第11回:主人公には作者がいる?

※本内容には、第一巻第十五話までのネタバレが含まれる場合がありますのでご注意ください。


 さて、今回の「ニチサハよもやま話」ですが、ちょっと変なタイトルであれ? って思う方もいらっしゃると思います。

 今回は少し、主人公である「速水雅騎」に関係するお話を語っていこうかな? と思います。


 さて。今回のタイトルにした理由なんですが。

 Twitterでたまたま面白いアンケートを見たのですよね。


「自分の書く作品の主人公に自己投映しますか?」


 皆さん複数作品書かれている方はこれは作品によりけりかもしれません。

 とはいえ、しょぼん(´・ω・`)さんはニチサハしかありませんから、主人公といえば雅騎君ですからね。


 ということで、まだまだ裏設定とか細かな所はあまりお話できませんが、雅騎君の誕生秘話と、この自己投影の観点について、少しお話しようかなと思います。


 実はですね。

 速水雅騎というキャラは、しょぼん(´・ω・`)さんが高校生時代には既にキャラとして存在していました。

 現在の彼にかなり設定も踏襲しているところがありました。

 というか、実はこのニチサハの世界って、それ位から色々考えていた世界や作品の流れかなり汲んでいるのですよね(汗)

 なお、その当時の雅騎君は異世界転移してたのは、ここだけの話。

(話のネタは未だあります)


 そんな主人公歴が長い彼ですが、自己投影されているか? と言われると、という感じですかね。

 どちらかといえば、内向的だしインドア派な自分ですが、雅騎って社交的だし、アウトドア派っていうとあれかもですが、運動神経もよくて、というタイプなので、そういう意味では間逆な部分が多いんです。

 物語の主人公ってある程度活動的じゃないと、話が進まなくなる事が多いんで、ここは既定路線でしたし、やはり作者の憧れをそこに持たせた、というのはあります。


 これは性格もそうで。やはり話を進めるにあたっては「正義感」を持たせたかった。なので、そこは顕著に見せているんではないかなって思います。

 勿論この辺りには理由付けもあるので、より先の話でこの辺りはお話する機会があるかもしれませんが、今は細かなお話は割愛しますが。


 ただ同時に。

 絶対に譲れない性格。これだけは、自己投影というとなんですが、反映しました。


 それは「優しくあって欲しい」点と、「おせっかい」な点。


 自分がめちゃめちゃ優しいわけではないですけど、少しは気遣いくらいはできていると思ってます。

 後、自分は意外に放っておけない、おせっかいな部分はあるんですよね。

 そういう要素は敢えて自己投影しています。


 やっぱりどこか、自分の理想の雅騎キャラだけど、より作者自分らしさを持つことで感情移入しやすくするというのは、話の書きやすさにも繋がりますからね。

 勿論、ほぼ理想のほうが際立つんですけど(汗)


 というわけで。

 こんな色々な理想と現実を詰め込んだ雅騎君が、今後どんな風に物語を紡ぐのか。

 よろしければ、これからも是非楽しんでいただけたら幸いです。

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