弱みを出しまくってよかったなあ

1年ほど前から、自分の弱みをネットに出しまくってきました。


正直に申し上げると、当初は(というか最近でもたまに)、

「親のすねかじってるくせになんで文句ばかり言ってるの?」

「疲れた疲れた言って休みすぎ。甘ったれすぎ」

「弱音で人の気を引こうとしてるの?」

みたいな「ありがたい」批判を受けることを心配していました。

しかし今のところ、その心配は実現していません。


自分が炎上するほど影響力ある人物ではないため、上に書いたような批判的な意見を持たれるかたがいても、わざわざ書かないだけかもしれません。

とはいえ一方で現実には、優しい言葉をくださるかたは、たまにいます。だから、世の中には意外と、傷口に塩を塗ってくる人より、人の弱みを受け止めてくれる人のほうが多いのかもしれない、とも感じています。

そういうかたたちの優しさをいただくと、砂漠でオアシスを見つけたみたいにほっとするので、

「弱みを出しまくってよかったなあ……」

と、今は思っています。


ただ、ネットに弱みを出すことについて、以下の二点を忠告しておきます。

・人の心の隙間に付け込もうとする、悪意ある人には気を付けること

・自身の弱みとうまく折り合いをつけつつ、前向きな姿勢を示し続けること

前者は何かしらの実害を避けるため、後者は表現者としての信頼を保つために、どちらも必要です。


そういう注意点はありますが、やっぱり弱みを見せることで、人の優しさを感じられることを自分は経験として理解しました。

だから今日は、自分の弱みを受け止めてくださる皆様に、感謝を捧げます。

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