心を守るために、逃げる権利
タイトルに書いたようなことは、近年よく言われるようになってきたと思います。
自分の経験からも語ってみるので、それが読者様にしっくりくれば幸いです。
自分は今までの人生で何度か、勉強なり仕事なりがうまくできなくて、同じ人に何度も怒られる、という時期を経験してきました。
そういう時思っていたのが、
「勉強or仕事ができない自分が悪いのだから、辛い状況や嫌に感じる相手から逃げてはいけない。逃げることで自分の心を守る権利が、自分にはない」
ということです。
しかし、逃げずに耐えていたところで、ストレスが溜まることで余計に勉強や仕事ができなくなる、そしてストレスが溜まり続けていつしか自分の存在価値さえ感じられなくなる、という悪循環に陥っただけでした。
特に派遣の仕事でそういう悪循環に陥った時は、ほとんど気が狂いました。高所から飛び降りたい衝動に襲われたこともあったほどです。
その仕事は(もともと長く続ける気がなかったので)一年で辞めましたが、我慢してもっと続けていたら、取り返しのつかないことになっていたかもしれません。
だから言いたいのは、自分の心を守る権利が、誰にでもあるということ。
心が壊れてしまいそうなほど辛い状況が続くなら、自分が正しいか悪いかなんて考えずに逃げて、別の道を探していいということです。
自分は幸い、最悪の事態に陥る前に逃げられたので、今この記事を書けています。
この記事をきっかけに、一人でも多くのかたが心を守る権利を行使してくだされば幸いです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます