焦りすぎてるのかなあ

自分はここ四年半ほど、どこにも雇われずに、

「一、二年後には自力で食べて行けるようにならなきゃ……!」

という焦りを持ちながら、個人事業主をやったりラノベ新人賞への応募を続けたりしてきました。

その、自力で食べていける「一、二年後」が、四年半経っても来ていません。


自分は大量の物事をてきぱきこなせないから、どこかに雇われて働いていたら、自分の事業や創作をやる時間を十分に取れなくなる。そう考えて、最後のバイト先から雇い止めを受けてから、バイト一つしてきませんでした。

それでもなお、自力ではお小遣い程度の稼ぎも得られていません。当然、貯金もほぼ常に減る一方で、この四年半の間に父から二回もまとまったお金をもらったから、今もどうにかもっています。

だから、自分の稼ぐ力が弱いことを認めざるを得ません。


自分が成功できない原因の一つは、実家で生活していることによるストレスであると、ここ一年ほどやっと認められました。

しかし、それはあくまで原因の「一つ」に過ぎないかもしれません。つまり、実家を出ても自分の能力は大して上がらないから、結局事業や創作で成功するどころか、生存するだけで精いっぱいの生活が待っているだけかもしれないという、嫌な予感もしています。


それでも今のところ、今年の秋までに実家を出る予定です。正直に言えば今までも出たかったのですが、経済的な不安からためらっていました。

だから、「今実家を出ないと、また何年も「お金の面が不安だから」って理由で出られない……!」という焦りを、今の自分は持っています。

能力が高い人だったら、そういう焦りを上手くエネルギーに変換して結果につなげられるかもしれません。

しかし自分の場合、どうもその「変換効率」が高くないようです。だから昔から、焦る割に行動量が少なくて、成果が出てこないことが続きました。

だから、実家脱出も焦らないで、今年の秋までにできる見通しが立たなければ、また次の機会に延期したほうがいいのかもしれない。自分の事業や創作で成果を出すことも焦らないで、ある程度お金溜まるまでまたバイト生活したほうがいいのかもしれない。そういう諦めが、心の片隅に巣くっています。


今回の記事も、つらつらした愚痴になりました。

実家脱出に向けた焦りと、それに対する諦めのどちらが正しいかは、これから分かります。

どちらの正しさが証明されるか、読者様にも見守っていただければ幸いです。

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