多少嫌な奴でもいい
毒親問題について書くことは、悪く言えば、家族の悪口を書くことです。
だから、他の人の毒親ブログを読んでいても、読みすぎると共感より不快感が上回ることはあります。
自分自身、家族の(特に母の)悪口ばかり書いて、すっきりする気持ちより嫌な気持ちが上回ることはあります。
しかし、毒親問題について書き出した時点で、
「内心では家族の悪口でいっぱいだという、自分の嫌な部分もさらけ出していこう」
という覚悟が、きっと固まっていたと思います。
それに、そういう嫌な部分も程よく持つ人のほうが、「厳しい家庭環境のおかげで今があります! だからいつも家族への感謝にあふれてます!」みたいな「いいこと」しか言わない聖人君子より人間味があるのでは? と思います。
自分の嫌な部分に自覚的であるなら、
「自分が100%正しい! 全部家族が悪い!」
みたいな調子で毒を撒き散らして、ただの嫌われ者になることは避けられるかもしれません。
そういうバランス感覚を持ちつつ、読者様にも、ご自身の嫌な部分を許容していただければ幸いです。
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