気負いは創造性の敵

創作(小説やエッセイなど、あらゆる創作を含む)をしていると、思わず気負ってしまうことがあると思います。

「面白く書かなきゃ」とか、

「文字数を膨らませなきゃ」とか、

「うまく構成しなきゃ」とか、

「早く完成させなきゃ」とかいう風にです。


もちろん、責任を持ってコンテンツを世に出すなら、ある程度の緊張感を持った上で創作に臨むことは必要です。

しかし、上に挙げたような気負いが強すぎてしまうと、かえって創造性が萎縮して、面白いコンテンツや分量のあるコンテンツを作りにくくなってしまうのではないか。最近、そう考えています。

現に自分は、去年一年間三本の小説を書きましたが、気負った状態で書いたためか、どれも新人賞の規定枚数に到達させることはできませんでした。


だから最近自分は、気負ってしまっていることに気付いたら、ちょっとため息をついたり、立ち上がって伸びをしたり部屋の中をうろうろしたりして、気持ちをリセットすることにしています。

そうすることで、少しは創造性が回復するかな、と思っています。

この記事も、最初は一四〇字超えるかどうかさえ不安でしたが、気負わずに実際書いてみると、意外と五〇〇文字超えました。


この記事が読者様にとって、創造性の敵である気負いを捨てる手助けになれば幸いです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る