大沢朔夜の雑記

「誰も書いたことのない物語を書きたい」

それが、自分が小説を書く上でのモチベーションでした。

「でした」と過去形にしたのは、もはやそのモチベーションさえ萎えてしまっているかもしれないからです。

かつて自分は、今までになかったようなオリジナリティのある物語を書くことに意欲を燃やしていました。

しかし現在はスランプに陥っていて、そもそも物語のアイディア自体を思いつきにくくなっています。

だから、「誰も書いたことのない物語を書ける」という自信も失いかけています。

だったらいっそ、どこかで見たようなテンプレ通りの物語を書くべきかもしれませんが、そういう物語はなおのこと思いつきません。

だからこのまま、どんな物語も書けずに八方ふさがりに陥ってしまうかもしれません。

愚痴ばかり書いていてもしょうがないので、じゃあどうしたら新しい物語を書けるようになるか、ということについての現時点での考えも書きます。

少なくとも今は、既存の作品を批判的に見ることや、現実の世の中のニュースを見ることなどで、新しい視点の物語を思いつくかもしれない、と考えています。

物語を思いついたところで、それを長編小説に育てられないという問題も自分は抱えていますが、それは本記事の話題からそれるのでひとまず置いておきます。

今日は、前向きなタイトルで始めてみたものの、本文はまた愚痴っぽくなりました。

しかし、前向きな方法論も一応書いたので、よしとしておきます。

誰も書いたことのない物語をまた書けたらお届けするので、その時はよろしくお願いします。