2020/9/3 筆が止まる

 すっかり筆が止まっております。あれもこれも書きたいと思ってはいるのだけど、全然筆が進まない。

 原因は分かっているのです。

 義理の母が余命宣告を受けています。表面上元気に振る舞ってくれているけれど、少しずつゆるやかに終わりの仕度を始めていることを知ってしまってからは、なんというかもうずっと心がざわめいているのです。

 実の母よりも好きだと思うな。多分。やさしくて大らかでたまに毒舌。美味しいものをいっしょに食べたり、どこかに出かけたりもっとしたかった。

 もちろん、悔いのないように出来る限り過去形にしないように、してはいるつもりなんです。

 でもどうにも出来ないから。

 物語を書くスイッチがずっとOFFになってしまったみたいな気持ち。

 いや、こうなってこそ、これを糧に書けてこそ、作家さんなのかもしれませんね。

 私はまだ無理だなぁ。

 スマホにぽちぽちとネタを書き貯めています。いつか、きちんと形にできますように。

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