@aikonism


自己満足と呼ばれるただそれだけのもの。

これは私にとって「苦しみのおすそ分け」。


私が、電車の中で、楽しい時間のふとした瞬間に、深夜に感じているすべての、

胸を締め付ける感情を一つ残らず、あなたに分けてあげたいと思った。


そのためには、私には言葉が必要だった。

あなたの中に私を刻み込ませるのに、言葉だけがそれを成し得た。


私の考えるすべてのことが言葉にできたなら、そしてそれをすべて垂れ流せたなら、

私はこんなに苦しまないで済むのに。


「言えない」ということがこんなにもどかしいなんて。

「言わない」という美学に賛同する自分もいるなんて。


綺麗な空や澄んだ夜は、私を酷く切なくさせる。

絞り出す言葉はどれも弱々しくて、まるで作られたポエムのようにこそばゆい。

どれも本音なのに、どれも格好悪いだなんて。

いつからこんなに弱くなったのかを考えるのは、とうの昔にやめた。


言葉であなたを揺らがせたいのに、うまいことはいつも言えない。

私は言葉を紡ぐのが下手だから。

あなたに伝わるかどうかはわからないけれど。


私はここで叫んでいます。


本当のことなんて、わかってほしい人がわかっていればそれでいい。

それがあなたでありますように。



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