自分の価値観こそが
ただ、それでもこの世の中には、
『自分の価値観こそが正しくて、世界中のすべての人が同じ価値観を持つべき!』
みたいに考えてる人もいるみたいなんだよね~。
で、そういう人がクレームつけてくると。
でも、異世界物なら、作り手の好きなように世界を作ってしまえるから、まあ、予防線だって張り放題だし。
たとえば、現実世界を舞台にしてセンシティブな話をするとそれこそシャレにならなかったりだろうけど、ほら、異世界だともう常識からして別物にできるしさ。
人生観、死生観、社会環境、なんでもアリだよね。
性別の話だって、いっそ雌雄同体でどっちが妊娠するか双方の合意の上で決められるってことにすればいいじゃん?
でも、そうすると今度は妊娠・出産の話に敏感な人が騒ぐかもだけど。
けどなあ、<生まない自由>があるのなら<生む自由>も当然あるわけで、その辺りを無視するのはおかしいよね。
私自身は子供を生む選択をしたけど、だからって生まない選択をした人についてどうこう言うつもりはないんだよ。子供達は可愛いし、生んで良かったなとは思うけどさ、彼に出逢ってなかったら私も<非婚派><生まない派>だったから、たまたまなんだよ。たまたま。
だからそういう話を客観的な視点で描きたい時なんかにも異世界設定はすごく役に立つ。描きたい部分だけがクローズアップされるような舞台にすればいいから。
<俺Tueee>も<俺Sugeee>もそれをしやすい舞台を用意するための<異世界>なんでしょ?
私は他の創作者さんのやり方については口出ししないよ。
てか、私、小説については、基本的に好きな作家さんの以外は読まないんだよね。割と文体とか影響受けやすいから読まないようにしてるんだ。好きな作家さんについてはすでに影響受け倒してるから今さらだし、アニメとか漫画は摂取するけどさ。
でも、アニメとか漫画についても口出しするつもりはないよ。
だってさ、私は創作者であると同時に、視聴者でもあり読者でもあるんだよ。自分の好きな作品が貶されてたりしたら悲しいし嫌な気分にもなるよ。
それを考えると、自分にとっては面白いと思えない作品だからって貶していいとは思わない。その作品を面白い・好きだと感じる人はいるわけで、その人達が悲しくなったり嫌な気分になるだろうからさ。
こういう時、他の作品のファンが自分の好きな作品を先に貶してきたからってことで、
『やられたらやり返す』
ってのを根拠に貶したりする人がいるんだけど、それ、典型的な<水掛け論>だからね?
『どっちが先か?』
なんて言い出したらキリがないんだよ。
だから私はやらない。
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