2021年4月26日(月) 快晴
少し前にカクヨム金のたまごで取り上げて頂いた時のアル厨の記録というタイトルから、蕎麦にうるさいヤツはめんどくさいヤツが多いというタイトルに変えた。後から取ってつけたようなものなのでタイトル回収をする気など更々ないないのだが、語呂が好きだ。
学生時代、恋のから騒ぎが好きで、11期生のMVPとなった彦六師匠と呼ばれる独特の喋り方をする女性が、同時に説教部屋に呼ばれた胸の小さい東大生が胸元をアイシャドウで立体感を出すのだというコメントに対して、「東大生は変わった人が多い」と言っていたところからインスピレーションを受けたというマニアックな話だったりする。
歳を重ねるごとに、仕事中の昼食もラーメンにチャーハンみたいなオーダーはとても出来なくなり、確かに多少値が張ったとしても美味しい蕎麦くらいが調度良いといった具合いに好みは変わって来ているように思う。
現職について間もない頃、自分のスーパーバイザーが蕎麦と葱が好きだと豪語する人で、赤坂見附に美味い葱の店があるから連れて行ってやるというので、美味い葱の店って何なんだよと、興味をそそられるでもなくその人を変ってんなぁと思ったものだが、最近は僕もこれまで好んで食べるでもなかった葱を薬味程度には嗜むようにはなった。
昨年辺り、プロジェクトのディレクターが我々のオフィスに顔を出した際のランチ時に、有名な蕎麦屋に連れて行こうとすると、それは楽しみだと意気込みながら店へ足を運んだ。
大盛りはプラス300円という表示があり、過去に僕も欲張って大盛を注文したところ、これのどこが大盛りなのかと拍子抜けしたことがあったので制止したにも関わらず、そのディレクターが盛り蕎麦の大盛りを注文したのだが、案の定「これが大盛り⁉」と納得の行かない面持ちで啜っていた。
気持ちは分かる。通常の量とほぼ変わらないその盛り方について、どういう頓智が効いているのだと思うのだがそれを解明出来ていない。
週末の夜にNTR男からLINEの通知が届いた。
GWの帰省はどうするのだといった問いに、奥さんを連ねて新規の不倫男とスワッピングプレイをしたという情報が添えられており、余程事後感が良かったのか僕とその彼を繋げたいのだという。とにかく次に繋がりそうな良い手応えがあったようなのだが、楽しいコトが起きると決まって僕のことを知らない人に切り札のように話すのが習慣になっているようで恥ずかしい。
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