2021年4月16日(金) 曇り
普段の週次のミーティングより1時間遅れでの開始としてくれとクライアントから打診があり、午前中に少し時間が出来たので仕事に着手する前にコンビニに昼食のおにぎりと晩酌用の酒を買いに出て、ガソリンを注ぎに行った。BGMはAudibleで伊坂幸太郎のマリアビートルだ。
先日の帰省時には同じく殺し屋シリーズのAXを聴いた流れで、グラスホッパーにマリアビートルと遡る感じで振り返っている状況にある。
今日は30何回目の誕生日で、上の子が通学の支度をしながら部屋の戸を開け、妻と妹を連ねておめでとうと言いにやって来た。これくらいの歳になると誕生日がおめでたいとは思わないが、誕生日ならではの普段と違う構図である。
仕事を18時過ぎに中断し、子供を風呂に入れていると上の子が「パパがケーキを見る前に食べてしまうのだ」と宣言をしてくるので、どうせ僕は遅くまで部屋に籠って仕事をしているのだから、食後のデザートにケーキを食べるつもりでいるのだという宣言なのだと認識した。
それはそうかも知れないと思いながら、ケーキを買ってきてくれていたことに嬉しく思う。
上の子が食後のデザートにケーキを食べるのだと、仕事をしていると部屋の戸を騒がしく開けて告げに来たので、仕事を中断してキッチンへ向かうと、メロンを半分くり貫いたような土台にデコられたケーキに妻が包丁を入れようとしていた。
上の子も下の子も歓喜を上げるようにテンション上がった状態で何か言っているので、それにも微笑ましく思う。下の子がまだケーキは食べられないのが切ないが、片手にミカンを握っていた。
日中会議の合間に仮眠を取っていると、NTR男からLINEのメッセージが届いていた。
内容は掲示板サイトで知り合ったガチな痴漢常習者を呼び寄せ、買い物中に奥さんの尻を撫でろというプレイを馴染みのあるショッピングモールで試みたら、奥さんがガチギレしたという報告だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます