基本的に私の創作の形は、『自分の中にある様々な人の生きざまをそのまま文章に起こす』って感じなんだよね。私の中に様々な人が生きていて、私はその様子を観察してるだけってことかな
基本的に私の創作の形は、
『自分の中にある様々な人の生きざまをそのまま文章に起こす』
って感じなんだよね。私の中に様々な人が生きていて、私はその様子を観察してるだけってことかな。
それこそ無数の人の人生があるから、たぶん、一生かかっても描き切れないと思う。
もっとも、『さすがにこれは書き起こす気にもならないなあ』っていうのも無数にあるけどね。
<おっさんのだらだらした日常>
なんて、誰が見たいよ? 私も見たくないわい!
だけど、そういうのも何人もいるんだ。
で、やっぱモチベーションが湧いてくるのは、少年と年上の女性の日常なんだよね。一番は。私は基本的に、BLにはあまり興味がない。百合も実はそれほど興味ないんだ。たまに『可愛い♡』と思うことはあるから、そういう時に一気に書き上げるといけちゃうだけで。
<ロリハーレム>も、気分が乗ってこないと書く気が起こらない。
実は、<ショタハーレム>もそう。
たぶん、<ハーレムもの>っていうの自体が私の本質的な食指からはズレてるんだと思う。
結局、私が好きなのは、<少年と年上女性の純愛もの>なんだろうな。それも、<陰のある少年>と、<過去のある女性>の。
<無双>とかいうのも、本当はあんまりピンと来てない。例えば、<神様>だとか<竜>だとか、元々圧倒的な力を持ってるのが、力の差をわきまえてない無謀な有象無象相手に無双するのは分かるんだけど、何かのはずみでチート能力を得てそれで無双する。っていうのは、ピンとこないんだよ。
それがダメなんだろうね。
『虐げられている者がスーパーパワーを得て理不尽を力尽くでぶっ飛ばす』
みたいなのがピンとこないんだ。
私自身が両親や兄から虐げられてきてそれを力尽くでひっくり返せなかったから、実感がないんだよ。
世の中には、そういうのをひっくり返してほしいという願望があるのかもしれないけど、私はそういう願望を抱くには現実を思い知らされすぎちゃったのかもしれないな。
ラノベ作家になってそれで身を立てることはできても、両親や兄を屈服させられる存在になってないってのを思い知らされちゃったのかな。
あの人達が私の前で跪いて許しを請う光景が想像できない。
あの人達は、たぶん、死んでも自分の負けを認めないだろうな。もし、私にお金の無心に来たりすることがあったとしても、それは自分が負けたからそうなったんじゃなくて、
『自分達が生んでやったんだから力になるのは当然のことだ』
とか思ってるんだよ。そんな風にしか考えない人達なんだ。
死んだって負けを認めずに、<勝ち逃げ>するタイプだよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます