精神論大好き日本人
自分は技術的特異点(または「シンギュラリティ」。テクノロジーの進歩が速くなりすぎることで、世界が別物になってしまう時代のことです)が来ると信じています。
その時代には、我々人類がテクノロジーに魂を呑まれないよう、テクノロジーを主体的に扱う魂の力が重要になると考えています。
そういう記事を書こうと思っていて、自分も精神論が大好きな日本人の一人なのだな……と思いました。
日本人の欠点として、精神論に走りがちなところがしばしば挙げられます。
日本の漫画やアニメなどでも、主人公と敵が必殺技をぶつけ合って、主人公が気合を入れると攻撃力が上がって競り勝てる……みたいな場面がたまにありますよね。
そういう精神論は、何も解決しない不毛な努力へと人を導いてしまうことがあります。
とはいえ、精神力が必要ないわけではありません。
人間、何かしらの課題に挑むには、まずは困難にぶつかっていく意志の力が必要になります。実を言えば今の自分自身、この記事の次の文章をひねり出すために、意志の力を必要としています。
それに、最初に例に挙げたシンギュラリティの時代だと、我々の精神のありかたを左右するテクノロジーの力(例えば、脳を電気刺激して精神疾患を治療したり感情をコントロールしたりするなど)も、我々の精神のありかたを反映するテクノロジーの力(例えば、人がイメージしたままの画像や仮想世界を作る技術が登場するなど)も強まると思われるので、やはりテクノロジーを正しく使う精神力は重要になると考えます。
この記事も、精神力でここまで文章を膨らませられました。
もちろん極端な精神論は害になります。
しかし、やはり精神力は必要だということを、この記事がお伝えできていれば幸いです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます