第15回:奥さんに言われた推敲での想い出~その4~
※本内容には、第一巻全話のネタバレが含まれる場合がありますのでご注意ください。
さて、今回の「ニチサハよもやま話」は、推敲での想い出シリーズ第四弾です。
奥さんが、推敲しながら読んだ本作で指摘されたりした、ちょっとしたお話なんかをご紹介です。
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◆朱に染まってはいけません(場合によるけど)
しょぼんさんが、頬を赤らめる意味合いを込めて、何度か佳穂ちゃんが照れるシーンで「朱に染まる」って言葉を使っていたんですが。
推敲時に奥さんが調べたら、これは「血に染まる」意味合いの言葉だそうで……。
危うく佳穂ちゃんが血塗れで雅騎に向き直り照れるシーン、生まれかけましたよね(汗)
皆様も気をつけましょうね!
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◆鍛錬足りないなぁ~。(手を抜く鍛錬!?)
一巻第十六話ファルトとリナに雅騎が追い詰められるシーンありましたよね。
あそこで緊張感が切れたファルトが無意識に全力で技を放つシーンがありましたが。
奥さんがあのシーンを見て「こんな事でミスするとか、鍛錬足りないなぁ」ってずっと言ってたんですよね。
その後の雅騎の技に一気に戦意喪失した時にも、ただひたすらにこの台詞を口にしてましたね……。
ちなみに。
ファルトの技が雅騎に当たった時には「ミディアムレアやな」とか言ったり、この跡に続く話題と言い、何かと天使との戦いは迷言が多い話でもありました(汗)
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◆海ドボで終わらせたい!!(結果、十八話が危うく1万字超えそうになる)
実は十八話と十九話って、当初三話構成だったんですよ。
(確か最初がレイアがエルフィの技を受けるシーンで区切り、次が雅騎が海から助かり、泣くシーンまでで、残りでもう一話分)
ですが、奥さんが話を読んで「絶対海ドボで終わらせたい!!」と強く要望したので、結果二話になっちゃったんですよね。
ちなみに海ドボは何かといえば。そう、賢明な読者はすぐお分かりですが、雅騎が海に飛沫を上げて沈んだあのシーンですorz
ちなみに、これは読者の応援コメントにもあったんですが。
雅騎が海の上を跳ね飛んでいくシーン。実は描写で水を切る石のように、なんて文言があったので「水切り雅騎」なんて言われてました(汗)
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◆神は言っている。(ここで死ぬ定めではないと)
海ドボした後の雅騎くんが死にかけた時。
深空ちゃんがまだ死ぬ運命じゃないよと告げたわけですが。
もしかしたら同じことを感じた読者さんもいるかもしれませんが。
奥さんが「エルシャダイか」と突っ込んでました。
そのつもりは毛頭なかったんですが……。まあ言われたらそう感じますよね(汗)
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というわけで、第四弾いかがだったでしょうか。
これにて第一巻の「奥さんに言われた推敲の想い出」シリーズは終了です。
次回のよもやま話は第二巻に絡んだものをお送りしていこうと思います。
しばしお待たせいたしますが、本編と合わせ、是非今後もお楽しみいただけたら幸いです!
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