第3回:奥さんに言われた推敲での想い出~その1~

※本内容には、第一巻第七話までのネタバレが含まれる場合がありますのでご注意ください。


 さて、今回のニチサハよもやま話は、奥さんに推敲いただいた中で言われた事をちょっと書いてみようかなと思います。

 ちなみにその1なのは、先々新たなネタが出てくるかも知れないからです(汗)


 奥さんはうちの小説をアップするにあたっての最後の砦。

 「読者目線」としての推敲、そして「誤字脱字誤用チェッカー」としての編集の立場として、色々貢献してくださっています。(毎週ありがとう!)


 そんな奥さんが、推敲しながら読んだ本作で指摘されたりした、ちょっとしたお話なんかをご紹介です。


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◆「これって異世界転生モノ否定してる?」(してません)


 ニチサハの最初のプロローグ。


 奥さんが最初にこれを読んだ時に「異世界行くのかと思ったら行かなかったのでガッツポーズした」と言われて、最初疑問符が飛び交いました。

 最近ちょっとこの、異世界転生する展開が食傷気味だったようでして。


 自分、異世界転生モノ含め、ラノベに近いお話って実は、カクヨム始めるまで一切知りませんでした。

 「Re:ゼロ」、「ダンまち」、「SAO」なども、名前は聞いたことあるけど、というものはあれど、小説を一切読んでいないし、アニメも見ていなかったりします。

 なので、異世界転生モノがWeb小説の今の主流だとは知っていたものの、冒頭なんて全く分からなかったのです。


 勿論自分としてあの一巻のプロローグには意味はあるものです。

(何で寝てたのか、何故深空が助けてくれたのか、も含め、理由付けありますからね)

 ですが、奥さんにその話をされた後、交流あったり、気になった作品フォローして読ませていただいた所、確かにこのパターンって異世界行きそうなやつやん! と驚きました。


 故にきっと、冒頭読んで異世界転生しなくてがっかりして読むの止めた方、いるのかな? なんて今でも思ってます……。

 まあ書きたかったの現代ファンタジーなので、異世界行ったら意味ないんですけどね(笑)


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◆ファッションセンスなさすぎだよ!(すいません)


 よもやま第二話でも書いたとおり、元々あまりキャラに対する詳細描写は多くない今作。

 それは服装、衣装なんかもそうなんですよね。

 とはいえまったく描写しないのもなんなので、場面転換された時に、たまに服装の説明を入れたりしています。


 例えば一巻第一話では軽く佳穂、御影、霧華は服装が紺色のブレザー、エルフィは白いローブだと描写してますし、一巻第三話では、佳穂達三人組のパジャマ姿が少しだけ描写されているんですけどね。


 ええ。

 当初自分が選択したパジャマ。実は却下されました(汗)


 彼女達の髪の色とかと、服装が合わなすぎるし、何よりダサい、と散々でしたよ……。

 これは先の既に書き終えている話なんかでもちょこちょこと指摘されてまして、現在のファッションコーディネーターはほぼ奥さん(というか、しょぼん(´・ω・`)さん描写のファッションチェックされます。

 実はこの先の私服なんかでも細かに指摘などもありました。

 そういう意味で、今後のファッションにも注目かも!?


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◆スイーティー佳穂(甘味成分多めです)


 ニチサハの第一巻と銘打って連載中の本作品。

 サブタイトルや紹介文の通り、一巻のヒロインは佳穂とエルフィなのですが、この二人はここまでの話でも、お互いを心配し、元気づけたりと優しい性格が表立って出ていたりするわけですが。


 その先のラブコメパートも含め、奥さんが何時も言うことは「スイーティー佳穂は甘々やなあ」という事。


 彼女の性格的に優しいという甘さもそうですが、ラブコメ部分もとかく少女漫画かよ! と言わんばかりには盛っているせいもあってか、勝手にこんな二つ名が付いています(汗)


 ただ、最近は奥さんもそんな甘さが中毒になったんでしょうか。


「ここはもっとスイーティー度盛っていこう!」


 とノリノリな所もあるので、皆様ご覚悟いただけますと幸いです。

 周囲の作家さん達のラブコメの完成度の高さまでは届きませんが、自分も自負できるレベルで甘々ですからね!


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 というわけで、今回のよもやま話はこんな所で終了です。

 これからも連載を続けていく中で色々とネタが提供されるかも知れませんので、本編と合わせてお楽しみいただけたら幸いです(笑)

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