第13話 粛清のトイフェル(後編)
ポロリ ポロリ
そんな私の頭にアレクサンドラは手を当てる
「ユメは
アレクサンドラはそう言うと、続きを
◇◆◇◆◇◆◇◆
ロザリアが
ロザリアという心の支えを失ったトイフェルは悲しみに
食事も
4日目、
あの
忘れもしない、あの
人を殺すことを何とも思っていないあの目。
自分の魔力をもってしても
でも、
トイフェルは
どうしてだ?どういうことだ?
あんなヒョロヒョロ男を相手に
わけが分からず
その間にも
トイフェルはそこで
しかし「トイフェル君は大切な人を失ったショックで
また、
本人がやったというのだから、
結果、
何を言っても何をされても無反応でされるがまま…まるで
しかしトイフェルが
ロザリアの
そんな彼にとって学院生活や他人とのかかわりは
彼は
しかし誰に知られることもなく、こっそりと…。
ところで、
と言っても何ヵ月もかけて研究発表する者はごく
多くは…特に
その年も
彼が発表したのはオリジナル魔法「ゲシュテンドニス」。
卒業発表の会場はどよめきが起きた。
それもそうだろう。なぜなら、
トイフェルの
この「ゲシュテンドニス」の魔法を
王国いや、
魔法
しかしその場でトイフェルは
自分なら、その魔法を使える、と。
それは
魔力値1000
そこでトイフェルは
「ならば、今
しかし、
魔法が
――世界の魔法の歴史を変える場面に立ち会える・・・。
トイフェルが
しかし
トイフェルは
トイフェルはさらに問いかけた。
では、
ここで
それを言うことだけは
しかしトイフェルの魔法には逆らえない。
そして
ことは
――なぁに、
こう言われて
また
魔法使いは誰にも
しかし結果はトイフェルの
魔法使いは
こうして、
トイフェルは逆にこの件をきっかけに
そして、この
これまでに
この者たちがトイフェルを
トイフェルはこの頃「自分の知らないところで自分への
どんな小さな
いつも…いつも
そこで彼は
元
そしてトイフェルは生きる意味を完全に見失った。
ロザリアを失ってからの彼は、ロザリアを殺害した真犯人を
それが
今現在、彼は
王はトイフェルには
そして
国のどこかで魔力に
トイフェルに
また、
◇◆◇◆◇◆◇◆
「とまぁ、こういう人物なのよ。
アレクサンドラがカフィーを飲み
「今の彼の
なるほど。ようやく理解できた。と同時に疑問も
「でも先生、その人
「たしかに普段は
え!?どういうこと。
なんの理由で。
…もしかして。
私は
そしてそれをアレクサンドラに
「先生…先生はもしかして…」
――ロザリアさんの
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