第21話
「シェイン、交代の時間だよ」
前方に見える宿場町は、まだ夜に抱かれ深い眠りについている。
階段を上り神殿の外壁の上に出ると、そこには立ったまま前を見据えるシェインの姿があった。
「もうそんな時間ですか。では後は頼みます」
シェインはエクスの側を通り、階段の所まで歩いて行く。
「あのさ」
「はい、何でしょう」
「……いや、何でもない」
もし敵の正体がジャバウォックでは無かったとしたら、どうするのか。口から出かけた問いを抑え込む。そんな事がシェインに分かるわけもないし、分かったところでする事は何も変わらない。意味のない問いだ。
「そうですか」
シェインは軽やかに階段を下りていく。それを見届けた後、エクスは町の方を向いて腰を下ろした。
冷たい空気が一呼吸毎に体に満ち、全身を引き締める。来る戦いに向けて、気持ちを整える。
手に持った導きの栞には二つの紋章――
「あの頃は想像もしなかったな……。何の運命も持たない僕に帰る場所ができるだなんて……」
かつては想区、そして世界のために。今度は誰でもない自分自身のために、
「あっ……」
向こうの空が白みだす。夜明けを告げる白光は、たなびく雲、はるか遠くに広がる森、そして人々の眠る宿場町と街道を照らし出した。
「おっと……今日はこっちでしたね」
自室に向かおうとしていたシェインは、踵を返し本殿の方に行く。
本殿にあるレイナの寝室の扉を開けると、扉の近くで寝ていたシェリーがわずかにうめいた。
「う~ん……。レイナさん~……。お菓子を店ごと食べないでください……」
「肉まん……フランクフルト……ハンバーガー……!」
「どういう夢見てるんですか……」
交代の時には自分のベッドで寝ていたはずのキュベリエが、なぜかレイナのベッドに入り込んでレイナを抱きすくめている。寝相が悪いとかそういうレベルではない。
「はぁ……。大丈夫ですよ、姉御。ブレーメンの皆さんも、タオ兄たちも……。みんな助けて見せますから」
そう呟き、シェインはレイナの頭をそっと撫でた。
その日の朝、レイナは外から聞こえてくるどよめきで目を覚ました。
「何の音なの……? まさか、敵がもう……!」
隣で寝ていたシェイン達もいなくなっている。
レイナは手早くいつもの服に着替えると、慌てて本殿から飛び出した。
「あ、レイナ様。そんなに急いでどうしたんですか?」
走るレイナに気づいたラーラが声をかけてくる。
「皆が戦ってるのよ! 私だけ神殿の奥に引きこもってるなんてできないわ!」
「戦っている? いえ、敵が来たという報告はまだありませんけど……」
「え? じゃあこの騒ぎは一体……」
神殿の外に出るレイナ。その目に映った光景は、レイナが想像もしていないものだった。
神殿の前に詰めかけた人々。その人数は50を優に超える。そしてそのほとんどが、それぞれが得意とする武器を手にしていた。
「あーあ。たまには悪役らしく、人を集めてやるから仕事を優先的によこせとか言って一儲けしてやろうかと思ったんだがな。どいつもこいつも気が早えぇのばっかりだ。おかげであんたを騙せなくなったじゃねぇか」
群衆の中から紅蓮の毛並みを持つ人狼が進み出る。
「ルーガル! これはどういう事なの?」
「どうもこうもねぇよ。皆、神殿の危機だってんで駆けつけてきたんだ。後からうちの戦える社員200匹もくる。あんたの好きに使ってくれ」
いまだ事態を飲みこみきれないレイナの後ろからシェリー達が現れる。
「らしくもないクサイ台詞じゃのう、ルーガル。しかしこれも巫女の人望あっての話じゃ。ぬしはよく自分とドロテアを比べるが、わしはどちらも神殿を守る巫女として相応しいと思っておる」
シェリーの言葉に賛同するように大きな歓声がわいた。
「みんな……」
レイナは少しうつむくが、すぐに前を向いて声を張り上げる。
「この想区を守るために、あなた達の力を貸してちょうだい! 敵の力は強大よ。プロメテウス侵攻の時と同じ、いえ、それ以上かもしれない。けど、私は守り抜いて見せる! この場所を……私たちの家族を!」
「……それで神殿の外まで出てきたんですか⁉」
「皆に任せて私は見ているだけなんてできないわよ。それに創造主の力だって使えるんだし……」
「あれも時間制限があるでしょう! いいですか? 今回の戦いは姉御がキーパーソンなんです。将棋で言うところの王。創造主モードは最後の手段にしてください」
「分かったわよ……」
しぶしぶだが、シェインの言う事を聞いてレイナは本殿の中に入る。
「レイナさん、本当に手伝わなくていいんですか?」
キュベリエが心配そうに聞く。
「えぇ。あなたは町の人たちを守って。それに、タオたちをここにおいてはおけないもの……」
ハーン、カッツェ、サードは、森の中で倒れているところをキュベリエに保護された。タオ達と同じく外傷こそないものの、意識は戻っていない。
「それでは行くかの。頼んだぞ、女神キュベリエ」
女神パワーで、シェリーとキュベリエがその場から消える。
「シェイン達もそろそろ行きますか」
「うん。……レイナ、これを」
エクスが、レイナにボロボロの導きの栞を手渡す。
「これって……」
「お守り……じゃないけど、持っていてほしい。もう栞としては使えないけどね」
「分かったわ。この戦いが終わったら、必ずあなたに返すから」
栞を受け取り、懐に大事にしまい込む。
「それじゃあ行こう、シェイン」
二人が出て行った後には、レイナだけが残される。気休めにしかならないとは分かっているが、それでもレイナは願わずにはいられない。
「エクス、シェイン……どうか無事に戻ってきて……!」
「エクスさんって意外とロマンチストですよね」
歩きながらシェインが言う。
「そ、そうかな……」
「導きの栞、あの時のでしょ?」
「そうだよ。レイナにはお守りって言ったけど……、どちらかと言えば僕の覚悟の証みたいな物かな」
神殿内は静寂そのものだ。外には神殿を囲むように見張りの者たちがいるが、神殿内には二人と四神官、そして少しの警備しかいない。
「相手は必ず今日のうちに動きます。ブゥ兄弟を取り戻した事でシェイン達に自分の情報が伝わっているのは分かっているはず。なら、これ以上こそこそする必要もありません」
「そして、瞬間移動ができるのに直接神殿内に侵入しなかった事から、何らかの理由で神殿の中に瞬間移動する事は出来ないと分かっている。つまり、外からの侵入だけを警戒すればいい……そうだったよね」
神殿の中に配備されているのは、特に力のある者達。どこから敵が来ても対応できるようにするためだ。
「こういう時、ユリーシャさんやマーリンさんにコネクトできれば何が起こるか分かるんですけどね」
シェインが冗談めかして言う。
「旅をしていた頃からずっとそうだったじゃないか。何が起こるか分からない状態で僕らは常に最善を尽くそうとしていた。今もそうすればいいだけだ」
エクスは昨日のキュベリエの言葉を思い出していた。
――……残念ですが、それは考えられません。いくらジャバウォックといえども、想区の住人である以上、運命の書からは抜け出せない。想区の外に出るなんて考えられない事です。それができるとしたら、ジャバウォックがカオステラーとなった時だけ――
キュベリエの言葉が真実なら、キングブラックコッコちゃんと一緒にいるのはジャバウォックではないという事になる。
(そうだとしたら……、あのジャバウォックの詩は何を意味しているんだ……?)
「そろそろですね」
焼け野原と化した森の跡地――始まりの場所に二匹はいた。
「私が適当にかき乱します。突入のタイミングは任せますよ」
「分かった」
思えば長いようで短い時間だった。フントとクロヴィスとの戦い以降は綱渡りの連続。全てを天に任せ、出たとこ勝負でやってきた。そんな状態でここまで来られたこと自体が、一つの奇跡と言ってもいいかもしれない。
しかし、今からもう一つ奇跡を起こさないといけないのだ。神殿の奥にいるレイナ・フィーマンまでたどり着き、彼女を打倒せねばならない。
そのために必要なものは全て揃えたつもりだ。力、そして覚悟。それさえあれば奇跡は奇跡でなくなる。
「『スーパーコッコちゃんジャンプ』!」
そう唱えると、瞬きする間に景色が切り替わる。
遠くに見えていた小さな神殿が、目の前にそびえ立つ。そして、神殿の前に集結していた軍団がこちらに気づいた。
「さぁこれが最後です……! 我が復讐の力、存分に振るわせてもらいますよ!」
「報告します! 神殿正面に黒衣の男が出現! 現在交戦中です!」
「来ましたか」
ラーラの報告を受け、シェインが立ちあがる。
「もう一人は?」
「今のところ確認されているのは一人だけです!」
「分かりました。ラーラさんは神殿の中で待機していてください。あちらには私が向かいます。エクスさんは引き続き警戒を」
「あぁ。気を付けて」
一方が正面で敵を引き付けている間に、もう一方が侵入する。見え透いた陽動と言ってしまえばそれまでだが、存外これが効果的だ。一騎当千の力を持つ者がすれば特に。
神殿の外から聞こえてくる爆発音は、もはや戦争のそれだった。
「はぁっ!」
アンガーホースの放つ火球がキングブラックの髪を掠める。
「お前はあの時に焼き棄てておくべきだった! 今度こそ地獄の火炎にくべてやる!」
「ふふっ、あなたの魔法にはずいぶんお世話になりましたよ。お返しです! これでも食らいなさい!」
黒樫の杖の先端に蒼炎が渦巻き、巨大な火球となってアンガーホースに飛ぶ。
「ぐあぁぁ!!」
吹き飛ばされたアンガーホースを、後ろに待機していたルーガルが受け止めた。
「奴の武器は両手杖だ! 囲んで接近戦で潰せ!」
「「「応!!」」」
ルーガルの指示で、オオカミが一斉に散開しキングブラックを取り囲む。
「今だ!」
「狂おしく噛み砕け! 『黒きポエットの嘆き』!」
アデリアの黒魔法で強化されたオオカミが一斉に襲い掛かる。
対してキングブラックは杖を深く持つと、飛びかかってきたオオカミの腹を柄の先で突く。さらにそのまま杖を振り、先端で反対側にいたオオカミの頭を殴打。手をスライドさせて持つ部分を瞬時に変える事で、遠い相手には槍として突き、近い相手には鈍器として殴打を加える。
「うっとうしいですね‼」
一瞬できた隙を見逃さず、地面に杖を突き立て魔力を一気に流し込む。
「『闘士灰燼』!!」
地面から噴き出したエネルギーの奔流が、キングブラックの周りにいた相手を飲みこんだ。
「魔法ってのはね。こういう使い方もできるんですよ……!」
「くっ、数で攻める作戦は通じないか……! オデッサ!」
「なっ……」
アデリアが見上げるのはキングブラックの上空。そこには大剣をかまえ落下してくるオデッサの姿があった。オオカミたちがキングブラックの気をそらしている間に、桜耶が打ち上げていたのだ。
「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ちっ……!」
オデッサが放つ渾身の一撃を、杖を構えて受け止める。素材である黒樫本来の耐久度であれば、落下の勢いが乗せられたオデッサの剣を止めるなど不可能だが、キングブラックの
しかし。
「甘く……! 見ないでよねっ」
「くっ……⁉」
オデッサの一撃が黒樫の杖を真っ二つに切断、そのまま振り下ろされた剣が、キングブラックの体の寸前を通過する。
「オデッサに続け! 一気に畳みかけるぞ!」
間髪入れず、薙刀を持った蒼桐が突進をかける。
「そんなに死にたいのなら、望み通りにして上げますよ!」
使い物にならなくなった半分を投げ捨て、短くなった杖の先を蒼桐に向ける。
「『落日を宣する魔弾』+『闘士灰燼』!! 灰になりなさい!」
莫大な魔力を一点に集中させ、一気に放出。放たれたレーザー砲に対し、蒼桐は避けることなく盾をかまえる。
「絶対止められないわよ! 『ライアーハート』!」
「妾の舞、しかと見よ。『鬼祓いの護詠』」
攻撃が盾に当たる寸前、現れた二つの障壁が魔砲の威力を和らげた。
それでも一人で抑え込むには強すぎる攻撃。蒼桐の固く結んだ口から一筋の血が流れ出す。
「ぐ……うぅぅ……!」
魔力が空間に発散し、紺碧の光が途切れた瞬間、無数にひびのはいった盾はボロボロと崩れだす。その様子はまるで、とっくに限界に達していた盾が主の無事を見届け、本懐を遂げた事に満足して逝ったかのようだった。
「『泉精氷花』! 今です!」
同じ両手杖の使い手であるクレネは、一度に大量の魔力を消費したキングブラックの一瞬の硬直を見逃さない。蒼桐の後ろから飛び出ると、杖から吹雪を喚び出す。
「この程度、私の炎で……⁉」
一歩踏み出そうとしたキングブラックは異変に気付いた。足が動かない。
「私は泉の精。水を操るのが本来の力です。まとわせた水を凍らせて、あなたの足を封じさせてもらいました……!」
「よくやった、クレネ!」
「一気に決めるわよ!」
オデッサと桜耶が駆ける。
(このっ……! いえ、まだです。奴らが十分近づいてきたところで「闘士灰燼」で氷を砕きながら奴らを巻き込めば――!)
しかしその瞬間、キングブラックの手から杖が滑り落ちた。
(なっ――! 力が、入らない……⁉)
「止めたのは足だけだと思うたか。鬼をも崩す神経毒、かするだけで指一つ動かせないじゃろう」
神殿の高みから初芽が呟く。混戦の中、普通の人間なら誤射を恐れて射る事などできない距離だったが、初芽は過たず毒矢をキングブラックに当てた。身体能力と五感が常人より優れた白狐だからこそできた芸当だろう。
「考えていた動きが崩されると動揺し、立て直しが出来ない。そうなれば後手に回るだけじゃ。全ては経験の差。いくら力があろうが、それではわしらには勝てんよ」
「『嘘心の黄泉歌』……!」
魔力を体内で変質させ、自身の周りに鎧のように纏い防御を上げる。それがキングブラックにできる唯一の事だった。
「『剛姫一閃・散桜の型』‼」
「『レオネッサ・ラッシュ』‼」
「がぁっ⁉」
オデッサと桜耶の剣戟がキングブラックを撃つ。高い破壊力を誇る大剣の二撃は、キングブラックの膝をつかせるのに十分な威力だった。
「よしっ! このままとどめを――」
「舐めるなぁっ‼」
その時、キングブラックが吼えた。
直後、業火の波がオデッサ達を飲みこむ。
「雑魚も群れればうっとうしい事この上ないですねぇ……! 考えが変わりました。まずはあなた達の屍を踏みにじってからレイナ・フィーマンのところに行きましょう……!」
「うっ……⁉」
キングブラックの雰囲気が明らかに変わる。見るもの全てを圧し潰すような圧倒的なオーラに、その場にいた全ての人間が気圧され、一歩も動けなくなる。
「『シャーウッドの疾風』!」
その拘束を打ち破ったのは、ロビンフッドの凛とした声だった。
「ふんっ!」
複雑に絡み合いながら進む三本の矢。キングブラックはその場から飛びのき攻撃を回避する。
「やっと来ましたか……」
「皆、助かった。ここは俺に任せて神殿の中に戻ってくれ」
ロビンフッド――シェインはそう言いながら、矢をつがえる。
「久しぶりだな。キングブラックコッコちゃん。懲りずに出てきたと思ったらこんなバカな事をしでかすとは……」
「ふん。分かってるなら正体を隠す必要もないみたいですね。……いかにも、我こそが、ぶるぁぁぁぁぁっくコッコちゃんである!」
「……あれ? なんか足りなくないか?」
「こっちにも事情があるのだ。あのにっくき巫女を倒すまでは、我はただのブラックコッコちゃんだ!」
「……はぁ」
まぁどうでもいい。シェインは矢継ぎ早に射かける。
「もう一人は侵入できる場所を探しているのか? 生憎だが、神殿の周りの警備は万全だ。お前が囮になったところで、入れる場所など何処にもない!」
「囮……か。悪いがそんな事をするつもりは毛頭ない」
矢を避けながらキングブラックは笑う。
「あいつにはそんなもの必要ないのだからな……」
シェインが会敵したのとほぼ同時、轟音が神殿を揺らした。それを聞いてエクスは慌てて立ち上がる。
「まさか、もう一人が⁉」
しかしおかしい。神殿の周りの警備は万全だ。どこから侵入しようとも戦闘は必至。なのに戦闘の報告はおろか、戦闘の音すら聞こえてこなかった。
となれば考えられる手段は二つ。地面を掘って下から急襲したか、
「上からか……!」
無論、神殿の周りの警備は上空も警戒していた。しかし、彼らが想定していたのは、羽や道具などを使った飛行による侵入。跳躍による高速移動など考えてもいなかったし、たとえ考えていたとしても侵入前に知らせる事は不可能だっただろう。
「陽動の真の狙いは外に意識を向ける事か……!」
外を警戒すれば、それだけ中が薄くなる。あえて時間差で攻撃を仕掛ける事で、相手を誘導しようとしたのだ。
(頼む。無事でいてくれ……!)
音がしたのは四神官のいる方角だ。
ここから侵入したと思われる、大穴が開いた部屋を抜け、破壊の後をたよりに通路を走る。それは大広間まで続いていた。
「っ……!」
大広間に入った瞬間、無意識のうちに栞を持ち臨戦態勢に入る。
中にいたのは、床に倒れ伏す四神官。そして、その奥にいる女。女はまるでエクスを待っていたように、足を組んで、椅子に座っていた。
「エ、クス……様……。申し訳、ありません……。力及ばず……」
一番近くにいたイストスが途切れ途切れにそう言いうと、そのまま意識を失う。
その近くには粉々になった盾だったものが散らばっていた。
他の三人はすでに気絶しているようだ。
(どうする……?)
今戦いになれば、四人を巻き込んでしまうのは避けられない。しかし、四人を安全なところまで連れていくのをあの女が見逃してくれるとも思えない。
葛藤するエクスの心を読んだように、女が言葉を発する。
「連れていくなら連れていけ。そいつらが心配なのだろう?」
「……いいのか?」
「あぁ。それくらいは待ってやろう。それに……」
女の口角が吊り上がる。
「お前とは、もう一度話をしてみたいと思っていた」
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