第七話 妖刀VS魔剣
「ぐっ!?さっきカレーを食べたばかりなのに……腹が!?」
「ふふふ、
「そんなわけないじゃない!」
「あるんですよ!なぜなら!」
ハッとして周囲を見渡す。先程まで集まっていた『生産者の顔面暴力』のファンがいない!?……ランチ買ってる!?
「お腹が空けば当然!食事を摂りにいくんですねぇ!」
「ファンが
「これこそが
「だからマナーマナーってねぇ……アンタの
「え、そんなこともわからない?姫なのに?」
「ムキー!!!」
お姫様は目からハイビームを出しながら怒り心頭の様子。……仕方ない、この場を納めないとな。
「姫様、バックしてくれ」
「ピザムライ……!?アイツに勝てるの!?」
「ああ勝てるさ。俺はピザムライだからな」
体内で
「
「何!?貴方もピザソード使いでしたか!」
「「なんだこの美味しそうなピザの匂い!」」
「「モチッジュワットロッとしたイメージが溢れてくる!」」
「「想像だけでお腹いっぱいになるー!不思議ー!」」
俺の
「うあぁぁぁ!?肉体に直接
……んん?
って、拓男が
「あぶな!落ち着け!」
「落ち着けますか!
「強いられていたのか」
キィン!
「そんな完璧な
「命じられたのか」
カァン!
「さらに書籍で得た印税で全国各地のアイドルグループを支援し、そのオタク共に両親から学ばされた正しいマナー教育を施すという事前活動までしているというのに!」
「学ばされた……」
コォン!
「おい拓男、一つ質問だ。
「まだわかりませんか!さっきから言っているでしょう!
「よしわかった」
「拓男、お前本当はマナーにうんざりしているんだろう?」
「ぐぅ!?」
鋭い一撃を腹に叩き込む、拓男は意識を失った。
*
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