それが何の役に立つかって

私は別に、どういう趣味嗜好を持ってようと、他人に危害を与えるようなものでなければ別に構わないと思う。


どんなジャンルの創作物が好きかなんて、それこそ誰にケチを付けられるものでもないでしょ。


異世界チート俺Tueee!が好きだって別にいいじゃん。楽にストレスフリーで成功を疑似体験したっていいでしょ?


それが何の役に立つかって言われたら、いや、『野球中継を見るのが好き』ってのが何の役に立つの? ってのと同じ話だしさ。


こう言うと、


『野球中継を見るのが好きなのはこんな風に役に立つ!』


ってムキになってあれこれ列挙してくる人もいるけど、正直、その<役に立つ事例>そのものが、興味ない人間にとってはものすご~くどうでもいいことなんだよね。


しかも、


『それ、野球中継好きじゃなくてもいいんじゃね?』


ってものも多いしさ。


でも私は、野球中継が好きなら好きでいいと思うよ。


でもな~、昔は野球中継見ながら野球賭博してる大人も多かったんだよね~。


ってか、野球賭博って普通に犯罪だよね? そういう犯罪をやりながら偉そうに子供に説教する大人って一ミリも信用できなかったな~。


『あんた普通に犯罪者じゃん。犯罪者が何言ってんの?』


と思ってたんだよね~。


そういうのに比べれば、異世界チート俺Tueee!が好きなんて平和で可愛いもんだよ。


ただ、異世界チート俺Tueee!が好きな人は、私の作品は好きじゃないみたいだけどさ。


だけどそれでいいと思う。


いろんなものを好きな人がいるからこそ、私の作品を好きだと思ってくれる人もいるんだし。


『異世界チート俺Tueee!が好きな人もいる』


っていうことを否定したら、私の作品を好きになってくる読者の存在も否定することになって、自分で自分の首を絞めることになるよ。


それじゃなにをやってるのか分かりゃしない。


他人の好きなものにケチ付けるのって、普通に自分の首を絞める行為だってことを私は忘れたくない。




とまあ、あれこれ言ったけど、今、書いてみたい異世界物は、転生した時に人間以外の何かになってしまったってやつ。


これはもう、散々、やりつくされた感のあるシチュエーションだけど、それだけに自分が書いてみたらどうなるか興味があるんだ。


もちろん、『パクリだ!!』って言われるのは目に見えてるし、編集の方も、


『さすがに後追いが過ぎます。これは使えません』


ってNG出してくるのも目に見えてるけど、商品になるかどうかは別にして書いてみたいんだよ。


こうやって自分の中にあるものをどんどん形にするからこそ、そこから別のアイデアも出てくるんだよね。


私の場合。


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