第269話 合わなかった予定


 今日は三つ子達の誕生日。


 本当は直接彼女達にプレゼントを手渡したかったし、そのつもりだったのだけど。

 義弟のアレクの慎重な進言に、カサンドラは結局人伝に渡すことを選ぶしかなかった。


 つい数日前にキャロル達と食事会をし、互いの親睦を深めた。

 公に知らしめることはなかったが、耳聡い者や勘の鋭い者、情報収集能力に長けた者も学園には多い――元々隠すようなことでもないので、どこかから噂が流布される事は免れない。


 派閥をまとめる者同士の急な接触に動揺しているかもしれない中、招待主ホストを務めたカサンドラへの注目度はいつも以上に高い時期だと思われる。

 そんな中、お返しとは言えプレゼントを三つ子に渡す姿を誰かに目撃されるのは少々都合が悪かった。


 アレクの言う通りだと納得してしまったのだ。


 普段カサンドラは誰かに学園内で贈り物をすることなんてなかったし、それが突然彼女達は特別にどうぞ、という事にでもなったら……

 今は派閥だなんだという問題から切り離された存在である彼女達に迷惑をかけてしまうかも。


 タイミングが悪かった、と諦める他ない。


 リゼ達にプレゼントを渡すため、最も現実的な方法は寮の管理人に依頼する事だ。

 もう少し時間があればサプライズ的な演出を兼ねて渡せたかも知れないが、いかんせん時間が無くカサンドラは先日の放課後、女子寮へと足を運んだのである。

 ――三つ子に見つからないか、そればかりを気にして。





「カサンドラ様、おはようございます!」


 登校後の朝、教室の自席で本を読んでいると耳に馴染んだ元気の良い声が聴こえて来た。

 既に始業時間も近く、教室内はざわざわと喧騒に塗れて騒がしい。


 まぁ、主な”雑音”の発生地は王子達と話すためにわざわざ他のクラスや学年からやってくる生徒の並ぶ教室前方なのだが。

 飽きるという事を知らないのか、それがもはや義務であると言わんばかりに王子達を取り巻く大勢の生徒達。

 彼ら四人が登校した後のクラス内の騒々しさは、慣れたつもりでも耳に障ることもあった。


 そんな喧騒を真っ二つに割るような小気味よい挨拶を受け、カサンドラも視線を向けてにっこりと微笑んでしまう。


「おはようございます」


 どうやら今日は三つ子が揃って登校する日のようだ。

 ホームルームが始まる直前にリタが滑り込んできたりする朝も何度か見かけたけれど。

 時間が合えば、一緒に登校して来ない理由もあるまい。


 目を細め彼女達の手元に視線を向けると……


 カサンドラが選んだ蒼い手袋がすっぽり三人の手に填まっているのを見て、無事に彼女達がプレゼントを受け取ることが出来たのだと胸を撫でおろした。


「今日も寒いですね。

 ……でもこの手袋、凄くあったかいです」


 リゼはそう言いながら、手袋を填めた片手で自身の頬を軽くペシペシと叩いた。

 彼女が腕を揺らす度に銀色の星型チャームが微かな金属音を立てて揺れる。


 良かった、気に入ってくれたようだ。

 それに――

 自分の意図は、彼女達に伝わっている。


 三つ子、とりわけリタは元気な声と共に入室してくるのでどうしても視線を集めてしまう。

 元気な挨拶をするなというわけにもいかないし、彼女の陽気な声が朝から聴こえなくなるのも寂しい。


「……ええ。良くお似合いですね」


 自分で選んだものに対し手前味噌な感想を言うのは躊躇われたが、実際に彼女達によく似合っているのだからしょうがない。



 ありがとうございます、と三人は揃って頭を下げた。


 ……まるでお互いに打ち合わせをしてきたような応酬ではないか、とカサンドラは彼女達の姿を眺める。

 ここで誕生日プレゼントをありがとうだなんて仰々しく騒がれては、一体何のために人伝に渡したのか分からなくなるところだ。


 三人ともニコニコ笑顔で、喜んでくれたのだと分かってそれだけでもう十分だ。



 ――来年、また彼女達の誕生日が訪れたら……

 今度こそ、自分の手でおめでとうと言って渡したいと思う。


 果たしてカサンドラはこの学園で過ごす間、どう動けば良いのだろう。

 今は亡き王子の母、王妃の学生時代のように……

 身分だの何だのを気にせず誰もに愛され、庶民派だけれど皆に認められる女性になれれば良いのだろうか。


 でも遺された王妃の描かれた絵画を垣間見た限り、自分と王妃はあまりにも雰囲気が違い過ぎる。

 絵からでも伝わる柔和な雰囲気、穏やかで慈愛に満ちた王妃様。

 シリウスの言う通り、彼女の真似事をして支持を集めるなんて容易く出来るわけがない。


 自分は自分の”あるべき”と思い描く通りに動くしかないのだ。


 その結果として、三つ子達とももっと仲良くなれればいいなと思っている。






 机の横を通り過ぎる彼女達に、カサンドラはこっそりと声を掛けた。





「お誕生日、おめでとうございます」






 彼女達にとって、今日が幸せな一日になればいいと心から願う。

 カサンドラの誕生日がそうであったように。





 ※



 さて、今日は三つ子の誕生日であるが、それと同時に水曜日だ。


 放課後王子と僅かの時間ながら歓談が可能な日である。

 たまたまこうやって継続的に彼と会う機会を手に入れることが出来たのだが、もしもこの時間が存在しなければどうだっただろうと思うと背筋が凍る想いだ。


 きっと今のように王子と個人的に話すこともなく、本当に書面手続きだけ、知人以下の婚約者のままだったかもしれない。

 もしそうなったらカサンドラは焦って他の意思疎通の手段を見つけるために奔走し、そちらの方が効率が良かった――なんて事があったかもしれない。

 ただ、そんなIFの話をしても過去は覆らない。

 反省は大いにすべきだが、後悔している暇はないのだ。


 少なくとも、今こうして当たり前のように王子が会いに来てくれていることは事実。

 勇気を出し彼に訴えた過去の自分の功績だと思う。


 十分かそこらの、休憩時間よりも短い時間。

 でも回数を重ねるごとに、相手の事がつぶさに分かる。


 彼が時間に几帳面で、真面目な人なのだという事から始まり――

 いつだって皆の事、友人の事、学園の事、王国の事を考えて過ごしているのだという事。


 彼の背中に黒い羽が生えるなど考えられないし、そんな兆候もない。

 いつもカサンドラの方が心を浄化されて帰途に着くのだから、逆に癒しの力を持っているのではないかと疑う始末だ。


 今日も王子は寒空の下、屋外の中庭にコートを着込んでやって来てくれた。

 黒いコートも彼にはよく似あっている、というか彼はどんな服でも似合うのだと思っている。


 だが本日、カサンドラに声を掛けてくれた彼の表情があまり浮かなそうな様子に見えて――ドキッとした。

 にこやかに微笑もうとしているものの、どこか躊躇いがちだ。 


「大変言いづらいのだけど、相談してもいいかな」  


「何なりとお申し付けください」


 そう言いながらも胸中は冷や汗が滝のように流れている。

 彼は嘘をつけない人だし、誤魔化しも嫌いな人。

 きっと言いづらいこともそのままカサンドラに伝えてくることだろう。

 折角二学期の学校行事も残すところ期末試験だけという無難な進行の中にいるというのに、彼が気まずそうな表情をする必要はないような気が……


「以前、武術大会が終わってひと段落ついたらジェイク達と街を回ろうという話をしていた事を覚えているだろうか」


「はい」


 忘れるわけがない。

 楽しみにしていたイベントの一つだ。

 所謂ダブルデートということで、きっとリゼも喜ぶだろうとその日を心待ちにしていたのだけど。

 王子がこの表情で切り出してきたという事は、嫌な予感しかしなかった。



 その予感は的中し、試験期間に入るので王都散策は忽ち延期という事になってしまったようなのだ。



 ガーーン、と頭上に大岩が落ちて来たようなショックを受けるカサンドラ。

 だが彼が申し訳なさそうに説明する通り、週末に用事を作ってしまい王子との時間が合わせられなかったのはカサンドラだ。



 三つ子の誕生日が近いからとシンシアの家にお邪魔して。

 どうしても二学期中、彼女達三人の気が変わらない内に早めにと食事会を敢行し。



 その前の週は王子やジェイクも忙しく、散策どころではなかったそうだ。


 互いに時間的余裕が合わなかった。

 もっと綿密に細かな打ち合わせをしていれば、と歯噛みする。

 だがカサンドラから「まだですか」「いつ行くんですか」なんて催促できるわけがない。


 漸く彼が声を掛けようと思った時には既にカサンドラが身動きが取れなくなっていたという。



 話が全く立ち消えになったわけではなく、冬休みや三学期に延期しても構わない。


 そう王子がフォローしてくれて、ホッと胸を撫で下ろした。

 折角の彼の誘いが消失してしまったなんて、イベントフラグが消滅してしまったのではないかと盛大に焦る。

 再び街中散策が実現するなら良いのだけど……

 今度は何が何でも予定を空ける覚悟で待たなければ。


 そこで、王子の相談とは――

 二学期はどこへも行けない代わりに、王子達の間で持ち上がった企画が試験勉強会との事だった。


「まぁ、ジェイク様とリゼさんと一緒に勉強会を……」


 チラっと頭を掠めたのは、夏休み終わりの勉強会だ。

 あの面子に王子が加わるという事だが……


 王子と一緒に勉強。

 今まで体験したことのない状況に、カサンドラは大きく動揺した。


 彼の隣に堂々と人目を気にせず座れるなんて、そうそうない。

 午後の選択講義で彼の隣に座った事があるが、緊張し過ぎて講師の言葉が上の空だったことばかりだったと思い出す。


 王子が傍に座っていて、果たして平常心を保って試験勉強が出来るのか……?

 でも王子はシリウスに次いで成績の良かった生徒、カサンドラが咄嗟に解けない難しい問題も彼に聞けばスラスラと教えてくれるかも知れない。


 ……想像すると、何とも面映ゆく幸福な情景が目に浮かぶ。


「ジェイク様は勉強会ということにご納得されているのでしょうか。

 護衛だからという理由で無理に同席されるのでしたら、場所さえ選べばジェイク様に無理に同行頂かなくとも……」


 一応、確認だ。

 もしかしたら勉強会をするなら護衛は要らず、王子と二人きりなんて事も……とちょっとだけ期待したカサンドラである。


「勿論ジェイクもいるよ。

 もともと、勉強会を開こうと強硬姿勢だったのはジェイクだからね」


「それは……少々意外ですね」


 カサンドラは首を傾げた。

 彼が試験勉強にそこまで熱心だとは……と疑問に思った後、はた、と思い出した。


 そう言えば、以前何かの話でジェイクが学期末の成績で上位に入る必要があるという話を聞いた気がする。

 リゼの剣の代金が云々という話で。


 ……成程、彼もいい加減な事を言う人間ではない。

 しかも現状好意を持っているリゼのためという事情も重なって、結果を残さなければいけない状況ということか。


 勉強会に参加するメンバーは、一学期末の試験では二位の王子、三位のリゼ、そして十一位という何とも言い難い順位のカサンドラ。

 一緒に勉強するのに最適とも言える組み合わせかもしれない。

 トップだったシリウスを呼べばもっと盤石かもしれないが、あの人が一緒の部屋にいるというだけで無駄に緊張してペンが進まないという事態が容易に想像できた。

 シリウスも人に勉強を教えるのは苦手そうだし、誘っても来ないだろうな。


 一学期の試験、ジェイクは本人だって思いもよらない好成績だった。全てリゼの作成したノートのお陰であるらしいが、あの奇跡を再現どころか更にハードルを上げているのだ。

 生半可な努力では、彼の掲げる目標には届かないだろうが、届かなかったところでリゼも何も思うまい。


 リゼだって自分のもらった剣の代金をチャラにするためにジェイクに頑張れとは微塵も考えていないだろうし。

 ジェイクがどんな順位に終わっても、リゼは自分の仕事アルバイトの成果だと受け止めるに違いない。


 だから何が何でも彼が頑張らないといけない理由はないのだが、約束した手前引くに引けない。

 何より、勉強会ならリゼと一緒にいられるし試験対策にもなるし一石二鳥と言うわけか。


「ジェイクがそこまで試験の事を気にして、勉強したいという気持ちがあるのならそれに応えたいと思っている。

 リゼ君だけではなく、私やカサンドラ嬢も同席すれば彼にとってきっと良い糧になるだろう」


「そうなのですか、ジェイク様が……」


 すると王子は、蒼い双眸を少し横に逸らして自嘲を浮かべた。

 力なく笑う王子という、レアな仕草を目の当たりにしてしまったのである。



「わざわざ勉強会と言う形でカサンドラ嬢やリゼ君に同席してもらわなくても、試験対策なら私一人でも手伝えると言ってはみたものの……

 ……リゼ君に教えてもらう方が分かりやすい、と。面と向かって言われてはね」 





  どれだけリゼと一緒にいたいの、あの人。


  気持ちを隠す気が無いのかな?





 喉先までジェイクへの突っ込みがせり上がっていたが、それを何とか押しとどめる。


 ジェイクは自分の心情に素直に従ってはいるが、越えてはならない一線を越えているわけではない。

 誰にも咎められない範囲で、可能な限りリゼの傍にいたいと思っているだけだ。


 試験前だからと、家庭教師のバイトを増やすことは難しいだろう。

 リゼだって現役の生徒、その期間は自分の勉強に集中する。だから家庭教師役としてずーっとジェイクの勉強を見るというのは難しい。

 


 ――それを理解した上で、ジェイクは試験期間中もリゼに会いたいと思っているし、勉強も教えてもらいたい。


 自分から休日に一対一で勉強を教えて欲しいなんて軽々しく言えるわけもなく、仕方なく王子と自分カサンドラを巻き込むことにしたということか。

 


 勉強会だろうが何だろうが、ジェイクと一緒に参加できると知ったらリゼは喜ぶだろうし、カサンドラも特に断る理由がない。


 王子と一緒にいられるのだからむしろラッキーだ。


 ジェイクが往生際悪く四人で勉強会をしようと王子に提案しなければ――

 先の話になってしまった街中散策をヤキモキしながら待っている状態だったかも知れないのだし。



 だが……そこまでバッサリ拒絶されても、ジェイクが望んで試験対策に勉強会を開くと言うなら――と王子は提案を呑んだ。

 心が広すぎるのでは?


 シリウスだったら『面倒くさい。勝手に一人で勉強していろ』と苛立って匙を投げているだろう。

 何とかジェイクの意向を汲もうとする王子は、相変わらず優しい人である。


「お声掛けを頂戴できるのであれば、是非わたくしも参加したく存じます。

 一人で勉強する時間も大切ですが……それだけでは学べない事も沢山あるかと」


 とりあえず、二学期中のダブルデートがなくなってしまったのは口惜しい事だ。

 だがその代わりに四人揃って試験対策のための勉強会に参加することは、何の異論もない。


 王子はカサンドラの返事を聞いて、漸く表情を綻ばせた。

 

「試験対策と言うからには私も全力で臨むつもりだ。

 有意義な時間になるよう、皆で頑張って取り組みたいものだね」



「はい、仰る通りですね」



 試験期間中に街に遊びに行くなんて王子が言い出したら、シリウスの耳に絶対入るだろう。

 外聞が宜しくないので、避けるのは当然のことだ。

 ミランダの賛同を得たことで、食事会を早くセッティングしなければと急いてしまった自分の落ち度。


 もしもスケジュールが合っていれば、もっと早く皆で街中散策に出かけることが出来たのではないか。

 そう思うと胸の奥にしこりが残る。



「わたくしが先週末、予定を入れてさえいなければ」


「それは違う、カサンドラ嬢。

 本当は武術大会が終わった後、すぐにでも声を掛けようと思っていたんだ。

 ……だけどそれが難しくてね」


「王子がお忙しい事は重々承知しております。

 どうかお気になさらないでください」


「ありがとう。

 私の事情に君を振り回してしまって、本当に申し訳ない。

 事態は解決したからもう大丈夫なのだけどね。

 ただ、声を掛ける機会がないまま試験期間に入ってしまったのは予定外だったよ」


 そう言って彼は苦笑を浮かべる。


 王子ののっぴきならない事情。

 それは東部地方で起こった大規模な内乱の事だそうだ。


 鎮圧に向けて騎士団も大きく動かすことになり、王子も背景把握に奔走し――ああ、それは王都散策なんて言っていられる場合ではなかったのだな、と肝を冷やした。


「騎士団の皆様にお怪我はありませんでしたか?」


「ああ、騎士は皆、無事だよ。

 師団長も向かっていたから人的被害は全く無かった。

 ……こちらは、ね」

 


 こちらは……



 内乱を起こす、ということは武力蜂起だ。

 鎮圧するという事は、武力と武力の衝突という事。

 騎士団に怪我もなく平定することが出来たのは喜ばしいが、双方全く被害が無かったわけではないのだろう。

 何より前線で戦うのは騎士だけではなく、兵士もだ。



 王子の横顔は、何とも言えず悔しそうな顔。

 平静な態度をとろうとしているが、それが叶わず溜息を落とす。



 争いごとが嫌いな王子だ。

 王城で報告を聞く度、胸を痛めていた事だろう。

 内乱、即ち相手にしているのも皆等しく王国民なのだから。



 ――地方の内乱は良く聞く話だ。歴史の講義でも途切れた時代はない。


 学園内での立ち位置を見ても瞭然の通り、どうしても地方は中央とあらゆるところで差をつけられているようなもの。

 その扱いに納得がいかず、王家に従う領主に反抗するなんて話は今に始まったことではない。

 レンドール領内はそのようなややこしい話は聞いたことがないけれど、他の裕福ではない地方は反発する村もあるのだとか……




「畏れながら王子の心中、ご推察申し上げます。

 王子が王としてお立ちになった暁には、必ずや争いごとが減じる事でしょう。

 ……わたくしはそんな未来を信じております」



 カサンドラは純粋に、王子の治める国に住んでみたいと思う。

 そして今の時代は、御三家ともども皆親友同士、そこに争いが無く――そして皆ヒーローに足る素質を持つ『良い人たち』なのだ。

 憂う要素が無い。




 王子が国王になる日がくれば明るい未来が築けるのではないか。

 王子の婚約者としてではなく、一人の王国民としてそう期待してしまう。








 このまま何もしなければ――彼がこの国の皆を苦しめるような存在になるなど、到底信じられるわけがなかった。

 


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