2020/10/28 思い出す

 義母が一時的に入院をして、週に一度帰宅するのをお手伝いしています。

 今朝、お昼ごはんは食べられそうか聞きに行った時、目がなかなか開かない様を見ていて、見たことがあると思い出した。

 老衰で亡くなる寸前の母方の祖父と同じ感じになってきている。まぶたの上と下がくっついてきてなかなか開かない。まるで最初からそうなっていたかのように見える。すごく、似ている。

 ゾッとした。

 まだまだ長生きしてほしいのに。なんでこんなことを思い出すのだろう。

 きっと自分も大分疲れてきているのだと思う。この行き場のない気持ちは、いつか、昇華できる日が来るのだろうか。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る