Lost Boy/研究室、書斎

場合によっては上下の部屋の内容を展開向けに入れ替えても良い。


楠木の出現条件は

・金庫が開いている

・8月13日を見ている

・一周し終えて二週目に突入

・(部屋の中に居る)

・探索者が全員揃っている




【上り階段】

薄暗いが白熱電球がついていて周りが見える。埃っぽい。

全体こそ見渡せないがここにも大量の本。全ての表紙を確認しようと思えば一時間では足りないだろう。階段の先には部屋がある。

(秘密の空間に入ってから、スマホの時間表示はバグって読めない。)


目星→

背表紙から見ても分かるほどここの本は全て古ぼけている。一般的な図書館にはまず置いてない。何語とも分からない奇怪な文字が踊っていたり、逆に何も書かれてなかったり。しかしいずれも管理用か番号のラベルが貼ってあった。


部屋に入る→

そこにはありとあらゆるものが揃っていた。薬棚、本棚、銃火器の数々、フラスコ、試験管、標本、金庫、などなど。しかしごちゃごちゃとはしていない。きっちり整理整頓された書斎だ。


本棚に図書館→

失敗しても幸運で赤本を発見できる。

貴方の掴み取った本は赤く装丁されている。


赤本に目星→

ぱちぱちと輝いている気がする。焚き火から火の粉が飛ぶような、そんな幻聴がする。ラベルはされてない。


表紙→

文字は見当たらない。


捲る→

まるでその行動を拒むかのように意識が揺さぶられる。Pow×5

成功…中身を開ける。しかし書かれている言語を理解できない為読めない。

失敗…そのまま本を投げ捨ててしまう。

ファンブル…

そのまま本を投げ捨てて胃の中のものを全て戻してしまう。0/1d3

他のものを探す場合も、本を手に取った後はそれから放たれる奇妙な感覚が貴方を捉えて離さず探索不可。先程の感覚がこびりつき、赤本を手にすることができない。


幸運→

本棚の一番下に金庫がある。


金庫に鍵開け(幸運×3)→

適当にやったら開いた。

中には記憶ノートがある。裏表紙には楠木聡の文字。


記憶ノート→

楠木の向こうの世界での出来事について書かれていた。基本的には他愛のない思い出話のよう。水滴の零れ落ちた跡と共に、ノートに一枚の写真が貼り付けられている。そこには楠木聡、もう一人女性の二人が写っていた。楠木は今より少し若い。茶色のブレザーを着ていて、恐らく学生時代だと分かる。その横には、8月13日、恋人になった記念日。


女性について以下のことが分かる。

髪はロング、どちらかと言えば胸よりも尻、クール、理知的な印象を与える。









二回目最初の位置まで行くと、扉がしまっている。君たちは閉じ込められたようだ。

二つの部屋を調べた後でも開いていない。


扉を調べる→

此方から開ける方法の検討がつかない。








【下り階段】

目星→

こちら側にも本がたくさんある。


聞き耳→

パソコンのファンのような音。ぶおーん…。


踊り場から階段は曲がって、更にそれがもう一つ。青色の光が漏れている。

部屋には起動されたパソコンが一台、そこから極太の線が張り巡らされている。線に終点は見えない。

部屋に立ち入れば更によく分かる。


SFに出てくるようなガラスでできた巨大なカプセル。六本あり、それぞれ中には人の脳ミソが入っている。0/1d3

貴方は自分の理解が追いつかないことを理解した瞬間、理解することを放棄して、眼前のパソコンに注目しただろう。パソコンは部屋の中心に置かれている。

それでは、行動を。


パソコンの画面を見る→

コマンドプロンプトのような画面が文字の羅列を超高速でスクロールして画面が閉じられ、また開いて、と言ったことを繰り返している。文字は何語かも分からない。


スマホ(持ち物)→

ブラックアウト。反応無し。


部屋全体に目星→

失敗してもアイデアでいける。

中央のパソコンとそれを取り囲むカプセルを見て、今日見た執政組織の建物の配置とそっくりであることが分かる。


幸運→

パソコンが置かれている机のキーボードの下に何かがある。日誌No.2と書かれている。(日誌1はないのか、それとも書いたはずなのに無くしたか。文中の「これだけは」に元の世界の話が含まれないのは、冒頭を書いてる時点で忘れてるからかもしれない)


『この世界に来てからもう何年経っただろうか。もう何をしていたのか思い出せないくらいだ。いや、この世界に居ると日に日に向こうの世界のことを忘れていっている気がする。でもこれだけはいつまでも記憶しておきたくて、ボクは…これから残すことにする。恐らく忘れることはないだろうけどね。』

『この世界は、ボクたちが居た世界、もしくはその平行世界の約800年後の未来だ。資源や自然の不足に苦しむ人類は滅亡の危機に瀕し、パニックに陥っていた。当時の政府の上層部の間ではカルトが流行、魔術師が台頭する。やがてその動きは執政組織という機関にまとまり、人類はある魔術的な種族…神話生物と契約を交わすことになった。ミ=ゴである。知能があり技術の進んでいる種族に縋ることで、滅亡を回避しようとしたのだ。』

『契約によりユゴスからもたらされた技術で人類は豊かになった。人々の支持は執政組織に集まる。しかし、ミ=ゴはそんな優しい種族ではない。卑しくて残酷な生き物だ。ミ=ゴはあっという間に執政組織を支配した。この世界はミ=ゴに搾取されている。彼らの目的は未だに分かっていないけど…きっと人間では理解できないような、おぞましい思考からだろう。もしくは何処かを侵略する際の足がかりにするつもりか。』

『休暇の合間を縫って調べ続けて、判明したことがある。ミ=ゴはどうやら地球由来のものが食べられないらしい。元々ユゴスという星から来た宇宙的な存在だからか、食物もそこから運んできているのだろうか?まだ詳しいことは分からないが…。食べ物を地球外から運んできてるのなら、執政塔内部に地球外へ通じる門があるかもしれない。うまく使え

ば、もしかしたら…元の世界へ帰れるかもしれない。』

『長らく日誌を書いていなかった。研究に明け暮れている間も、この世界の真実は忘れなかったからだ。向こうの世界のことはほぼ忘れてしまった。何の為に元の世界へ帰ろうとしているのか、自分でも分からない。あの時…塔内部で転移門を見つけた時、門を簡単に解析した。あのままの状態ではユゴス星に飛んでしまう。何とかして門を書き換えなければならない。その方法を探し出す。でも仲間を失った今、単独で最深部に侵入するのはリスクが高い。正直もう諦めたい。どうし

て自分が脱出を目指していたのか思い出せない。』

『書斎に、開かずの金庫がある。開け方を忘れてしまったのだ。一体何を入れていたの

かも、正直覚えていない。仕事に支障は出ていないからあまり重要なものではないのだろうけど。あの男の言っていた「時空門の創造」はどの文献にも記述がなかった。見つけられないならこの手で作り上げるしかない。組織の目を掻い潜り、最深部の転移門を書き換えて時間を超えられるようにする。帰ったら何をしよう?向こうはどんな場所なんだろう。』








二回目上の階の探索


(赤本→

一回目にPow×5失敗してても2回目の再判定で成功すれば本を取って中身を開ける。しかし書かれている言語を理解できない為読めない。)


テキスト

以下の文章を区切って呟き始めると同時に、余裕があれば、楠木の方では「あ」とかをぽつぽつ連打する。送信はせず、ただ入力中としてアイコンを表示させるだけで足音代わりに。また文章は裏切り者イベント用のものである。

【宇宙的恐怖がどうとか、神話生物がどうとか言うけれど。いつの時代だって一番怖いのは人間だよ。

仲間だと思ってた人間がある時自分たちを裏切ったり。助けてくれた人間が自分たちを売ったりするのはよくある話なんだ。君たちの身にいつ起きてもおかしくはない。

それではここで、聞き耳を、どうぞ。】






クリティカル…足音を聴く。

成功…楠木の声を聞く。

失敗…楠木の声を聞く。

ファンブル…銃声を聴く。



クリファンは一人でも出たらそちらの結果へ。ただしファンブル一人なら威嚇射撃で、命中はさせない。ファンブル複数の場合は1d10でHP減少からの戦闘開始。


「はぁ…夜になっても帰ってこないからなんでかなと思ったけど。こんな所に居るとはね。欲しい情報は手に入ったかな?」

「…つまりは、そうだったんだね。キミたちは」

「どうしても何も…今更聞いてどうするの?」

「××、おいで(薄く微笑み)」

「?何のことだか。後で聞いてやるから待っててよ」




裏切り者の選択は…



YES

「……彼はボクの助手になりたいと言ったんだ、だからだよ。」

「さぁ、最初の仕事は清掃だ…キミならできるね?××」


NO

「…そう。アレはキミの嘘だったわけ。(冷たく笑って) 一人でやるしかなさそうだね」




儀式について→

「…?何を訳の分からないことをごちゃごちゃと!」

この場合、戦闘終了後にふと思い出して質問してくる。







(戦闘になるなら、他の探索者も図書館内に居ることにする。銃声が聴こえたことや偶然、楠木を追いかけたことなどを理由に掻き集める。

ただしRPに出ていなければ、楠木と遭遇した探索者が図書館内の何処にいるのか、銃声がどこで鳴ったのかも理解はできない。

銃声が聴こえる度にINTを振る。発砲ごとにInt×2、Int×3と大きくなる。

INTに成功した場合、レバー付き本棚前まで移動はできるが開け方が分からない。目星と幸運は通用しない。

聞き耳÷3→

失敗なら本棚を叩いても何も分からない。

ナビゲート÷2→

失敗なら分からない。)





楠木の持つグロックは装填数17。両手に持って二丁拳銃で戦うので34発、ストックはまだまだある。

それでも弾切れを起こした場合は、本棚の隙間に隠してある銃を取る。書斎の銃器棚は開けている間に攻撃されてしまうだろう。ダサい。




「悪いけどご退場願おうかな。このシナリオからね」

「撃ち慣れてもないのにそんなもの持つんじゃないよ」

「はぁ…全く、期待外れも甚だしいよ」



【回避について

各攻撃に対して1回振れる。その後普通に行動してよい。つまり特に制限なく容赦なく振れる。


貫通

尖った刃が貫通したかどうかはRPで好きなように。システム上は無し。


受け流し

回避RPの延長で好きなように。システム上は無し。】



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

二丁拳銃 p69

サトルは両手で二丁の拳銃を持って戦う為、攻撃回数が2倍になる。今回は1ラウンドに6発発砲する。なお、サトルは適切な条件を満たしている為、命中率は低下しない。


装甲 p66

サトルは己にかけた魔術の効果で、探索者たちの攻撃を弾く。今回、彼には装甲3がついている。例えば、3ダメージの攻撃は無傷。4ダメージの攻撃は1ダメージ、5ダメージの攻撃は2ダメージとなる。


裏切り者のHPが0になった場合、適切な処置をしなければ裏切り者は死亡し、ロスト扱いとなる。


助言:

今回の戦闘は特殊イベントが混ざっているものの、確定されたシナリオ中のイベントである。とは言えかなりの強敵、手段を選ばず殺すことも可能だが、それをすれば確実に探索者側にも死者が出るだろう。できるだけ早く、相手の戦う心を挫く何かを見つけ出すべきだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

各探索者のHP、回避、装甲を事前にメモしておくこと。



二丁拳銃の振り方メモ

AB→○○へ CD→□□へ EF→△△へ

A/99 B/99 C/99 D/99 E/99 F/99

いずれも成功

探索者たちが回避を振る

ABC成功 DEF失敗

○○→ノーダメ

□□→1d10

△△→2d10





記憶ノートを返す→

目星70と心理学85、他の言語異世界99、日本語99をオープンで振る。成功した場合、その本が何かを理解して戦意喪失する。


赤本を返す→

「は?何これ…」


日誌No.2を返す→

「だから何だよ、」


脳缶を割ると脅される→

「その前にボクがオマエを殺す。」


泣き落とし→

Pow×5を振る。

成功「…!!(見たくないものを壊すように引き金引いて)」通常攻撃

失敗「…(底なし沼から助けを懇願するような、酷く悲しげな瞳で探索者を見て)」二丁拳銃を1R解除








楠木は記憶ノートを手に取りぱらぱらと捲り始める。

「…これは、」


(ここで他の探索者は合流できていない場合は合流する。上の階に現れてよい。)


「…は、ははは…懐かしい写真だ…」

「あの金庫…開けてくれたんだね。おかしいよね…自分でしまった物すら忘れて…ははは…」

掠れた、枯れた笑い声を上げ。



「京子さん…」



貴方の奥さん?→

「…奥さん…になるはずだった人…だよ…」


向こうに残してきたの?→

「さぁ…覚えてないよ…ずっと探してたんだ…この写真…」


帰ろうと思わなかったの?→

「今の今まで全部忘れてたからね…写真を見て、思い出したよ」


京子さんは待ってるのでは?→

「いや…待ってないよ…死んだんだ。悔しかった…。ボクの目の前で…彼女は…凶弾に倒れたんだ。殺されたかどうかは…今でもそれだけは分からないんだ、おかしな話だけどね」


鍵→

解除された鍵を裏から見たことで番号が813だと分かる。技能不要。


813に心当たりは?→

「…?………!8月13日…ボクが京子さんに…告白した日だ…。いつかは、結婚だって…するつもりだったのにな。…未練がましく…こんな数字にしてたなんて…、…くっそ…!!!」

強く床を叩き、すすり泣く声が聞こえる。


会いに行けばいい→

「ははは…ボクに死ねって言ってるの…」

「京子さんはもう、死んだよ…」


帰ったら?→

「………。…そう…かもね…ボクは…まだ…生きてていいんだよな…彼女に救ってもらった命…大切にしないといけないし…一度も墓…参れてもいないなぁ…。帰らなきゃ…だよね…」

力なく立ち上がる。


「帰らなきゃ…元の世界に。ゲートを…作らないと。執政組織を、ぶっ壊すんだ…」

よろめきながら部屋を出ていこうとする。


ゲートとは→

「…元の世界への…帰り道だよ。それを切り拓く。」


切り拓くって、まだできてないの?→

「…あぁ。でも、執政組織の最深部の転移門と、ボクらの研究を使えば…きっとゲートが開くんだ」


ぶっ壊すとは→

「決まってる…ミ=ゴを消滅させる…。執政組織のブレーン、ユゴスよりのもの。」


一人でできるの?→

「さぁ…、無理な話じゃないと思うけどね…」


味方は多い方が→

「そうだね、人間の身体じゃ限界がある…。下手すれば死ぬかもしれない。でも彼女の生きた世界を、守らないと…」


手伝う→

「…死ぬかもしれないよ?」


それでも手伝う→

「…すまない、キミたちを試すような真似をして…。ボクに、力を貸してくれないか…?」

「…ありがとう」










0時ちょい前。

図書館隠し部屋にてサトルの説明が始まる。

「まず、執政組織内部にはミ=ゴ、グールと言う化け物がいる。あと、最近捕獲して、キミたちが解放したのがシャンタク…だったか。文献にはそう載っていた。そして夜活動しているのは、忌まわしき狩人と呼ばれている。シャンタクと忌まわしき狩人は、這い寄る混沌 ニャルラトホテプと呼ばれる存在の配下らしい。」


赤本を持ち帰った場合はここでオープン目星70。気付けば話しかける。


「そこの…えっと、〇〇クンだっけ?(初めて名前を呼ぶ)その本はどこで…」

「…おかしいな。ボクはあそこの文献には全て目を通しているんだけど。そんな本に見覚えはないよ」


本を覗き込んだ探索者は、Sanチェック0/1d3+5


「その本、貸してもらえるかな」

他の言語:異世界99、日本語99でロール。

目星70、オカルト60でロール。クトゥルフ神話技能(39)のシークレットダイスでロール。


失敗によっては与える情報を減らす。

「なるほど…生きている炎…クトゥグア…」ぺらぺらと読み。

「どうやらこれは、旧支配者のクトゥグアと言われるものの文献のようだ。まぁ読まないことをお勧めするよ」



「図書館地下にはグール、研究施設地下と中央塔地下にはミ=ゴがそれぞれ存在している。地下には多目的の床から侵入できる。

昼間のゴタゴタで周辺の警戒は強くなってるだろうけど…この職員証と、そこの…○○さんのナックルでどうにかしよう。すぐに地下に降りて、ミ=ゴに攻撃を仕掛ける」



(「…話は変わるけど、賢人って言葉に聞き覚えは?」


「やっぱりね…。あれは敢えてボクが矢面に立って、執政組織内部での権力を強める為に利用した。本当の賢人はミ=ゴのことを指す。ミ=ゴがオーバーテクノロジーを具現化した。それによって執政塔は一晩のうちに作られた。あぁ、何も無かった空き地に一晩で巨大な塔が七本生えたんだよ。」


不審がらなかった?→

「誰も不審がらなかった…。あたかもそれが当たり前だと言わんばかりにね」


洗脳?→

「………そうだね。」)


それでも勝算はあるの?→

「有る…と、思う。何らかのイレギュラーの要因があれば…ボクたちは全員死ぬかも。だけど、元々ミ=ゴは戦闘において、単体では人間並の強さしかない。複数体居たとしても、そこまでの脅威ではないさ。…武器さえ持っていなければ」


「キミは見たはずだよ、ボクのラボの脳缶をね。」


脳缶→

「あれは…ボクの昔の仲間たちの脳だ。最後まで生き残ったのはボクだけだった。彼らは死の間際にボクに頼んだんだよ、元の世界に帰る為にこの身体を使ってくれってね。ボクはミ=ゴの技術を逆利用して脳を取り出し、彼らを脳缶にして研究を続けた。時空門の創造を再現すること…それから、他にも色々。ボクら六人の他に、後ろから支えてくれてる仲間が六人。大丈夫、絶対勝てる」


儀式について→

「(…そう言えば、あの時も言ってたね。)それって何…?」


○○(ニャル)を知ってる?→

「……誰?そんな名前の人は知らないな」


ニャルラトホテプとは色々あったが、そのことは把握してない?→

「…ニャルラトホテプとは接触したことがある。会ったのか…災難だったね」


仲間だったなら少し心配→

「ちょっとすまない。」

その探索者の額に手のひらを当て。

「…!?」

シークレットSanチェック。

※不定に入った場合は症状は健忘症、二ヶ月。精神分析か、それが駄目なら幸運に成功すれば24時間は正気でいられることにする。

この形で、ニャル様から与えられたミ=ゴの儀式に関する情報を貰っていいかもしれない。


「なるほど…どこでアイツと会った?」

「どうやらシャンタクを取り返しに来ていたようだ。〇〇クンが遭ったのは、這い寄る混沌 ニャルラトホテプ。」




液体を零した、使ってしまった→

「ごめん。それはキミたちを試そうとボクが置いたものなんだ。地下のグールを使えば作れるけど…」


イス語の魔導書も勝手に読んだ→

「まぁ、刻印受けてるなら読めるだろうね」




防具はある?→

「…少し待って。」

「……もしボクが暴れだしたら押さえてくれ」

人数d4 サトルのSan減少

人数×A MP消費

AD6 装甲

肉体の保護を発動。防御の足りなさそうな人に装甲を入れる。

ただし、この際の装甲は呪文がダメージを遮る度に防護が減少する。例えば12ポイント装甲を持っていて、8ポイントダメージを受けたら、肉体の保護は4ポイントに減るが、ダメージを受けずに済む。身体には何ともない。つまり予備のHPがあるような感じ。


3人にMP2でかける

3d4 San

MP-6

2d6 2d6 2d6 装甲





帰る為に最終的にすべきことは?→

「ははは…安心して。キミたちは必ず帰すよ。ゲートを開くことに関しては、全てボクに任せてくれればいい」


一緒に、ではないの?→

「そうだね」

※心理学を振るなら、成功か失敗かは分からないがサトルの帰りたいという意志は曲がっていないと感じる。


自己保護の袋は持たせておく。持っていないと発動しない為。




質問がないのであれば、最終決戦へ。

執政組織へと向かう。






突然真っ暗になる。停電だ。

電気が落ちた。







「…??」

「時間が無い…!早く行かないと、」


儀式についての話を聞かされていないならサトルは何が起きているのか分からず混乱し、ちょっと時間が経つとはっとして引き出しから懐中電灯を取り出す。

探索者たちを案内して外へ。

図書館を出て外に出てみれば外も真っ暗。電気が落ちたのだ。それを見れば、よろ、とよろめく。


狩人はニャルラトホテプの配下なので、シャンタクが助けられた今日以降は飛ばないことを知っている。だから街が狩人に破壊されることはないのだが、停電の原因が分からない上に執政組織の発電所に職員が駆けつけるだろうし、色々とまずい。ただし、この混乱に乗じれば執政組織への突撃は簡単だ。

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