怒りが薄れてきました

最近、はらわたが煮えくり返るような怒りを覚えることが減ってきたなぁ……と感じます。


例えば去年の自分は、某テレビ局の某チャリティ番組を見て、

「どうして不自由な身体の人たちを不自由な身体のまま頑張らせるんだ? どうして機械式の義肢への投資とか、身体の不自由な人たちを助けるための建設的な話をしない?」

といった怒りで頭がいっぱいになって、テレビを殴りたくなったほどです。


しかし今年の自分は、同じ番組を見ても、

「身体の不自由な人たちのためになるかは置いといて、こういうみんなを元気にするお祭りがあってもいいか……」

くらいに思えるようになりました。


最近、両親のどうしようもない部分についていろいろと諦めてきたうえ、そういう諦めを持つ自分自身の冷たくて嫌な部分も受け入れてきたこと。それが、怒りが薄れてきた理由かもしれません。

それがいい変化なのか悪い変化なのか、まだ分かりません。

一つ言えることは、ラノベ新人賞で3次選考まで残った作品を書いたとき、自分は今よりもっと怒りで満ちていました。そのため、物語に対して魂を削るくらいの気持ちが入りました。

一方今では、その頃より精神的に落ち着いているため、気持ちばかり焦って行動できない……と言うことが減っています。言い換えると、前よりは余計な不安を持たず、早く行動できるようになりました。


今回は、偉そうに教訓めいたことを垂れ流す気にはなれません。

それでも読者様には、これからの自分の変化を見守っていただき、何かしらの教訓を拾っていただければ幸いです。

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