時代の変わり目に勝ち馬に乗れるか?

最近、「るろうに剣心」(るろ剣)のアニメのリメイク版を見ています(原作は読んでいなくて、旧アニメは見ていたものの内容をほとんど覚えていません)。

言わずと知れた、幕末に維新のために人を斬り、明治にも不殺の信念を掲げて人を守る剣客・緋村剣心を主人公とした物語です。


「るろ剣」は明治の割と初期の時代を舞台にしているので、幕末から明治初期の混乱の時代を生き抜いたライバルたちが出てきます。

その中には、旧幕府側について戦った人たちもいて、敗れた側にも敗れた側なりの正義があったことをうかがわせます。

実際に明治維新で勝ったのは維新勢力・新政府の側ですが、きっと当時の人たちには、彼らと旧幕府側とどっちが勝つか分からなかったと思います。それでも、どちらの勢力についた人たちも、自分たちが勝つと信じていたかもしれません。


そういう、時代の変わり目に自分は勝ち馬に乗れるのだろうか、という懸念をしています。

特に、今の人類は、AI時代という明治維新より大きな変化に直面しています。その中で自分は、AIを積極的に受け入れて活用する人たちが「勝つ」だろうと思っています。

しかし、その変化に自分自身乗り遅れてしまうのではないか、と懸念しています。また実際、何をどうすれば「勝ち」なのかについては、時間が答えを出してくれるのを待つしかないのかもしれません。

もっと言えば、幕末の人たちと同じように、誰もが己が信じる道を進むしかないのかもしれません。


この変化の時代に、読者の皆様が納得できる道を進んでくださることを願っています。

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