1次落選でも、もう悔しくない

今年4月頭に新人賞に出した長編が、1次落選しました。

そんな箸にも棒にもかからなかった結果を見て、正直自分は悔しさより「まあこうなるよね……」という納得を感じました。


去年までは、1次落選したら絶望したり悔しがったりできました。

そういう気持ちがない今、良く言えば気負わなくなったのかもしれません。一方悪く言えば、情熱が薄れてしまったのかもしれません。


今回落ちたやつも、執筆当時の自分なりに精一杯書いたつもりです。しかし、その「精一杯」の気持ち自体が弱くなっていることを、結果が証明しています。

思えばここ3年ほど、リアルで楽しいと思えることが減って、それが創作にも響いているのかもしれません。

だから、そろそろまた生活に変化を作るべき、という問題意識を持っています。


ときどき諦めの境地に達することもありますが、物語を創ることは自分の生きがいです。だから、どうにか盛り返したいと思っています。

今まで続けてきたことを、続けるか辞めるか。そういう葛藤をお持ちのかたは、ご自身がそれを続けたい理由/辞めたい理由と、じっくり向き合ってみるといいと思います。

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