のび太のママ
ブログネタ:玉子の白身と黄身、どっちが好き?
…の名前は有名か。「野比玉子」といいます。で、このママはのび太が9才くらいだから、30台前半か。
このママが妙になまめかしい感じがある。
たぶんいじめられっこだった、藤子・F・不二雄氏はドラえもんのポケットという胎内回帰願望の象徴、を創造した位で、マザコン、または母性愛崇拝傾向があるのでは…
のび太という主人公は自分の分身だから、そのママには、自分の母親が投影されていて、そこに母性崇拝という要素を考えあわせたら、ある種の性的な願望が母親に、無意識にしても抱かれていて、それが、ママをしてエロチックにさせることがある。
いや、大体普段からのび太のママはかなりセクシーである…
理知的な感じに性的な要素がからんでいる、メガネ、そうなると、「がきデカ」の西城君のママをも連想させる。こまわり君、のママは相当にエキセントリックで喜劇的だが、西城君のママは良妻賢母。で、のび太のママはこの中間というか、喜劇的でヒステリックな反面、理知的でセクシーでもある。しずかちゃん、の美人ママには
色気は無くて、しずかちゃん、はセクシーな部分もあるが、やはり理想化されている分、生きた人間というより女神様の像みたいな神々しいような非人間的な感じがセクシーさを却って薄めている。
のび太のママはちょうど、理想的にセクシーである。
こんなにセクシーなママ、なぜかひどく禁断の果実を思わせるセクシーな女性を、
僕はマンガにおいてほかに知らない。
藤子・F・不二雄という人の天才的な面、人間愛、女性愛、母親愛、の深さが、このセクシーさの源泉か、そう考えると何だか背筋がゾクゾクするような感じにうれしくなるのである…
(2015.5.11)
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