『小さなお話し』 その50

やましん(テンパー)

『からおけ』


『このおはなしは、フィクションです。』


          🎶



ネコママ


『みなさま、本日は、第1回からおけ大会にゃ。各生き物から、エントリーいただきました。感謝いたします。にゃんこ。』


客たち

『わ〰️〰️かえれ〰️〰️〰️〰️‼️』


ネコママ

『では、審査員のご紹介です。

 

 まず、やましん先生。』

 

客たち

『うわ〰️〰️〰️❗ピーピー。やんやややんや。やましんかえれ〰️〰️〰️😃』

 

ネコママ

『え、かえれ〰️〰️、というのは、カラス族の、歓迎のことばにゃんこ。そうして、ごき大将。』


客たち

『ごきごきごきごき〰️〰️〰️〰️‼️大将、かえれ〰️〰️〰️〰️😃ばんざあい❗ピーピーピー』


ネコママ


『そして、どぶネズミ一郎、イエネズミ一郎の人気にゃんこ漫才コンビ❗』(ネズミさんが、にゃんこのまねをして、おお当たりしているのだ。)


客たち


『ちー、ちー、ちー、ちー〰️〰️❗わ〰️〰️かえれ〰️〰️😃』


ネコママ


『それと、はとじろさんと、カラスだえもんさん。』


客たち

『カー、カー、カー、ポッポ❗〰️〰️〰️。ピーピーピー❗チュ〰️〰️〰️、チュー、カー、かえれ〰️〰️😃やんやややんやあ!ぎりぎり❕』


ネコママ

『では、始めましょう。一番のかたから、どぞ。』


ごきやすざえもん

『一番、ごき木のこもりうた。』


客たち

『うわー。かえれ〰️〰️』


ごきやすざえもん

『ぎぎぎ、ぎぎぎ〰️〰️ぎ、ぎりぎりぎーり、ぎーりぎり〰️〰️〰️』


ごきたろう  

『しみるね〰️〰️、ごきは、九州出身でごあす。』


ごきしんたろ

『ちかいね。ごきは、やまぐちぞね。』


ごきやすざえもん

『ぎぎぎ、ぎーぎーぎ〰️〰️➰ぃいいり、ぎぎぎ〰️〰️〰️〰️➰〰️〰️り〰️。』


かね

『かん、かん〰️〰️❗』


ごきしんたろ

『ふたつだ。審査員、厳しいな?』


ごきたろ

『やましんさんは、公平か、ごき?』


ごきしんたろ

『人間は、ほかに、出てないから、まあ、そだろ』


ネコママ

『はい〰️〰️〰️〰️。ごくろさまにゃんこ。つぎのかたあ。』


カラスばんちょう

『二番。ななつのカラス。かあ〰️。』


客たち

『どわ、〰️〰️! かえれ〰️〰️。かあ〰️‼️』


カラスばんちょう

『かあ〰️〰️かあ〰️〰️か〰️〰️、なぜか〰️〰️か〰️〰️かあ、か〰️〰️かは、か〰️〰️か〰️〰️かあ〰️〰️⤴️⤴️』


からすじろ

『ぐすん、ぐすん。かーさん❗』


カージンゴ

『ぶぁ〰️〰️か。なくかよ。またく。ああ、よしよし。』


かね

『かかかかかかかか、かん、かん、かん〰️〰️‼️』


からす族一同

『やたあ。合格かあ〰️〰️‼️かえれ〰️〰️❗』


ネコママ

『おめでとうございます。良かったですね。お名前は?』


カラスばんちょう

『あの。カラスばんちょうです。』


ネコママ

『はい〰️〰️カラスばんちょうさん、拍手〰️〰️❗。』


客たち

『どぎょわ〰️〰️かえれ〰️〰️❗』


ネコママ

『はい、つぎ、のかたあ。』


はとさぶろ

『三番。〰️〰️』


カージンゴ

『くそ、でたぞ。かたきめ。』


はとさぶろ

『〰️〰️歌劇リゴレットより、『女ごころのうた』』


客たち

『ひぇ? なんだ、そりゃ?』


やましんさん(内心で)

『ほほほ、レッスンの成果や、いかに?』


はとさぶろ

『ポッポッポ、ぽ〰️ぽぽ〰️〰️、ポッポッポ、ぽおぽぽ〰️〰️❗ぽ〰️ぽ〰️ぽ〰️、ポッポぽ〰️』


カージンゴ

『こりゃ、人間のうたか?』


ネコママ

『はいにゃ。人類がほこる、ヴェ〰️〰️ルディさんにゃんこ。』


カージンゴ

『ヴェ〰️〰️ルディだか、ヴォ〰️〰️ルディだかしらねーが、くだらん。ガー❕』


ネコママ

『そこが、あなたの、良くないとこよ。楽しみなさい。楽しんで、死ぬのが、にゃんこな命なんだから。』


カージンゴ

『ふん。権力にすり寄らずに、楽しくは生きられない。かあ〰️〰️‼️ あいつも、やましんさんも、ば、かあ〰️〰️だ❗』


はとさぶろ

『ぽおぽお〰️〰️ぽおぽお❗ぽ〰️〰️おおおお、ぽ〰️〰️お〰️〰️➰〰️〰️➰☺️〰️〰️➰おおお〰️〰️〰️〰️⤵️、お〰️〰️〰️〰️おおおお、⤴️⤴️お〰️〰️〰️〰️〰️〰️、、⤴️⤴️‼️お〰️〰️〰️〰️〰️〰️‼️』


客たち

『やんやあ、たかさごや〰️〰️〰️〰️かえれ〰️〰️❗ピーピー❗やんやあ、‼️かえれ〰️〰️どゎわ〰️〰️。ば。かあ〰️〰️。にんげんびいきめ〰️〰️〰️〰️かえれ〰️〰️。ぎょあ〰️〰️。チュー😽‼️』


ネコママ

『はでに、騒ぎになった、にゃんこ。』


かね(叩き役が、乱闘に参加したので、やましんさんが、打った。)


『かんかんかんかん、かんかんかんかん、かん、かん、か〰️〰️〰️〰️ん‼️』


客たち

『おぎょわ〰️〰️かえれ〰️〰️❗おぎょわ〰️〰️‼️すごい〰️〰️‼️かえれ〰️〰️‼️どぎょわ〰️〰️➰❗。ブラヴォー〰️〰️❗ぶー、ぶー❗』


ネコママ

『こりゃ、収集できないわ。にゃんこ。ほっとこ。にゃんこ。』


 カラス族、退場。


 はと族も、退場。


 あと、乱闘の末、みな、退場。


 やましんさんと、ネコママと、はとさぶろ、だけになったのである。


ネコママ

『あらま。みんな、帰っていっちゃった。刺激強すぎたかな? ま、よくある、ことよ。人間のこっかいでも、しょっちゅう、やってるにゃんこ。』 


やましん

『いやあ。まあ、そこが、ヴェルディ先生さ。じゃあ、ママ、『乾杯の歌』やります。一緒に、頼みます。』


ネコママと、はとさぶろ

『あいよ。』


『いざー、いざ、うたえ、たからか〰️〰️➰に、うたえ、うたえ❗うたえ〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️』


〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️❗〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️



 人類と、多くの生き物との意志疎通は、なかなか、まだまだ、困難なようで、ある。


 もっとも、人類どおしでも、困難なんだから、無理ないのである。



        ✨🍻🎶


              おしまい

















 







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『小さなお話し』 その50 やましん(テンパー) @yamashin-2

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