第768話「戦いの功労者」

『〈黒猪の牙島〉のボスエネミー“牙王アルボルディル=ラオデュラ”と臣下たちが殲滅されました』

『領域拡張プロトコルが進行しました』

『新たなるフィールド〈老骨の遺跡島〉が解放されました』


 立て続けに響くファンファーレを聞いて、俺は目的が達せられたことを知った。それから少し遅れて、森の奥から歓声が沸き上がる。


「は、はええ……。わたし達の勝ち?」


 無傷ながら疲労困憊のシフォンが、氷の太刀を杖代わりに身体を支えながら疑い深い目で周囲を見渡す。しかし、彼女に襲い掛かる不埒な輩はもう居ない。視界を埋め尽くすほどに湧き出ていたオークたちは、全て倒れていた。


「どうやら、そうみたいだな」


 俺は近くの倒木に腰を降ろしながら頷く。

 やれやれ、流石に疲れた。時間としては30分程度だったとはいえ、全力で動くと身体に堪える。肩で息をしているものの、なんとか立っているシフォンとは年の差を感じざるを得ない。

 彼女もかなりの数のオークを倒して攻略に大きく貢献していたはずだ。勢い余ってオークの群れに放り込んでしまったこともあるし、後で何かの形で返さないといけない。


「それで結局MVPは誰なんだろう?」

「それも調べないといけないな。……俺以外の誰かがもう調べてたりしないかな」

「レッジさんが言い出しっぺでしょ? 他の誰がやっても納得されないだろうし、誰もやりたがらないでしょ」

「そうかなぁ……」


 一縷の望みを賭けた言葉は、きっぱりと切り捨てられる。俺はしょんぼりと肩を落としつつ、シフォンと共に森の中央へと足を向けた。


「やあ、来ましたねレッジさん!」

「レティもお疲れさん。他の皆もやり切った顔だな」


 見上げるほど巨大なボス、“牙王アルボルディル=ラオデュラ”の骸の側には、攻略の最前線に立っていたプレイヤーたちが集まり戦勝の余韻を楽しんでいた。

 俺とシフォンが近づくと、レティがいち早く気付き耳をピンと立ててこちらに駆け寄ってくる。トーカ、エイミー、ミカゲも揃っており、既に傷も癒えているようだ。


「久しぶりに全力を出しましたからねぇ。これは結果発表が楽しみですよ」

「私もなんとか首を切れましたから。きっと私の勝ちですね」

「まあまあ、結果を見てみないと分からないわよ」


 レティたちはそれぞれ自信があるようで、お互いに譲らず威勢を張っている。それを諫めるエイミーも、ちらちらとこちらに視線を送ってきた。


「ミカゲは三術連合のところで頑張ってたんだよな。どうだったんだ?」

「……基本は、雑魚狩り。それなりに、いっぱい倒した」


 ミカゲは三術連合のメンバーと協力し、縁の下で活躍していたらしい。呪術は同系統の原生生物を纏めて倒すのに便利な技もあるし、彼の言い分ならかなりのオークを呪殺しているはずだ。

 三術連合のメンバー同士はともかく、術自体にはそれぞれにシナジーがある場合も多く、その点でも期待できる。


「ところで、ラクトはどこに?」


 四人の話も落ち着いたところで、周囲を見渡す。本来ならここに居るはずの少女が一人見当たらなかった。


「最後に大技を撃った後、森に落ちたんですよね。迎えに行こうかと思ったんですが、すぐに合流するから待ってろって言われてて」


 レティは心配そうに眉を寄せて語る。どうやら、ラクトだけはぐれてしまったらしい。


「ラクトも凄かったんですよ。巨人化機術が解けた後も空を飛んで、雨のように氷を降らして!」

「へぇ。そりゃあ見てみたかったな」


 力説するレティに相槌を打ちつつマップを開く。ラクトとはパーティを組んでいるから、詳細な現在地も分かるはずだ。


「案外近くにいるじゃないか。迎えに行ってくるよ」

「それじゃあレティたちも一緒に行きますよ。わざわざ分かれるのも面倒ですし」


 地図を見れば、ラクトは近くの森中にいることが分かる。もしかしたら動けなくなっているのかもしれない。彼女は変なところで見栄を張るから、一人で困っている可能性もあった。

 俺たちは連れ立って歩き出し、森の中を進む。ボスの骸がそのまま残っているためか、通常の原生生物たちも姿を現していない。平和なフィールドを歩き、地図に示されたマーカーの場所までやってくる。


「さて、この辺のはずだが……」

「居ませんね?」


 木々の密集した森の中を見渡し、レティが首を傾げる。枝葉のざわめきと小鳥たちの鳴き声が聞こえる以外には、何もない。透けるような青髪も見当たらない。


「おーい! ラクト、居ないのか?」

「迎えに来ましたよー!」


 口に手を添えて呼びかける。すると、頭上でガサガサと小さな音がした。


「何奴ッ!」

「うひゃわっ!?」


 すかさずトーカが抜刀し、剣先を上方に突き付ける。すると、枝葉の中から可愛らしい悲鳴が上がった。


「タンマですトーカ!」


 レティがトーカの肩を引く。俺たちの視線が一点に集まると、そこからひょっこりとラクトが現れた。


「あ、あははは。皆来てくれたんだね」


 彼女は木の葉の中から顔だけを出し、ぎこちない笑みを浮かべる。俺たちがここまで探しに来たことに驚いているようだった。


「当然だろ。ラクトも早くボスの所へ行こう」

「そ、そうだね。でも、わたしはもうちょっと休んでから――」

「もしかして動けない感じですか? 仕方ありませんねぇ。レティが助けてあげますよ!」


 首を横に振るラクトに、レティが前へ進み出る。ラクトが動けないのは、LPを急速に失ったからだろうか。それなら“気絶”などの状態異常が発生するが、それにしては意識があるようだし、よく分からないが――。


「ちょ、まっ!」


 ラクトが何やら慌てた様子で首を振る。しかし、レティはすでにぴょんと跳び上がり、彼女のいる枝まで迫っていた。


「ほら、レティが優しく降ろしてあげますよ!」

「うひゃわあっ!?」


 レティはラクトの身体を抱きしめ、軽やかに着地する。そうして露わになったのは、全身に霜が降り、カチコチに凍り付いたラクトの機体だった。


「うわぁ!? なんですか、これ!」

「と、“凍結”っていう状態異常らしいよ。水属性機術を滅茶苦茶使いすぎると発生するもので、氷が溶けるまでは動けないの」


 爪先までカチコチに凍っているらしく、ラクトは首から上以外は一切動けない。彼女の機体は鋭角的なパーツの多いドレスのような氷で纏われていた。


「凄い氷だなぁ、これ」

機術外装アーツアーマー、『輝氷の踊り子アイシクルスケーター』っていうの。“凍結”はこれの反動だね」


 話を聞くに、彼女は機装のようなものを機術で再現したらしい。『輝氷の踊り子アイシクルスケーター』はその一つで、氷属性の機術を複数展開することで構成している。

 冷気を噴出することで一時的に高い機動性と飛行能力を獲得するが、使用後は反動で全身が凍結してしまうらしい。


「もー、そういうことは早く言って下さいよ。レティたちがエプロンさんの所にでも運んであげますよ?」

「い、いやぁ……。あはは」


 つれないですね、と頬を膨らませるレティ。しかし、ラクトはぎこちない笑みを返すだけだ。


「――あれ?」


 その時、エイミーが何かに気がついた。

 彼女はラクトの左手に視線を向け、眼光を鋭くする。


「ラクト、この指輪、なに?」

「ひっ」


 声が一段低くなったエイミー。彼女の質問にラクトが短い悲鳴を上げ、レティとエイミーが慌てたように指輪を探す。俺も視線をそちらに向け、思わず声を上げた。


「おお、これって俺があげた奴じゃないか」

「あっ、ちょっ、レッジ!」


 何やら慌てた様子でラクトがこちらに視線を向けて訴えてくる。しかし、彼女の指にはまっているのは、以前俺が渡した“ソルティキス・リング”だ。ちゃんと使ってくれていたのが嬉しくて、思わず笑みを浮かべてしまう。


「ぬあああっ!? れ、れ、れ――!」

「ゆび、ほわ、ゆび……」

「どういうことかしら? レッジ?」


 顔面を蒼白にさせるラクトを囲みながら、レティたちが取り乱す。エイミーなど背筋が冷たくなるような凄味のある笑みを浮かべてこちらを見ている。


「何って、機術師向けの指輪だよ。この前、ラクトには色々迷惑掛けたからな。そのお詫びって事で買ったんだよ」

「ほわ、ほわ……」

「なんという……これだからレッジさんは……」


 俺が事情を説明すると、レティたちは驚いたり目を吊り上げたりコロコロと表情を変える。最終的には、ぐったりと疲れた様子で大きなため息をついた。


「まあ、レッジさんがそこまで考えの回る人じゃないことは知ってますからね……」

「ここまで堂々とされると、逆に馬鹿らしくなりますよ」

「はぁ、相変わらずねぇ」


 何故か、俺が呆れられている。


「あはは。ま、まあそういうことで……」


 ラクトも苦笑しつつ、少し溶けてきた足を動かして歩き出す。その肩をレティとトーカががっちりと掴んだ。


「まだ話は終わってませんよ、ラクト」

「ええ。どうしてその指に着けてるのか、レティ気になります」

「ひえっ」


 どうやら、まだ何か聞きたいことがあるらしい。ちょうどその時、俺はTELの着信を受けて彼女たちから意識が外れる。


『もしもし、レッジさんですか? そろそろ『解剖鑑定』をお願いしたいんですが』

「アイか。すまんすまん、すぐに行くよ」


 長々と話し込んでしまったが、ボスの解体という栄誉ある仕事を任されているのだ。俺はアイに謝罪して、レティたちに声を掛ける。


「すまん。俺は先にボスの方に行ってるから。みんなはゆっくり合流してくれ」

「ちょ、レッジ!? わたしだけ置いてかないで!」

「ふふん。ラクトもゆーっくりお話しましょうね!」

「ふわああっ!?」


 楽しそうなラクトたちをその場に残し、俺はボスの下に駆け戻る。そこでは、アイたちが今か今かと解剖を待ちわびていた。

 俺は手刀を切りつつその中に飛び込み、仰向けに倒れるボスの前で解体ナイフを取り出す。


「それじゃあやるぞ」

「お願いします」


 アイに確認を取り、『解剖鑑定』を発動させる。

 普段の解体とは段違いに複雑な赤い線と、それとは別に青い線もボスの体表に現れる。それら全てを完璧になぞらなければ、詳細な鑑定ができない。


「クロウリさんたちの協力で足場を組む準備はできてます。あちらの皆さんに指示を出して下さい」

「了解。助かるよ」


 しっかり者のアイによって、準備は抜かりない。職人たちの助けを借り、足場を使いながらナイフを進めていく。


「ふぅ、流石に難しいな」


 最前線フィールドのボス、それもこの巨体だ。一度の『解剖鑑定』だけでは終わらず、何度も繰り返し発動しながら作業を進めていく。

 いつの間にかボスの周囲では炊き出しの煙が上がり、キャンパーによる仮設の拠点、更には観客席まで建っていた。

 無数の視線に晒されつつも、それらを忘れて作業に没頭する。集中すればするほど、外界との繋がりが断たれ、孤独な世界に浸かっていく。

 赤い線を辿る。青い線をなぞる。そこから僅かにも外れない。


「すげぇ……」

「よくあんな繊細な作業ができるな」

「速度も人間業じゃないぞ」


 同じ解体師のプレイヤーたちも、俺の一挙手一投足に熱心な目を向けているようだった。

 これでも、入植開始から今日まで毎日のように様々な原生生物を解体してきたのだ。その腕には多少の自信がある。

 絡まった毛糸のような線を辿り、白いナイフを進めていく。長大な迷路のようなそれも、地道に解いていけばやがて終わりが来る。そして、この山のように大きなボスも――。


「鑑定完了」


 赤と青の線の交わる点を切り、大きく息を吐き出す。

 知らず知らずのうちに掻いていた玉粒の汗を拭い、顔を上げる。予想を遙かに超える、大量の視線が俺に注がれていた。彼らは、結果を心待ちにしている。

 俺はリザルトウィンドウを確認する。

 解体精度、Sランク。解剖精度、Sランク。満足のいく、完璧な出来だ。任せてくれた皆に感謝したい。

 俺はウィンドウに羅列されたボスの詳細な情報を見ていく。被ダメージ、与ダメージそれぞれの総量。武器カテゴリごとのダメージ総量。部位ごとの防御力、各種属性への耐性、攻撃力。その他諸々。ボスとその状況に関するありとあらゆる情報がそこに詰まっている。その中で探し出さねばならないのは――。


「被ダメージ、最大のプレイヤー」


 この巨躯に最も多くのダメージを与えた個人。

 俺が戯れに言った、MVPの正体。

 その名前を見つけて――首を傾げる。


「ラクトと、アイ。だな」


 長い沈黙。

 ふと視線を彷徨わせると、目を丸くしたアイを見つけることができた。また、別の場所にはレティたちに囲まれたラクトも立っている。


「えええええっ!?」


 直後、堰を切ったように驚愕の声が沸き上がる。

 アイが膝から崩れ落ち、ラクトがレティたちに囲まれて賞賛されている。

 俺は再び、リザルトウィンドウを確認した。


「直接ボスにダメージを与えたのはギリギリ僅差でラクトだけど、同時にアイもオーク討伐でかなり特殊ダメージを稼いでるんだよな。これってカウントに入れても良いのか?」

「そ、それは……!」


 アイに尋ねてみると、彼女は複雑な表情で考える。

 彼女がMVPになったのは、広範囲をカバーする歌唱戦闘によるものだろう。あれで無数に蔓延るオークたちを一網打尽にして、結果としてボスの回復量を大きく削減したわけだ。


「ふざけないで下さい。そんなものがダメージカウントに入るはずが――」

「入りますね」


 眉間に皺を寄せたクリスティーナがこちらへ迫る。しかし、彼女の言葉を遮って、アイが頷いた。その瞳はぼんやりとしているが、真っ直ぐにこちらを見つめている。


「入ります。入るに決まってます。ということでレッジさん、私にも指名権がありますね?」

「えっ? 俺?」

「はい」


 アイが誰を指名するのかと思ったら、どうやら俺だったらしい。アイのプレイに付き合えるほど、俺は強くないと思うんだが……。


「ふ、ふふふ……。このチャンス逃すわけには」

「ちょっと副団長? 何を――」

「クリスティーナはちょっと黙ってて下さい! ここは負けられないんです!」

「ええ……」


 副官の言葉も撥ね除け、アイが俺の手を握る。場の流れに乗せられたのか、随分と目が据わっているが大丈夫だろうか。


「ちょ、ちょっと待ったー!」


 その時、別の方向から声が上がる。

 そちらを振り返ると、背後にレティたちを連れたラクトが立っていた。


「わ、わたしも同率一位だったんだからね! ていうか、純粋な直接ダメージならわたしの方が優先でしょ!」

「直接ダメージとは言ってません。ボスにどれだけダメージを与えられたか、だけが争点です!」


 異議を申し立てるラクトに、アイが珍しく抗う。二人とも、普段は平和主義的な性格なのに。


「色々言いたいことはありますが、とりあえず今はラクトの味方です。〈白鹿庵〉の外に持って行かれても困りますし」

「レティさん?」


 レティの言葉に疑問を覚えたが、俺の声はスルーされる。これは、ラクトも俺を指名していると考えて良いのだろうか。


「とりあえず、二人で話し合ってくれよ。どっちにも一日付き合うからさ」


 俺がそう言うと、アイとラクトはお互いに視線を逸らさずしっかりと頷いた。


「まずはわたしからだね」

「最初は私ですね」


 ……議論は長く続きそうだった。


「レッジ、レッジ。ちょっといいかな?」

「うおっ。誰かと思ったらメルじゃないか」


 アイとラクトの二人が熱い議論を交わしているのをぼんやりと見ていると、不意に服を引かれる。振り向くと、緋色のローブを目深に被ったメルが立っていた。


「少し鑑定結果を見せて貰ってもよいか?」

「ああ、もちろん。しっかり確認してくれ」


 どうやら、彼女も『解剖鑑定』の結果が知りたかったらしい。そこに不正があってはいけないだろうし、俺に断る理由はない。結果を開示すると、彼女は熱心にそれを読み込んで、その中の一行に指を置いた。


「ねえ、レッジ」

「なんだ?」

「ここ。総火属性ダメージのトップはワシみたいだね」

「みたいだな」


 それは、被ダメージの各項目に分けた詳細欄だ。そこの属性ごとのダメージのうち、火属性のものはトップがメルになっている。やはり〈七人の賢者セブンスセージ〉のトップ、“炎髪”の名は伊達ではないということだろう。


「これもダメージ量のトップと言えばトップ。銀賞くらいは貰えないかな?」

「銀賞? 何が欲しいんだ」


 俺が首を傾げると、彼女はにやりと笑う。まるで、俺の言葉を待っていたかのようだ。


「そうだなあ。指名権を一日とは言わないから、半日くらい、とか?」

「なるほど。まあ、それくらいならいいんじゃないか?」


 どうせ俺が勝手に言い出したことだ。彼女が誰かと遊ぶ理由になるのなら気軽に使ってくれれば良い。そんな気軽な思いで頷くと、メルはすかさず俺の手を握ってきた。


「よし、では予約するよ」

「……はい?」

「レッジには半日、付き合って貰おう」

「俺かぁ」


 どうやら、彼女まで俺を指名してくるらしい。俺は機術分野には詳しくないから、的くらいにしかならないと思うんだが……。ていうか、普通に誘ってくれれば遊ぶんだけども。


「レッジさん、その理論なら斬撃属性は私がトップですよ?」

「トーカ!?」


 不意に肩を叩かれ振り返ると、笑みを浮かべたトーカが立っていた。レティたちもそこにいる。


「打撃属性ならレティですね」

「カウンター攻撃なら私ね」

「土属性なら、わたしです」

「雷ならあたしだね」

「ということは、風のトップは私ね」

「ぐぬぬ……。水属性はやっぱりラクトさんか……」


 トーカを皮切りに、レティたちも次々と主張する。そんなことを言ったらキリが無いと思うのだが、彼女たちは目が本気だった。


「あの、別にそこで張り合わなくても――」

「大事なことですからね! 半日でも譲れません!」

「ええ……」


 俺の意見は全然聞いて貰えなかった。


「むぅ、埒が明かないね!」

「こうなったらレッジさんに決めて貰いましょう!」


 そこへ議論が膠着したラクトとアイがやって来る。まずは彼女たちの方からだ。


「……とりあえず、開いてる日を教えて下さい」


 俺は彼女たちの視線を受けながら、これから始まる地獄のスケジュール調整を予期して途方に暮れた。


_/_/_/_/_/

Tips

◇状態異常“凍結”

 長時間寒冷環境に身をおき続けたり、大規模な水属性機術を使用し続けたりした場合に発生する。機体の大部分が凍結し、身動きが取れなくなる。状態異常発生中、行動が大幅に制限される。また、装備中のアイテムを変更することができなくなる。


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