個人的に『気に入らない』『不快だ』って感じるんならそれを口にするのは勝手だけど、その意見そのものを『気に入らない』『不快だ』って感じる人がいることも忘れちゃいけないよ
最近、いるよね。別に見なくてもいいものを見てそれで『嫌なものを見せられた!』ってキレる人。
まあ、痴漢の類はあれは犯罪だからなるほど論外だけど、個人的な主観で『気に入らない』『不快だ』と思ってるものについてまで『発信するな!』って言うんだったら、そういう<偏った主張>そのものが他人にとって、
<気に入らないもの>
<不快なもの>
だっていう可能性について考えなくちゃいけないと思うけど?
私の作品だって、人によっては不快に感じたりすることはあると思うよ。でもね、だからこそ私は、それこそ『法に触れる』とか『利用規約に反する』とかそういうのでない限り別に好きに発信すればいいとは思ってるし、ましてや文句なんか言わないようにしてるんだ。
加えて、『法に触れる』とか『利用規約に反する』とかを判断するのは、個人だったり利用者だったりじゃないよね。司法に携わる人や、サービスを提供し運営してる側が判断することだよね。そういう意味で、私は、運営側の判断には従うよ。利用してる側の責任として。
個人的に『気に入らない』『不快だ』って感じるんならそれを口にするのは勝手だけど、その意見そのものを『気に入らない』『不快だ』って感じる人がいることも忘れちゃいけないよ。
自分ばっかりが好き勝手言えて、他人が好き勝手言うことを許さないなんて、筋が通らないから。
あと、自分の言ったことがなんでも通ると思っちゃいけないなあ。
世界っていうのは、誰か特定の人にだけ都合よくできてるんじゃないからさ。
私は自分の子供達に、そういう勘違いをさせたくないよ。『何もかも自分の思い通りになるのが正しい』なんてね。
てか、そもそもなんでそんな勘違いするようになっちゃうんだろうね。
私の両親や兄も、典型的な、
『自分が正義。自分が正しい。すべて自分お思い通りになるのが正解』
って思ってるタイプの人だけど、実は祖父母もそのタイプでさ。なるほどあの祖父母を見習えば両親もそうなって当然だし、あの両親を見習えば兄もああなって当然だと思う。
私はたまたま、小説に出逢って<別の視点>ってのを得ることができたからあの人達の振る舞いを見て、
「うわぁ……」
と感じるようになれたけど、そうじゃなかったら、私もあの人達とそれこそ同じだったかもしれない。
もっとも、私が小説に出逢ったからってそんな視点を持てるようになったのは、そもそもあの人達のことが心底大嫌いで、
<どうして私がそう感じるのかの答>
がその小説の中にあったからっていうのも原因なんだろうけどね。
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