自傷行為をするようになって。


 助けて・・・。


私は、どこかで、そう思っていました。


今思えば。


自傷行為も、その表れだったのかもしれません。


いつから、しだしたのかは覚えていないのですが。


たとえば、爪をぎりぎりまで噛む。


舌を噛む。


そういったことも、その始まりだったのかもしれません。


手首を切ったのは、一度だけでしたが、衝動的なものでした。


姉と母に、凶器のように文句をぶつけられ。


部屋に逃げ込んでも、聞こえるように、そうされて。


私は隠し持っていた、カミソリで。


何度も、何度も、腕を切りつけました。


あああああーーーーーーーーーーー!!!


って叫んで。


布団を投げつけました。


何度も、何度も。


冷静になって、自分で処置をしましたが。


すぐに親にばれました。


母親の一言は。


「その傷、自分で直しや。」


それだけでした。


父親は、それを見て。


「御嫁に行かれへんな。」


それだけでいた。


ねえ。


助けて・・・。


誰か、助けて、助けて、助けて....!!



 風邪をひいても。


病院に連れて行っても回復せず。


看病しても変わらず。咳をし続けて、うるさい!と怒鳴られ。


一晩中息を止めて過ごしました。


インフルエンザになったら。


物をぶつけられ。


体調管理ができないことを責められました。


助けて。


誰か、助けて・・・・。


毎日、そう思ってました。


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