「いい加減にせんね!(いい加減にしなさい!)」
タイトルは、怒られるときに母によく言われる言葉です。
自分もティッシュの使いすぎ、手洗いしすぎ、あまり暑くない時にクーラーをつける……などの生活上の問題で、母にときどき怒られます(ちなみに母の機嫌が悪い時に怒られやすい気がします)。
そういう時、確かに自分にも非がある場合はあるのですが、
「いい加減にしろ!」
という怒りかたをされると、
「(今までもさんざんこんなことがあったから)いい加減にしろ!」=「あんたには普段から迷惑ばっかりかけられてる!」
というニュアンスを、どうしても感じてしまうのです。
加えて、母は特に機嫌が悪い時「(あんたは)自分のことしか考えとらん!」とかいった人格否定的な台詞で追い打ちもかけてきます。
小さい頃、母にどういう叱られかたをしてきたのか、今ではよく覚えていません。
しかし、おそらく上に書いたような、普段の自分の生活態度や人間性まで非難するようなことを言われてきたから、
・「自分は人に迷惑をかけて嫌われるだけの存在だ……」という、悪いセルフイメージをぬぐえない
・他人に何か注意された時、自分の全てが否定されたように思いこむ
などの「後遺症」が残ったのだと思います。
だから、母の怒りかたを反面教師にするなら、
・他人から注意される時、普段の態度や人格まで非難されたら「相手の注意の仕方がよくない(というか、感情的に怒ってるだけな)のでは?」という思いを否定しなくていい
・他人に注意をするときは、目下の問題「だけ」について、具体的に「こう改善してほしい」ということだけを注意する
などを心がけるといいと思います。
読者様が他人から注意される時・他人に注意したい時、この記事を思い出していただければ幸いです。
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