番外編 -ジェイク- 1/2




   ――どうしてこうなった。




 地方見聞研修旅行という名目で、ボールズ所領の葡萄園に訪れていた王立学園の生徒達。

 その中の生徒の一人、ジェイクは現在頭を抱えて現状の認識を拒んでいる真っ最中である。




 彼がいる場所は、領主の用意した大きな屋敷だ。

 生徒一人一人に個室が設けられ、皆持ってきた着替えなどの荷物を自室に置いている。


 ジェイクも他の生徒に漏れず……というわけではなかった。


 他の生徒達は二階フロアの客室を使用することになっている。

 だがジェイクや王子、ラルフとシリウスといった特殊な立場の生徒は諸般の事情から、館主の私室がある三階フロアに宿泊場所を用意してもらっていた。


 一国の王子が他の生徒に紛れて個室ということはあり得ない。

 そして彼に準ずる立場のジェイク達も身辺警護の観点から同じように別フロアに寝泊まりすることになっていた。


 元々特別扱いには慣れたものだった。

 別に丁重に扱われたいとは思った事はなくとも、それで世の中が上手く回るなら一々斜に構えて文句を言うこともない。

 学園の男子寮にも自分達専用の棟を建築してもらうなど、大掛かりな話には慣れっこなのである。



 ジェイクは一人で寝るには大きな寝台の端っこに腰を下ろし、冷や汗をだらだらと流しながら硬直していた。

 チラと壁掛けの時計を見る。

 時刻は夜の八時前。

 そろそろ一階で歓談していた生徒達が自室に戻る時間帯だ。


 本来はジェイクも一階で友人たちと同じ時間を過ごすはず――だった。


 何せ、食事が終わった後に再びワインを振る舞ってくれるということで館主お勧めの秘蔵のワインなどのお披露目もあった。

 他にも口直しのデザートやお菓子類が広間にふんだんに振る舞われ、生徒達は和気藹々と自由時間を楽しんでいる。


 ジェイクの属しているクラスはそれなりに仲が良く、ギスギスした空気が流れる事が少ない。

 王子の目があるというだけではなく、問題をあまり起こさないだろう生徒が選られたのだろうと推測できた。


 彼自身も現在の生徒達と話をするのは嫌いではない。

 畏まった物言いをするでもなく、特に男子は自分を普通のクラスメイトとして気さくに話しかけてくれる。


 一階で皆とだらだら駄弁だべるのも、そこまで抵抗は無かった。



 そう思っていたのに……!



 今、ジェイクは三階に用意された自分の部屋に閉じこもっていた。

 既に一泊過ごした部屋だ、勝手は分かっている。広く質の良い調度品を誂えた部屋だ。


 喧騒から離れ、静かな部屋に二人きり。


 そう、ここにいるのは自分だけではない。



 既に部屋の明かりは消していた。

 各室に設置されている『光石』の入った小箱の蓋を閉じれば、部屋の中に一切の光源がなくなる。

 ――カーテンの隙間から漏れる月の灯りだけが広い室内に仄かに射し込んでくる状態だった。


 その頼りない月明かりの光に照らされ、広い寝台の中央に横たわっている生徒が一人浮かび上がる。

 彼女・・は、青白い顔を歪めたまま口を引き結び、微かにうめき声を上げながら何度も寝台の上で寝返りを繰り返していた。



 リゼを、自分の部屋に連れ込んでしまった状況に今更気づき、盛大に冷や汗を流している真っ最中だ。


 別にやましい想いがあったわけではない……と胸を張れれば良いのだが、完全にそうだとは言い切れない。それが一層不味い。

 諸々の事情とジェイクの感情がバッティングした結果、こんな事態に陥ってしまったのだ。


 流石にこの状況を第三者に見咎められるわけにはいかない。

 かと言って今更彼女を自室に連れていくのも、時間帯的に難しい。


「あー……

 どうするかなぁ」


 膝を開き、どっかりと寝台に腰を下ろすジェイク。

 背後に自分以外の人間の気配を感じながら、頭を抱えて項垂れている。




 本当にどうしてこんなことをしてしまったのだろう。

 理由は分かっている。

 今更違うなんて首を横に振ったところで、最早一度気づいた己の気持ちを誤魔化す事は出来ない。




 だがこんな突拍子もないことをしでかすつもりなんかなかった。

 

 今更誰に何を言い訳しようと言うのか自分でも分からない。






 ※





 日中は平和だった。

 晴れた昼下がり、皆で葡萄園まで足を運ぶ。

 近くには醸造所もあった。


 葡萄園見学の後にワイン醸造の説明や工程の紹介、それに少々専門的な技術の講釈を受けたのだ。

 一応研修旅行という名目で行われた行事なので、ずっと遊び歩いていたわけではない。


 試飲ということで、それぞれに気前よくワインが振る舞われた。

 広いテーブルの上に、先ほど醸造過程で説明を受けた赤ワインがグラスに入った状態でずらっと人数分並んでいる。


 ジェイクはワインに限らずお酒が好きだ。どうせ遠出をするなら酒でも飲んで楽しみたいということで、この場所に来ることをシリウスと強く提案したのだから相当だ。


 味の保証付きのワインを他の生徒達と楽しんでいると、ワイングラスを片手に渋面を作っているリゼの姿が視界に入った。

 彼女は陽の光に赤い液体を透かし、ジーッとそれを睨み据えている。

 全く量が減っているようには見えず、ジェイクは軽い気持ちでリゼに呑まないのかと聞いたのだ。



『……。

 一口飲もうとしたんですが……物凄く嫌な感じでした。

 私、これはちょっと飲めませんね』


 聞けば他の三つ子も、一口飲もうとグラスを傾け匂いが鼻孔を突いた瞬間「これは飲んでは駄目なモノ」と察知し、他に用意されたジュースを飲むことにしたようだ。


『折角工程まで教えてもらったのに、勿体ない……!』


 普通に市場に出回れば中々庶民が手を出せる価格ではないものだ。

 リゼは親の仇でも見据えるかのように剣呑な表情でワイングラスを凝視する。


 まぁ、お酒が苦手な人間はこの世に多くいる。

 貴族社会で全くの下戸は辛いだろうが、そうでないなら無理に付き合う必要もないものだ。

 体質的なものもある。


『――勿体ないので、どうぞ』


 彼女は難しい顔をし、眉間に皺を寄せたままワイングラスをジェイクに手渡した。


 一度口を着けたものをテーブルに戻すわけにもいかないよな、と納得してジェイクは遠慮なくそれを飲み干した。


 酒が苦手とは可哀そうに、と彼女に同情したことは良く覚えている。

 


 この場所にはワインだけではなく、他にも美味しいものが沢山ある。

 ジェイクは果物類は苦手だが、ジュースやら果実の盛り合わせやら、彼女達にも楽しめるような準備がなされていた。


 その場では何事もなく時間は過ぎていく。

 途中で姿が見えなかったアーサーが、皆と合流した後心ここにあらずな違和感を覚えたが、何かあったのか聞いても答えてもらえないのでは取り付く島もない。

 首を傾げながらも、誰に遠慮するでもなく午後を満喫していたジェイクである。




 自分にとっての『事件』が起こったのは、夕食後のことだ。



 夕食の後、前述の通り種々のワインやデザート、お菓子などが振る舞われた。

 歓談中の生徒達はテーブルに置かれたそれらを飲み食いしながら楽しい時間を過ごしていたのだが……



 途中、リゼがフラッと部屋の外に出て行く姿を見てしまった。

 というか基本、彼女が同じ空間にいるとそちらの方ばかりを見てしまう事が多い。

 だから一瞬の隙を突くかのような彼女の離脱を見かけてしまったジェイクは――彼女の後を追いかけた。


 リゼの足取りが少しふらふらしていたように見えたのが気になったからだ。


 廊下にもいない。

 奥の遊戯室にもいない。

 勿論談話室にも戻っていない。


 自分の部屋に戻ったのだろうか、それならいいのだが……


 そう思って廊下から窓の外を見たジェイクは己の目を疑った。

 庭先に置いてある大きな石にしがみつき、ぐでーーっと身体を載せているリゼの姿が見えてしまったからだ。


 一体何をやっているのだと屋敷の玄関を抜け出し、石と一体化するようにへばりついて肩を震わせているリゼのところに辿り着いた。


『き……気持ち悪……』


 彼女の顔は月明かりの下でも分かる程真っ青だった。

 流石にその場に放置する事も出来ず、彼女の身体をべりべりと石から引きはがす。

 彼女を抱え上げ移動することにした。


 屋敷の壁に彼女の背中を持たせて座らせ、ようやく彼女から事情を聞く体制は整った。

 座り込んだ頭上には、廊下の窓。

 そこから漏れ出る光が地面に四角を刻む。がやがやと騒ぎたてる皆の声も遠かった。


 談話室の喧騒と反比例するように静まり返り中の世界から隔絶された”外”に、二人で並んで座っている。


 彼女はどう見てもお酒を飲み過ぎて悪酔いしているうようにしか見えなかった。

 声を聞こうと近づけた耳にかかる彼女の吐息は微かに酒臭い。


 ワインは苦手だから飲まないんじゃなかったのかと不思議に思った。


 意識がハッキリせず、呂律も回っていないリゼ――彼女の途切れ途切れの声から何とか事態を繋ぎ合わせる。




 少々辛い味のお菓子を抓んでしまった彼女は慌て、水かジュースかと思ってグビグビ飲み干した内容物がお酒だった。

 水差しの隣にあるグラスに入れておいた水のはずが、呑んでみれば白ワイン。


 一気にお酒を胃に納めてしまったリゼは、衆人環視の前でもどすことも出来ず、前後不覚になる前に談話室を出て行ったのだ。

 顔は真っ青で震えているのに、身体は妙に熱い。

 気持ち悪いのに心理的抵抗が強く吐くことも出来ず、とりあえず外の風に当たって酔いを醒まそう。


 そう思ってひんやりと冷たい石にしがみついて唸っていたというのだから絶句した。

 

 気持ちが悪い、胃がムカムカする。

 そして視界が回っているのだと――そう言った直後、膝に顔を押し当てて呻く彼女を見てしまった。



 一番良いのは、彼女が体調が悪いことを教師に報告して彼女の介抱を任せるということ。

 もしくは、ただ飲み過ぎて気持ちが悪いだけなのなら、リゼの部屋に連れて行って休ませてやる。


 どちらかの選択肢を選ぶべきだったのだ。





 その時点まで、ジェイクも「しょうがない奴だな」と彼女をただ運んでいくだけにしようと思っていたことは確かだ。



 だがもう一度、ひょいと抱え上げた彼女の表情を覗き込んでしまったのがいけなかった。


 ジェイクは普段、全くと言っていい程酒に酔うということがない。

 騎士団の同僚、そして年配のオジサン達でも飲み会の後は不機嫌だったり具合が悪そうだったり――

 身体を鍛えていて、少々の体調不良などものともしない猛者達が『二日酔い』という魔の症状に翻弄される様子を幾度も目の当たりにして来た。酒にやられるのは、意外と大変らしい。


 楽しく飲んだ後の後遺症ならともかく、誤飲のせいで苦しんでいるのは辛いだろうなぁ。

 美味しいものを楽しめない事に多大な同情をしていたくらいの余裕があった。



 不意に、彼女が目を開ける。

 重たそうに半分ほど開けた瞼から、澱んでいるとしか言いようのない蒼い目が覗く。

 焦点の合っていないリゼと形上、目が合う。


 こちらが大丈夫かと問う前に、彼女は薄っすらと口を開けた。



 眉間に皺を寄せ不快感に耐えている彼女が、口元を両手の先で覆って『大丈夫です』と小さく呻いたのだ。



 予想できた答えだ。

 分かっていた事だ。


 でも――

 一瞬後、強烈な苛立ちを覚えた。

 それまで穏やかに凪いでいた湖面が急に渦を成したかのように。

 コップの中の冷たい水が、即座に沸騰して気泡を生み出すように。


 カッとなってしまった自分は、客観的に見ておかしかったのだと思う。


 でも明らかに大丈夫ではない状況で、一人で歩くこともままならない状態で、一体何が大丈夫なのか。


 勝手な事だが、物凄く腹が立った。

 辛い時やしんどい時も、痛い時も彼女はいつもそれを誰かに訴える事はないし、誰かを頼ろうとすることが無い。


 それは迷惑をかけないという意味では美徳であるかもしれないが、傍にいる自分にとっては堪ったものではなかった。





 いつだって、もっと頼れ! と言いたかった。


 自分一人で出来ることなんか限られているのに。

 なんで全部自分でやろうとするのか。


 ……いや、それも違う。

 もう少しだけで良いから、自分を頼って欲しかった。

 折角打ち解けてきて、親しく話せる仲になれたのにいつも彼女の存在は遠く感じる。


 何事も自己完結型なのは、別にリゼに限った話ではないだろうけれど。


 そんなに自分は頼りないのかと思い、モヤモヤする。



 半分病人状態の彼女に向かって、上から怒鳴りつける寸前だった。

 儘ならない事態に対する自暴であり、彼女に咎はないことはわかっているのだが。

 

 この先、何があっても彼女は自分を頼ってくれることはないのだろうと思うと暗い気持ちが垂れ込めた。

 


 肺に一杯の空気を吸い込み、文句を吐き出そうとした。

 すんでのところで、抱きかかえたままのリゼが身じろぐ。



『あー……

 ジェイクさま、やっぱムリです、これ、しんどい……』

 

 再度固く瞼を閉じて、そう言ったが最後口を真一文字に結ぶ。

 そして彼女の片方の手がジェイクの肩あたりの服を掴んだ。

 かなり強く、ぎゅっと。



 吐き出そうと思っていた声は完全に身体の奥で詰まっている。

 パクパクと陸に打ち上げられた魚のように見苦しく口を開閉し、動揺のあまり彼女を落としてしまうところだった。


 玄関先に辿り着いたはいいものの、しばらく思考が回らず立ち止まったままだ。

 



 自分のすべきことはちゃんと分かっていた。

 それでも、朦朧とした意識の中で弱音を吐かれ、完全に思考がぐずぐずに溶けてしまったのだ。



 ……教師は、年嵩とは言え男性だ。

 自分も楽しく浴びるようにワインを嗜んでいる酔っ払いに彼女を任せるのはハッキリ言ってかなり嫌である。


 では彼女の部屋まで運んでやればいいのか。

 だがジェイクはどの個室がリゼの部屋なのか知らない。

 第一部屋には鍵が掛かっている、この状態のリゼから鍵を探ろうとするのはいくらなんでも気が咎めた。



 ……ではリタやリナに任せるか?



 そうだ、それが一番良い。

 彼女達が楽しく歓談を楽しんでいようが、リゼが酒を飲んで倒れてしまったと聞けばすっ飛んでくることだろう。



 甲斐甲斐しく介抱してくれるに違いない。



 そう思っているのに、最適解を勝手に脳が拒んだ。


 彼女達も折角の旅行を楽しんでいるのに、そこで呼びつけてしまっては後でリゼが申し訳ない気持ちになるのではないか。

 普段妹達に対しても弱みを見せまいと振る舞うリゼのことだ、このやらかしは痛恨の出来事だろう。




 ――リゼの部屋に一旦連れて休ませるべきか。


 リゼの部屋に彼女を寝かせることが出来たとして、女子達が寝泊まりする近辺をウロウロしている様を誰かに見られたら不味い。

 中央の階段を境に西側と東側で完全に男女のフロアが分かれているのにジェイクが女子側にいるのはあり得ない。


 もしも彼女の部屋から出るところを目撃でもされたら最悪だ。



 ……でもジェイクの割り当てられている部屋なら、他の生徒が立ち入ることはないはずだ。

 鍵だって、勿論持っている。




 最も選ぶべきではない選択肢を選び、ジェイクは――リゼを抱きかかえたまま、自室に連れ込んでしまったのである。


 広い寝台の上に彼女をころんと転がした。


 寒いのだが熱いのだかよくわからない様子のリゼはシーツにくるまって、そのまま身体を丸めて唸り声をあげている。

 うー、うぅ、と苦しむ様だけは寝台の端からも良く分かった。



 眩しいとゆっくり休めないかもしれないと、部屋の光源である光石の小箱の蓋を閉じる。

 完全に真っ暗闇だ。


 彼女は暗闇の中しばらくうめき声を上げ、何度も苦しそうに右へ左へと寝返り、身体をエビのように丸めた。



 同僚曰く悪酔いしたら一体吐き出すのが一番楽らしいが、流石に彼女も女性である。

 皆の前で吐くことは難しいだろう。


 持ち前の強靭な精神力と忍耐力で、出先で嘔吐するという状況を耐えきったようだが――




 別に毒を食らったわけでもあるまいし、しばらく身体を休め目を醒ました後に冷たい水でも飲めば、前後不覚の酩酊状態からは抜け出せるだろう。


 自力で歩けるようになったら、自分の部屋に戻れば良い。



 ――……ホッと一息つき、寝台の端にどすんと腰を落とした瞬間――









    俺は一体、何をやってるんだ。






 己のやらかしにまざまざと向き合うハメになり、冷や汗を流している真っ最中だ。


 自室に女子生徒を連れ込むなど常識はずれにもほどがある、論外としか言いようがない。

 もしも他人に見咎められてしまったら大事おおごとではないか。


 ジェイクはともかくリゼは嫁入り前の娘だというのに――今後後ろ指をさされたり不名誉な噂話の対象になってしまうかもしれない。



 しばらく休めば目を醒ますだろうと思っていたが、三十分経っても一時間経っても彼女は目を醒ますことが無い。

 最初は寝苦しそうにゴロゴロ寝返りを打っていたのに、今では微動だにせず深き眠りに突入しているようだ。





 ……どうする、起こすか……!?





 起こして、自室に戻ってもらった方が良い。

 ここに連れ込んでしまったこと自体、明らかな判断ミスだ。


 自分を頼ってもらったことが嬉しくて浮かれて、大変なことをしてしまった。


 今なら、起きたリゼに謝罪すればどうにか丸く収まるのではないかと甘い希望を抱く。





 寝台の上に片膝を乗せ、彼女を起こそうと手を伸ばしている丁度その時。







「――ジェイク、部屋にいるか?」





 今までの人生、部屋をノックされただけで、これほど追い詰められたことはない。










    まるで自分を地獄へ突き落す鐘の音だった。







 

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