『小さなお話し』 その48

やましん(テンパー)

『闘え❗ごき、Pマン』

『このおはなしは、フィクションです。』



『たたかえ〰️〰️❗たたかえ〰️〰️❗


 われらが〰️〰️〰️❗Pまーん』



 『地球をまもるため、われらが、ごきPマンは、今日も、悪魔のゴキラーと闘うのである。』


 『われらが、ごきPマンに、明日という文字は、ないのだ‼️』


  ・・・・・・・・・・



『かっこいいなあ!


 ぴーまん❗ ばーん。ばーん。』



『ほら、『ごきテレビ』ばかりみてないで、ちゃんと、ピーマン食べなさい。強くなれないよ。』


『ぼく、ピーマン、きらい。』


『あんた、発言に根本的に、矛盾があるじゃない。きちんと食べなさい。でないと、やましんが、来るよ❗』


『えー。ピーマン、苦い。やましんなんか、怖くないもん。』


『もー、あ、ほんと、やましん、来た。逃げるわよ。はやく、潰されるよ。』



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 睡眠導入剤を飲んでも、寝られない、ふらふらのやましんが、台所に降りてきたのです。


『ありゃあ〰️〰️? てれび、消してなかたかな。砂嵐になってる。おかしいなあ………。あー、ばんごはん、かたしてなかたか。なんか、ちょっと、へったかな。あらま、『ごきさん転落観察ボックス』に、二匹ひっかかってる。やれやれ、表に放してこよう。』



 今夜は、やましんさんは、機嫌は、あまり、わるくなかったのでありました。


 かわいそうな、ごきおやこの、冒険SF映画を観たからです。


 なんだか、多少、慈悲深くなっていました。


 やましんに、明日はないのです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・



『観察ボックス、活用されてます。大将❗』


『ああ、『ごきさんべちゃべちゃ』では、助けられないからな。しかし、やはり、なんか、自虐的だな。』




  ・・・・・・・・・・・・・・・・


              おしまい

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『小さなお話し』 その48 やましん(テンパー) @yamashin-2

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