころされ、た…?みんな、どこ…あれ、ボクは、何して…」
精神分析成功したら戻る。「ごめん、迷惑かけたね…。これから働くよ」
※探索者が一時的や不定来たならアイデア成功で発狂、内容も決める。そして1d10ラウンドは発狂を続ける。
※回復持ちの探索者が居れば一度死んでも直後にマイナスから回復できる。
※楠木とミ=ゴは呪文も使う。
Dexによる行動順を事前にメモしておくこと。
ミ=ゴはバイオ装甲p198の弱体化にて5ポイントの装甲をまとう。
この装甲は人間の肋骨のような見た目をしていて魔術的な力がある。隙間を狙うことができれば装甲を貫通してダメージが届くかもしれない。3R目まで。
ミ=ゴのステータス(大体)
STR13 CON13 SIZ13 INT15 POW15 DEX16
HP13 MP15
ハサミ 30% ダメージ1d6
ムーンビーストp192
7MP消費して召喚。
STR17 CON13 SIZ21 DEX10
HP17 槍1d10+1+db
火器は最低値 San0/1d8
被害をそらすp278(ミ=ゴ)
「ダオロス」の名を唱えてMP1消費
ハサミを高く掲げる
ダメージロールでダメージが入った場合、それと同じ値のMP消費で無効にする
ミ=ゴの催眠術p287(ミ=ゴ)
羽音のような声で超高周波と超低周波を操り近くの人間を催眠状態にする。
探索者がPow対抗に負けると動けなくなり、人間との接触の呪文を通じて司令が送られる。(司令送らないなら動けないままかも)
精神分析で元に戻れる。
(ヨグ=ソトースのこぶしp291(楠木)
San-1d6
MP1につき1d6STRの破壊
STRと対象のCON+STRで対抗
勝てば吹き飛び倒れて意識不明、負ければ吹き飛ぶだけ。
演出として1Rくらい詠唱で使っても良いかもしれない。
宙を浮き、不可視のこぶしが創造される。ただしこれを使うと力を使い切ってふらふらになる。因みにこの呪文は殴ること自体でダメージは発生しない。吹き飛ばして壁にぶつけることでダメージ。
ムンビに使うなら30に勝てるだけの魔力、MP8は欲しい)
ニャンべのパワーp275(楠木)
余程負けそうな時だけ使う。powを永久コストにMP2d6を得る。
ただしこれを使用すると、楠木は帰還後も精神が不安定な人間として生きることになる。
戦闘終了後。
ここで休憩と治療をして、HPとMPは全回復したことにしてよい。Sanや不定はそのまま。
倒した?→
「…多分…ね。ミ=ゴは消えた……」
「…やったよ…みんな。」
楠木は宙を見上げぽつりと言った。
「それじゃあ、みんな帰ろうか…元の世界に。」
「まずはここから出ようか…」
探索者がある程度休憩と回復を終えて帰るムードになると、「s@3t@ vogjr」と言う機械的な女性のアナウンス。エレベーターが開いた。
中に入れば床に「おめでとう」と書かれた紙がある。
最深部に戻るとサトルは門の近くに移動する。機械をじっと見つめてから、MP-3で機械を動かしひたすらに入力。イス語で元の世界の座標を入力している。すると門の中心の辺りがぐるぐるし始め、門の周りでバチバチと稲妻が走ったりカチカチと時計の音の幻聴がする。
世界の座標は全て暗唱している。
全て入力し終えるとけらけらと笑って。
「この為に…これの為に20年かけた。」
「大丈夫、多少の誤差はあるかもしれないけど…ボクらの居た時代に戻れるはずだよ」
ゲートに入る→
ぶわっと白い眩しい光に満ちる。それから夢を見るようなふわふわした感覚がして、やがて探索者は硬い路面の感触に気が付く。
目を覚ませば元の世界の夜、閑静な住宅街。七人全員が同じ場所に飛ばされたようだ。
時間を確認するなら、探索者たちが飛ばされた日から三日が経過していると分かる。
サトルは不思議そうに辺りをキョロキョロしている。
「…今度はキミたちが、案内してくれる?」照れたように笑って。
シナリオクリア
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