第16回:第二巻開幕! ということで作者的見所を

※本内容には、第一巻全話、及び第二巻五話までのネタバレが含まれる場合がありますのでご注意ください。


 いやはや。

 気づけば一ヶ月強更新がございませんでした「ニチサハよもやま話」でございますが。

 まあ一巻の時点で相当、作品全体への想いは語ってきましたので、この辺からは二巻について少しずつ語っていこうかなと思います。


 二巻連載後の初回は、折角なので二巻としての作者からの見どころを語っていきましょう。

 まあ、この辺語るのに第五話まで待ったといっても過言ではない!


 さて。

 まず最初の見所と言えば、やっぱり「御影」という存在でしょう。


 ヒロイン二人目ということで、勿論今回は彼女を中心に話が進むわけですが。

 実は何気に一巻の少しの出番でも、その性格から「御影がいいな」といってくださった方がいる位、天真爛漫さが強く垣間見える魅力的なキャラですよね。(自画自賛)

 その片鱗は、第二巻の二話、三話辺りでも強く感じていただけているのではないかと思います。


 魅力はその性格もありますが。

 雅騎との幼馴染という関係と、心に秘めた恋心。

 これは、佳穂の恋か憧れか分からない戸惑いとはまた違う雰囲気が、はっきり見えていると思います。

 まあ、その割に奥手過ぎて、非常に苦労しているのだけはよく分かりますよね!


 次の見所。

 これは、雅騎と御影だからこそと言うべき、既にちらほら語られているワード。

 そう。「幼馴染」です。


 幼馴染であるが故に、雅騎の反応もやはり佳穂や霧華に対するものと違いますよね。どちらかといえば、フェルねえ寄りの、親しさを感じる会話。

 こういう、ある意味素に近い雅騎らしさを感じるものという意味でも見所だと思いますが。


 この、そもそもの「幼馴染」という言葉。

 これに対する雅騎と御影の想いもまた、実は見所だったりします。


 この片鱗は、既に二巻第四話でも感じられていますよね。

 「幼馴染」と「腐れ縁」。

 対義語ではないのですが、この言葉の差を理解して読んでいくと、この先の二人の違いや変化を感じられると思いますので、是非注目してみてください。


 そして。

 最後の見所はやはり、バトルです!

 一巻では、反省会でも書きましたが、かなり雅騎の戦いは受け身ばかりで、バトル物として消化不良だった方も多かったかも知れません。


 ですが。

  二巻はのっけの第一話から、激しい神名寺流みなでらりゅう胡舞術こぶじゅつの応酬を見せていきましたが、タイトルにもある忍とは何か。

 そしてその先にある戦いの中で、雅騎達の異能も駆使した戦いが続いていきます。

 自分として色々チャレンジした表現も交えつつ、展開していく戦闘もございますので、是非そういった点も注目していただけたら嬉しいです。


 というわけで。

 まだまだ続く第二巻。よろしければ、この辺りを注目しながら楽しんでいただけたら幸いです。


 ちなみに。

 第五話で佳穂とエルフィも出てきましたが、こういった彼女達と雅騎の関係などは、勿論一巻を読んでおくと、より二巻を楽しめるようにしています。

(多少は知らなくても楽しめるような努力はしていますが……)


 もし一巻未読の方は、よろしければそちらもお読みいただけたら嬉しいです!

 話数の割に長いのは、ニチサハ名物なのでこれからも変わりませんから。・゚・(ノ∀`)・゚・。

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