私が異世界物を書く理由
でさ、私は、『ルールや法律に縛られない俺、カッコイー!』なんてのがなんでやめられないのか、考えてみるんだよ。なんでやめられないの? それ、誰にアピールしてんの? 誰に見てもらいたいの?
でさ、私は、『ルールや法律に縛られない俺、カッコイー!』なんてのがなんでやめられないのか、考えてみるんだよ。なんでやめられないの? それ、誰にアピールしてんの? 誰に見てもらいたいの?
でさ、私は、
『ルールや法律に縛られない俺、カッコイー!』
なんてのがなんでやめられないのか、考えてみるんだよ。なんでやめられないの? それ、誰にアピールしてんの? 誰に見てもらいたいの?
結局それも、ただの<承認欲求>だよね? <カッコイイ自分アピール>して誰かに認めてもらいたいからそんなことするんだよね? なんでそんなに拗らせちゃったの? 誰が認めてくれなかったからそんな風になっちゃったの?
さくらの子供達を見てるとさ、そんなこと本気ではやってないんだよね。たまにはしゃいじゃってテンション上がって「ウェ~イ!」な感じになっちゃったりすることはあるけど、それはあくまで、ホントに身内の中だけなんだよね。全然見ず知らずのどこかの誰かにアピールするつもりはないの。
だって、
<見ず知らずのどこかの誰か>
なんて、自分にとってマジでどうでもいい相手じゃん。どんな人かも分からない相手に認めてもらわなきゃいけないって、何なの? それで下手に気に入られちゃってストーカーされたりとか、普通に嫌じゃない?
さくらの子供達はさ、さくらと父親に認められてるから、どこの誰とも分からない人に認めてもらう必要がないんだよ。もちろん、認められたら嬉しいし、気分もいいだろうけど、別に必須じゃない。一時的に認められて持ち上げられても、相手の気が変わったり、相手の期待してる通りの振る舞いをしなかったりで気持ちが冷められちゃったりってことあるじゃん。
だけど、そうやって離れていっても、気分はよくなくても、縋ったりする必要がないんだよね。だから、
『どう? 自分ってこんなにイケてるんだよ!』
『こんなにカッコイイんだよ!』
『こんなに面白いんだよ!』
『こんなにすごいんだよ!』
みたいなアピールする必要ないんだよね。そうなると当然、
『ルールや法律に縛られない自分、カッコイー!』
アピールする必要もないの。普通にルール守って法律守ってのんびりやってればそれでいいんだよ。
『一秒二秒の時間に拘る自分、有能~!』
なんてアピールしなくても済むの。
自動車運転する時も、
『他の自動車の間をすり抜けて前に出る俺、カッコイー!』
しなくても何も困らないの。だって、余裕をもって行動するし、渋滞とかも予測して出発するし。
『流れに乗る』にしたって、制限速度プラス十キロ程度までの範囲で済ませるし。
『真面目過ぎてつまらない』
とか言ってくる相手には、好かれる必要もないしさ。
だってそうじゃん? 別に無理に結婚する必要もないんでしょ? 『真面目過ぎてつまらない』とか言ってくる相手になんか、なんで好かれなきゃいけないの?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます