第369話 晩餐会にて


 ケンヴィッジ邸の晩餐会――食堂に集まる面々に、カサンドラは面食らう。


 王子やカサンドラ、そしてラルフやキャロルなどと言った学園で一緒に過ごす学生達だけではない。

 年嵩の貴族達も夫婦連れ立って多く招待されている。


 アイリスも一度挨拶のために顔を見せてくれたが、招待主ホストなのであちらこちらに忙しそうだ。

 折角の機会だが、今日は彼女とゆっくり話をする時間はとれないかも知れない。

 引き留めてしまうことに、大変な罪悪感を抱いてしまうのだ。


「これはこれは、御無沙汰しております王子。

 そして……婚約者殿、でしたね」


 代わる代わる声を掛けられる自分達も、アイリスの次くらいに目まぐるしい状態ではないだろうか。


 カサンドラはヴァイル派の貴族の顔と名前が中々一致しなくて四苦八苦している。

 去年ガーデンパーティで見た顔も多いが、その数およそ数十名。即座に思い出せるような人数ではない。

 こういう時、今まで中央の社交界と縁遠かったことがマイナスに働くのだと自覚せざるを得なかった。


 王子の隣に立っていると、姿を見かけた者全てが真っ先に挨拶にやってくる。

 その都度王子がカサンドラに分かるように相手がどのような家の出なのか、どんな立場なのか教えてくれた。


 とても分かりやすく、有難かった。

 ガーデンパーティでの様子を思い出すと、その差に戸惑いを感じる。

 あの時は……

 王子の隣に立っていても、心理的距離はどこか遠かった。

 いくら取り繕ってもお互いによそよそしかったし、人を見る目に長けた者は敏感に感じ取っていたのだろう。

 カサンドラを呑んでかかり、不躾にじろじろ見てきたりこちらを試すような発言をされることもあった。

 だから居心地も悪く、早々に王子の傍から離れることになって少し安堵した事を思い出す。


 だが今日は違った。

 ほぼ初対面、会うこともない貴族に対して王子はさりげなくカサンドラの事をアピールしている。

 大体社交辞令で「お綺麗ですね」だの「聡明なお嬢さんだとお聞きしています」だの探り探りに挨拶に来るオジサンたちの出鼻を挫くようにカサンドラの印象を褒めて上げてくる。


 恥ずかしいのでやめてもらいたいと思ったが、その効果か上から目線で値踏みされることが減った――と感じる。

 聞いているこちらは面映ゆくて仕方ない、落ち着かない時間だ。


 しばし来客同士の歓談を楽しんだ後、それぞれの席に案内される。

 和やかな雰囲気の中晩餐会が始まったのである。





 ※




 長いテーブルの席に着いた。

 まるで自分の周囲だけ学園での食堂の並びを思い出させる配置だと内心で苦笑を浮かべる。


 王子が隣に座っているのには、少々慣れない。

 自分と王子に向かい合うように座っているのは、ラルフとリリエーヌ――いや、リタか。

 正面に座るリタの様子を伺うが、カサンドラのフォローや手助けなど一切必要も感じないくらい場に溶け込んでいる。


 幸運にもヴァイル家の長男に見初められた、とても美しいお嬢さん、という大役を完璧に果たしていた。

 カサンドラ以上にジロジロと好奇の目で見られ、時には”当たり”の強い貴族の夫人などに嫌味や皮肉を言われる。

 それでも表情を変えることなく、にこにこと愛想を振りまく姿に胸が熱くなった。


 彼女は他人の悪意や負の感情に晒される事に決して慣れていないはずなのに。

 健気にニコニコと微笑むのは、演技だとしても難しいことのような気がする。


 アイリスの配慮か、カサンドラ達とキャロルも同じテーブルだ。

 丁度リタの隣――斜め向かいの席に、見知らぬ男性が座っていた。優男風の青年で、年齢は二十代中ごろといったところか。

 キャロルに並び座っているので、恐らく彼がキャロルの婚約者に違いない。


 リタも彼の存在に気づいて、戸惑いの表情を浮かべている。

 無理もない、何せキャロルよりも何歳も――六、七歳は年上のようだ。貴族同士の結婚に年齢はあまり関係ないとは言え、出来るだけ年が違い相手を選びがちな風潮の中。

 歳の差カップルと呼ばれるような相手とキャロルが婚約したのかと驚愕してしまったわけだ。


 高位貴族の結婚相手など遅くとも学生の内に決まるものだ。

 二十代まで未婚の男性がマディリオン伯爵家のお嬢さんと結婚するという意味が良く分からず首を傾げてしまう。


 恐らく、そんな怪訝そうなカサンドラの様子に気づいたのだろう。

 晩餐会が始まり、会場に話し声を遮ることのない静かな音楽が流れて来たタイミングで”彼”はこちらに向かって頭を下げた。


「私のような者が皆様と同じ場所にいるなど、大変畏れ多いことと恐縮の至りです」


 線の細い青年、という印象を受ける。

 だがどことなく神経質そうな雰囲気も見え隠れしている。笑みを浮かべているものの、愛想笑いに慣れていない若干のぎこちなさをカサンドラは感じた。


「まぁ、申し訳ありません。

 カサンドラ様やリリエーヌさんにご紹介が遅れてしまいました。

 彼はエドガー、私の婚約相手です」


 キャロルは彼の言動を補うかのように、すかさずカサンドラとリタの双方をゆっくり見渡して彼の名を教えてくれた。


 年齢も思った以上に高いし、正真正銘の初対面の男性。


 カサンドラはどうしようかと一瞬躊躇った――というのも、シャルロッテに『キャロルの婚約者の情報を仕入れる』と自ら申し出たからだ。

 この婚約についてどう思っているか直接本人に聞き、気まずい空気になっても困る。自分でも言った通り、アイリスに探りを入れるのが角が立たない方法だろう。

 だが想像以上に忙しなく対応に追われるアイリスに、キャロルの婚約者ってどんな人ですか、なんて突拍子もないことを聞ける雰囲気ではない。


 意を決し、カサンドラはエドガーに微笑みかけた。


「お会いできて光栄です。

 キャロルさんはわたくしの大切な友人の一人、ご婚約成立に心からお喜び申し上げます」


「ありがとうございます。

 ……まぁ、巷では……アンディに続くラッキーボーイと言われていますけどね。

 場違い甚だしく思います」


 何故ここで唐突にアンディ――ミランダの婚約者の名が挙がるのかピンとこなかった。

 要するに、身分差があると言いたいのだろうか。


「エドガー、外野の声など気にすることは無い。

 君は君の才覚で、その座を射止める事が出来たのだから」


 黙々と食事を進めていたラルフが、自身を卑下するような事を言う彼を制す。

 ヴァイル家の後継ぎともなれば、末端の貴族だけではなく所縁のある家の全てを把握しているのだろう。


「まぁ、一体お二人にどのような素敵な出会いがあったのでしょう。

 差し支えなければお聞かせ願えませんか?」


 この流れに乗ろうと、カサンドラは更に一歩踏み込んだ質問を彼に向けた。


 晩餐会とはもちろん食事の場だ。

 全くの無言と言うわけにはいかず、誰かが話題を提供してテーブルをにぎわせることになる。

 テーブルには自分達だけではなく、他にも身分が高いのだろう夫妻や既に引退したと思われる高齢のお爺さんなども同席中。

 彼らも興味があるらしく、一斉に何対もの視線がエドガーに突き刺さった。


 丁度何の話題も挙がっていない時だ。

 指名された以上は話を広げなければいけないと、把握したらしい。


「カサンドラ様にお聞きされてはお答えしないわけには参りませんか。

 お耳を汚すようなことにならなければいいのですが」


 別に王子の婚約者という立場で上から命令したわけではないが、カサンドラから直接「興味がある」と言われて黙するなど――常識があったらまず出来ない事だ。

 その分、彼に無理を強制したようで罪悪感にカサンドラの心もチクチク痛い。


「私も気になっていたのだよ。

 いやはや、いつまで経っても浮いた話の無い君達兄弟に知人の娘を何度か紹介したが――

 生涯結婚の予定はないと取り付く島もなかったというのになぁ」


 近くの席に座る恰幅の良い壮年貴族が、その大きな腹を手と同期させるように揺らしながらそう言った。

 からかいの混じった発言だ。が、その中には相手への敬意リスペクトを感じる軽口だとも思える。

 王子を始め、大物たちの前で緊張する彼をフォローするかのようだ。


「特別なお話ではないのです。

 キャロル嬢のヴァイオリンの指導役として伯爵に指名を受け、それがご縁となったと言うだけですよ」


 困った様子で後頭部に片手を添えて。

 カサンドラの求めるようなロマンチックな話ではないと前置きをした上で、エドガーはキャロルとの婚約の経緯を一言でそう表した。


 ヴァイオリンの指導役が縁というのは、芸術に関して裾野や関心が広いヴァイル派ならではの出会い方だと思う。


 教師と教え子ゆえの、歳の差の婚約か。

 当人同士が意気投合したというのなら、かなりロマンチックな話ではないだろうか。


「王宮楽士団のヴァイオリニストを指導役に連れてくるとは、伯爵も中々のやり手ですな」


 ははは、と。少し遠くの席に座る細身の男性が嘯く。


「キャシー、彼は高名な天才ヴァイオリニストのお孫さんなんだ。

 現在は王宮楽士団に所属し活躍している、是非覚えてあげて欲しい」


 隣の席に座る王子が、カサンドラだけに耳打ちするように注釈してくれた。

 カサンドラの反応からエドガーの事を知らないと気づいた、さりげない助力と思われる。


 危うく『ヴァイオリンがお上手なんですね』などと発言をしとんでもない恥を掻くところであった。その道の達人に失礼なことを言わずに済んだ、王子に感謝だ。


 音楽に携わる者として目指すいただき、いわゆる宮廷音楽家に名を連ねるならば……まさしくエリート中のエリート。

 この国に数え切れない程存在するヴァイオリンの弾き手の中で実力で選ばれた指折りの有名人ではないか。


 相手の家名の事は聴いたことがない、という情報だけで終わらずにもっとしっかり調査してけば良かった。


 ――爵位や嫡子や庶子か、第何子か……

 カサンドラ自身、まず相手の男性の為人ひととなりを知ろうとするわけではなく、まず公的な立場から判断してしまっていたようだ。

 有名な家の出ではないなら自分が知らなくても当たり前だろうと言う、奢った考え方のせいで要らない恥を掻く寸前。


 家柄なんて個人のもつ属性の一つに過ぎないと思っていたが、学園生活を送る上で思考が染まって来たのかもしれない。


 エドガーは身分的な意味でこの場にいることを恥じているようだったが、そう知った後一望すれば、同テーブルの貴族達は皆好意的な視線だ。

 成程、ラルフが言う通りその腕一本で高嶺の花のお嬢様を射止めたということになる。……ますますアンディっぽい。


「こうしてお話することが出来た事、光栄に存じます」


 カサンドラは差し障りない言葉に留め、彼の反応を窺った。


「とんでもないです、私はただの一ヴァイオリン奏者に過ぎません。

 どうかこれを機会に見知りおきください」


 芸術家、それも王国から認められたエリート――さぞかしプライドが高く、扱い辛い相手ではないかと勝手な思い込みがあった。

 だがエドガーは決して鼻持ちならない人付き合いのニガテな天才肌のヴァイオリニストというわけではなさそうだ。


「去年、楽団で新たなソリストを選定するという話になった際、君達兄弟のどちらかが選ばれると思っていた。

 二人揃って辞退したことは、とても驚いた覚えがあるよ」


 王子がそう話を振ってくれた。

 これもキャロルの婚約者について詳細を知らないカサンドラへの助け舟だったのかもしれない。

 返す返すも、もっと情報を集めておくのだったと後悔する。


「そうだぞ、エドガー君。

 君達兄弟のどちらが勝つか、大きな賭けにまで発展しそうになったくらいだからな」


「――当時を思い返すととても恥ずかしいですね」


 彼は苦笑し、言葉を続けた。


「ソリスト選考など紆余曲折もありましたが、それらを全て合わせキャロル嬢とご縁があったのも……

 全ては名も知らない少女のお陰なのでしょう」


 自分達のバックグラウンドにロマンチックなことはないと言いながらも、彼は少し前を振り返ってこんな話をしてくれた。



 希代の天才ヴァイオリニストの孫として、彼と兄は二人揃って幼い頃から祖父に教えを乞い切磋琢磨し合う関係だったのだという。

 その腕は誰もが認めるところで、挫折を味わうこともなくその才能と努力で兄弟揃って器楽界最高峰の楽団に入団することが出来た。


 まさに栄光への道を驀進していた二人の兄弟。

 我が世の春を謳歌していたと言っても良い、恵まれた環境で過ごしてきた。


「私達は努力もしていたつもりでしたが、それ以上に慢心し、いつしかおごっていたようです」


 楽団のソリストが代替わりするとなって、ヴァイオリニストたち――とりわけ彼ら兄弟は注目を浴びていた。

 果たしてどちらがより優れているのか、外部の評価によりハッキリとした優劣がついてしまう。

 ソリストは楽団の花形、一つしかないポジションである。


 兄弟は次第にいがみ合い、衝突し合い、争うようになった。


 どちらが上か、より多くから認められているのか。

 躍起になって審査までの時間を過ごしていた。


「私達は、どうしても『一番』になりたかった。

 祖父が到達した高みにどちらが手を掛けるのか、そればかり考え嫌がらせの応酬を続けていたのです」


 どうしても相手に勝ちたいと気炎を吐いていた二人は、祖父が大切にしているヴァイオリンのことを思い出した。

 『魔法のヴァイオリン』と呼ばれるその逸品を弾きこなすことで、きっと祖父のように誰からも賞賛を浴びる素晴らしい演者になれるに違いない。


 思い込んだ二人は、互いにそのヴァイオリンを祖父から取り上げ――祖父の眼前で争い合う醜態を晒すことになった。


 自分のモノにならないのなら!

 相手のモノになってしまうくらいならいっそ壊れてしまえばいい!


 祖父の大切な楽器を丘の下に放り投げる程、名誉欲や嫉妬心に取りつかれていたのだと彼は述懐する。


 それまで彼の話を好奇の混ざった目で見ていた貴族達も、うーん、と腕を組んで感じ入るように頷いた。

 若く、同じ程度に突出した才能がある兄弟だからこその諍いだ。

 子供達が憎み相争い合う姿は、親から見れば心が潰れるような想いであろう。


 そのヴァイオリンを救ってくれたのが、くだんの少女だと彼は嬉しそうに語る。

 身を投げ出して楽器を受け止め、己が傷つくことを厭わず損傷を防いだ。


 それだけではなく、祖父が少女に魔法のヴァイオリンを弾かせると――決して巧みな技の持ち主ではない、技術的に劣った演奏であるというのに。

 何故か聴いているだけで心が文字通り洗われるような清々しい気持ちになり、まるで憑き物が落ちたかのように”一番優れている”ことへの執着、兄への醜いまでの対抗心が消えうせたのだと言う。



 つたなくても一生懸命で、楽しく、感情の赴くまま素直に奏でられる音色は彼らが遠い昔に忘れていた音だった。



 幼い時に祖父からヴァイオリンを習っていた頃の純粋な音楽が好きだと言う想い、それを表現したいという素朴な楽しさを思い出す。 

 兄も全く同じだったのか、以後二人はぴたりと互いを罵倒する事を辞め元の仲の良い兄弟に戻れたのだ。


 まだ人間的に尚早であると兄弟で同じタイミングにソリストの審査を辞退し、周囲を騒然とさせた。

 現在は楽団に勤める傍ら、啓蒙活動として今まで『時間の無駄だ』と断っていたヴァイオリンの講師役を受けるようになったという。


 その活動中出会ったのがキャロルで、伯爵もエドガーをいたく気に入りこの度の縁談に繋がった。



「運命的としか言えない、良いお話ですね……!」



 お世辞ではなく、カサンドラは心を打たれて大きく頷いた。

 実際に自分の過ちや行いを省みて、生まれ変わるような行動に移ることは困難なことだ。


 そのきっかけを作ったのが見も知らない一人の少女だというのも、何か運命じみたものを感じる。

 根は良い人、という表現がぴったりだったのだろう。

 一度そのような人生観を変えるような出来事を経て成長した人が相手なら、キャロルが彼に惹かれたというのも分かる気がした。


「キャロルさん、良いご縁があって良かったですね」


 それまでエドガーの隣でニコニコ微笑みながら話を聞いていたキャロル。


 彼女は「ありがとうございます」と頭を下げた後……


 茶目っ気のある表情で、人差し指を立て口の前に持って行く。


「ですが、私、彼には一つだけ不満な事があります」


「ええ!? そ、それは初耳だ。

 一体何だろう」


 もしかしたらこの場で一番吃驚したのは婚約者の彼かも知れない。

 彼はわたわたと慌てた様子で、隣で小さく笑む彼女の機嫌を伺おうと狼狽している。





「私、彼に『お姫様抱っこ』をして欲しくてお願いしたのですが……

 絶対に出来ないと、試してもくれませんでしたね?」



「えっ、えっ……それは、音楽家は指が命! だから!

 無茶だよ、それは」


「そんなに私は重たく見えるのですか?」


「そうじゃなくて」

 

 


 微笑ましい二人のやりとりに、同じテーブルに着いて話を聞いていた皆が一斉にドッと沸いた。

 

 

 そうか、キャロルは元々このような明るく朗らかな性格だったのだな。

 ケンヴィッジの三姉妹に辛く当たられることで内に籠って行き、アイリスが悔やんだという気持ちが身につまされる。

 おどおどと周囲を伺うような仕草もない彼女の姿に、今彼女は幸せなのだろうと思えて心が温かくなった。


 前途あるカップルの様子に招待客も気持ちがほぐれ、その後の雑談も良い雰囲気で進んでいく。



 ただ唯一、正面に座るリタだけは――完全に表情を失って意地でも隣に座るエドガーを視界に入れないように避けている気がした。

 燃え尽きた後の灰と化した状態にも見えるリタに、思わずカサンドラは声を掛ける。


「リリエーヌさん、とても素敵なお話でしたね」


 彼女はハッとこちらの視線に気づいて顔を上げた。

 瞳の光が完全に翳っていることにカサンドラは虚を突かれ悲鳴を上げる寸前である。





「……ステキデシタネ」






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