何をしてきたんだ……

タイトルに書いたことを、よく思います。


例えば何かの競技の世界で、10代で大人顔負けの活躍をしてる人を見ると、32歳手前で未だに自分のスキルで生計を立てていない自分と比べて悔しくなります。

よって、

「自分はこんな歳まで何をしてきたんだ……」

と思います。


それと最近だと、長編小説の進捗がかなりよろしくありません。

当初は、本文の執筆は2か月で終える……と想定していました。

しかし今回いろいろな悪条件が重なり(そして自分自身、執筆を諦める日もあって)、6月半ばに書き始めたのに未だに書き終えていません。

特に梅雨時は、なかなか次の文章が浮かんでこないのに原稿に向かい続ける……という不毛な状態が続き、やっと一日一ページ進むことが当たり前でした。それくらいなら、読書するなり映画を見るなりしたほうがよかったのでは? と後悔しています。

よって、

「梅雨時から今までの2か月弱、何してきたんだ……」

という思いにとらわれることが、最近あります。


しかし当たり前のことですが、無駄にした時間は取り戻せません。だからいつだって、これから挽回するしかありません。

人生全般のことで言えば、「何者かになろうとあがいてる10代の若者を、自分は今やり直してる」と20代の終わりごろから思っています。

また小説のことで言えば、今までも当初の想定より大幅に完成が遅れることはありました。だから今書いてるやつも、(途中で手こずったりだらけちゃったりして進まないことも含めて)できるだけのペースで、できるだけ早く完成させるだけです。


一応未来志向なことは書きましたが、要するに今回の記事は後悔の吐露です。

後悔の気持ちを、ある程度気が済むまで味わうのは悪くない、と個人的に思っています。

何か後悔を抱えられているかたの気持ちを、この記事が和らげられれば幸いです。

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