先日、墓参りのために実家に泊まりました。

自分は半年ほど前から一人暮らしを始め、自立した大人に生まれ変わるための痛みを味わっています（https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16817139559022793971）。

一方、曲がりなりにも生み育ててくれた親たちと一緒に過ごしている間は、親に守られる子供に戻れている気がします。34歳の、もう「おっさん」と言える大の大人になっても、です。

例えば、

・母が作ってくれたご飯食べたり

・母に家事の一切をやってもらったり

・両親と一緒に墓参りしたり

・父に外食おごってもらったり

・母に靴や服を買ってもらったり

・父や母とただ一緒にいるだけだったり

・父の車で一人暮らしの自宅に送ってもらったり

すると、一人暮らしにつきまとってくる「一人で生活を回さなければいけない」という緊張感を忘れられるのです。

両親もそろそろ年金暮らしが近いですし、第一いつかはこの世を去ります。だから、いつまでも親に甘え続けることはできません。

それでも、甘えられる間は、たまには甘えてもいいかな、と思います。月並みに「親のありがたみ」を感じて、正直少し悔しいですが……。

大人になるためにもがいたり、たまに子供に戻ったりする自分を、これからも見守っていただければ幸いです。

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