第17話 温泉探偵ユメ・解決編
くだひゃい? くだひゃい?
エルフの
顔から火が出る思いだったが、会議の場が少し静かになったのはありがたい。
私って別に「
そう自分で自分を
「皆さん、初めまして。私の名前はユメ。オルデンブルク
「おお、あの
「はい。」
「あの、それではユメさん。
「はい。
なにを話すのだろうか…と
ようやくこちらに耳を
私は
「今回、
そもそも
私も初めて聞いた言葉だが、
「ユメ、あなた
ソフィアが
「ソフィア、
「
ソフィアが食い下がる。
「えっとね。
「ユメ、それってもしかして…」
「ええ。おそらく、宿の
「ちょっとよろしいかな?」
一人のエルフとしてはやや
「はい。何でしょう?」
「私は
私も
「ええと、森に雨が
「お
ブラムスが
うん、わかる。私も最初ピンとこなかったもん。
「川や水たまり、といっても皆さんが
そう言って私は目の前に
女性エルフの目の前には
「お借りしますね。」
女性エルフはあっけにとられているのか、
「皆さん、この
ブラムスが思い出したような顔をした。
「そう言えば、ぬるっとした土が出てきたな。そういやぁ、そのすぐ上の砂がやたらと
「それです!!」
後になって知ったのだが、エルフは森に
地下の
そこにミュルクウィズ
ここから先はエルフの
私は体内の
魔法
これならば、魔力値
森の民だけあって、森の
野ウサギのソテー、木の実のスープ、
「ねぇ、ユメ。今日は私の部屋で
そろそろ
「いいよ。」
ああ、こういう『友達とのお
「ユメ、今日はありがとね。」
「ソフィアったら、それ今日5回目だよ?」
そう言って私はクスクス笑う。そんなに気を使わないでよ、という気持ちも込めて。
「ううん、あのね。今回の
「うん。」
「私たちはエルフであることに
「そう…なんだ。」
私自身は、旅の
「ねぇ、ソフィア。ひとつお願いがあるんだけど。」
「なぁに?ユメ。何でも言って!私ができることなら何だってするわ!」
そんな
「また、ソフィアのお
「そんなことでいいの!?いつでも、いつでも
「あの、ユメ…私からもお願い…いいかな?」
「なぁに、ソフィア?」
「私と、その…あの…えっとね、お
私はぷっと
「ひ、
「ううん、ごめん、ごめん。そういうわけじゃないの。あのね、ソフィア。私はもうとっくに…」
――
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