応援コメント

第372話 <リタ 1/2>」への応援コメント

  • 連日のコメントすみません…!
    ヒロインの浄化パワーさすがだな!と思うと同時に、前回のカサンドラちゃんの「どうせ」はこの話題への前振り…?と思うと、三姉妹…とりわけ長女の慟哭は(元のゲームの)カサンドラちゃんが歩んだかも知れない悲しみだったのかもしれない、と思うと遣る瀬無いですね。
    どうせ悪人顔だから、どうせ妾の子だから、と。でも手を握ってくれる人が今のカサンドラちゃんの側には居る。きっと誰よりも、カサンドラちゃんが一番三姉妹に共感できるのでしょうね。
    三姉妹にもいつか…と願うばかりです。そして、元ゲームの悪役令嬢にも、笑

    作者からの返信

    コメントありがとうございます、嬉しいです!

    前話とは打って変わった雰囲気で温度差が大変なことになってしまいました。
    ごく自然に、悪役を望まれた、という視点で見れば三姉妹もカサンドラも同じような立ち位置だったのだと思います。特に三姉妹はメタ的には作者に「悪役」として役割を与えられたのですから、まさしく同じ境遇ですね。
    カサンドラは彼女達の本心を聞くことは出来ません、でも代わりにリタが彼女達が変わるきっかけになれば良いなと思っています。
    人は急に変わることは出来ませんが、誰もが良い方向に進める希望は持っている、そんな物語になるよう書いていきたいです!

    急にシリアスな感じになってしまって、当初の予定とは言え読者さん本当にごめんなさい、と思ってます(汗)

  • 前話から一転。
    誰かを一方的に悪役にしない作者様なので、三姉妹についても理由があるのだろうとは思いましたが、成程。
    父親の盲目的な愛情由縁の方かと思ったいたのですが。
    プライドが高いからこそ自分を守ろうとしてしまうその気持ちはわからないではないですけれど…。
    いじめられるほうにも理由がある、というのはいじめる側の唯の言い訳で、勝手に振りかざしている自分勝手な免罪符でしかないと思っているので。
    作中の「過去に何があろうが、他人を傷つけても良い理由にはならない」という言葉。本当に、その通りですよね。
    キャロル嬢の起点となった時の行動が、その後寄ってたかって心を傷つけられて対人恐怖に近いところまで陥れられるものであったとは思えませんが、お互いに言葉が足りなかった。アリーズ嬢が施しだと受け取ってしまった、思いやりのズレの根本には学園の席次などに現れるこの国の身分格差の空気があったんでしょうね。
    三姉妹は自分達の振る舞いで、より自分の首を絞めて行って。その悪いとわかっている振る舞いにより、周りからの評価が下がった時に、その周りの反応がやっぱり妾の子だから仕方ない扱いとかがあったのかなと。さらにそれを容認する父親の存在で理性で留まることができなくなっていったんでしょうか。辛いですね。
    アリーズ嬢以外の2人はどんな子なのかしら。
    三姉妹と一括りにされている事も、個人として認められていないようでしんどいでしょうね。
    嫌だと思う行動を続けていくのはしんどいことですから。彼女らへ、リタ嬢はどうしていくのか。彼女らはそれにどう対応していくのか。楽しみです。
    彼女らが変わるにせよ、変わらないにせよ。今までの振る舞いのツケは、カサンドラ嬢が今の行動で周りの評価を変えたように。長い時をかけて変えていくしかないですからね。楽ではないのでしょうけれども。

    作者からの返信

    こんにちは、ご感想ありがとうございます!

    今回の話については、三姉妹問題を解決したかったので踏み込んだものにしてみました。ご考察いただいたことがまさしく全てだと思います、読みこんで下さって本当にありがとうございましたm(_ _)m

    ここから先は私見なのですが「これだけの事をしたのだから酷い目に遭え!」って思う気持ちは他の方の作品を読んでいる時、私もよく思うことです。でもそう言う話は物凄く難しいと書く側になると考えてしまうのです。
    何故なら「酷い目に遭って己の行いを反省できる」人は最初からそんなことをしないし、思い知らせるためにやり過ぎてしまえば作品都合での過剰報復になってしまいます。(後味が悪い)
    かと言って反省しない人に対していくら報復しても心に響くことも懲りることもなく、責任転嫁しかせずに鬱陶しい申し開きを聞くだけの展開になりえます。禍根無くスッキリ! という話を書ける方は本当に凄いと思います。

    ただ、リタや三姉妹、アイリスやキャロルを始めとした関係者たちの言動は、あくまでも作品内での各立場を踏まえたものです。
    沢山ある価値観の中の一つですが、それを物語に落とし込んでいければいいなと思っています。

    私もこの次の話が、三姉妹にとっての変化のきっかけになるよう続きを書いていきたいです!
    そう言えば二女と三女は名前さえ出てないな! と気づきました。
    あまり個人名が乱舞すると混乱すると思って書いていなかったのですが、仰る通りいつも三姉妹でくくられるのも不本意なことだと思いました。

    本当に的確な考察をして下さり、作者冥利に尽きます! ありがとうございました!