第720話「拳を交え」※

 第一回戦が決着し、レッジがステージを去った後。未だに会場の熱気は冷めやらない。観客たちはそれぞれに声を上げ、攻略組のプレイヤーは早速レッジが披露した新兵器の解析に追われていた。

 そんななか、〈白鹿庵〉の面々が座る特等席もまたざわついていた。


「レッジ、ほんとに勝っちゃったよ」

「色々仕込んでたわねぇ。よくできるわ、ほんと」


 ラクトが唖然とし、エイミーも呆れている。


「いいですねぇ。私も1対600の対戦をしてみたいです」

「はええ……。〈アマツマラ〉の闘技場でも無理じゃない?」


 そわそわと剣を触り、落ち着きを無くすトーカ。彼女の隣ではシフォンが信じられないものを見るような目で彼女を見ていた。


「でもまあ、順当ですね。レッジさんが負けるような気はしませんし」

「あらあら。レティちゃんはレッジさんの事を信頼してますのね」

「うぐっ。ま、まあそうですねぇ」


 山のように積み上げられていたホットスナックをぺろりと平らげたレティが、平然とした顔で言う。しかし、隣で同じく満足げな顔をしていた光に小突かれ、少し居心地が悪そうな表情を浮かべる。


「ちょちょ、カエデ君! ほんとに大丈夫なの? レッジさん、だいぶ強くない?」

「なんというか、色々規格外な方でしたよ?」


 そんな特等席の一角で騒ぐのは、青ざめた顔のフゥである。彼女の言葉に、モミジも頷く。


「そうだなぁ。なかなかやる男だった」


 しかし、カエデは平然と――むしろ楽しげな表情を浮かべて剣に手を添えていた。早く開戦の時が訪れないかと、うずうずしている。


「カエデ君、スキル的にも全然育ってないのに平然としてるね……」

「仮想現実だとスキルより自分の技が重要だ。見たところレッジは打たれ弱いんだろ? 速さで勝れば俺の勝ちだ」

「そう簡単に行かないのはさっきの戦いで分からなかった!?」


 自分事のように言って、フゥは泣きそうな顔になる。しかしカエデはあくまで泰然とした態度で、刻一刻と迫る時を待っていた。

 彼がこの惑星にやってきたのは、この瞬間のためだ。娘が認めるほどの男なのか、自ら審査したかった。

 ステージは急ピッチで整備が進められ、観客たちも次なる戦いに活気を上げていく。


_/_/_/_/_/


◇ななしの調査隊員

第二回戦で取り返す


◇ななしの調査隊員

次が一応目玉だっけ?

つっても初心者対レッジだろ


◇ななしの調査隊員

そうなんだけど、あの事故?の時は輸送機から飛び下りて、花の討伐に協力したって噂だぞ


◇ななしの調査隊員

リアルで動ける系かぁ

そりゃ目玉になるわ


◇ななしの調査隊員

このゲームけっこうアスリートとか武道家が有利だったりするからな。かく言う俺も最近キックボクシング始めました。


◇ななしの調査隊員

隙あ自語


◇ななしの調査隊員

俺はスキル外スキルって呼んでる。やっぱリアルで動けるとかなり強いよ。


◇ななしの調査隊員

そもそもおっさん紙装甲だからな。霧森に来れるレベルまでスキル育ってたら攻撃力は十分だろ


◇ななしの調査隊員

それはそう。

なんやかんやさっきの戦いだとノーダメだったんだもんなぁ


◇ななしの調査隊員

なんで全体攻撃を避けられるんですかねぇ


◇ななしの調査隊員

二回戦も色々仕込んでるのかなぁ


◇ななしの調査隊員

どうだろ。一対一なら正々堂々やりそう


◇ななしの調査隊員

男を見せろよおっさん!


◇ななしの調査隊員

次の対戦者って特等席に居る子?


◇ななしの調査隊員

そう。名前は知らんけど、サムライの男の子ね。


◇ななしの調査隊員

結構可愛い顔してるじゃないか……


◇ななしの調査隊員

結構リアル系のフェイスだな。現実の顔トレースしてそう。


◇ななしの調査隊員

そういうの分かるもんなの・・・?


◇ななしの調査隊員

キャラクリずっとやってると多少は。つってもほんとに多少だからな。なんとなく熟れてるというか、本人がその顔に慣れてる感じがする。

ヒューマノイド以外は分かりづらいし、ライカンスロープは全然分からんけど。


◇ななしの調査隊員

お前ら次どっちに賭けるの?


◇ななしの調査隊員

おっさんかなぁ


◇ななしの調査隊員

なんだかんだおっさん


◇ななしの調査隊員

じゃあダークホース


◇ななしの調査隊員

黒髪ショタ


◇ななしの調査隊員

サムライくん


◇ななしの調査隊員

おっさん一択。俺の全財産を倍にしてくれ


◇ななしの調査隊員

〈賭博〉スキルカンスト勢がいますねぇ


_/_/_/_/_/


 ――そして、決戦の時がやってくる。


「おまたせ。準備運動は済ませたか?」

「問題ない。いつでも行ける」


 俺がステージ上に立つと、そこには既に黒髪の少年が待っていた。腰に二振りの刀を差し、よれた着物と袴を装う、古風な少年だ。

 綺麗に整備し直されたステージに俺たちが揃ったことで、客席からの声は最高潮に達する。しかし、彼にはその騒音も届いていない様子だった。


「精神集中が上手いな」


 思わず感心して言葉を零す。

 カエデは完全に自身と外界を遮断し、極限の集中状態へと至っていた。このステージだけが彼の世界であり、その外にあるもの全てが存在しない。俺は既にその間合いに入り、心臓を握られている。


「そちらこそ、肝が据わってる」


 俺が平然としているのが意外だったのか、カエデが言葉を返してくる。苦笑して、肩を竦める。さっき600人を相手にしたのだ、この程度どうということはない。


「カエデ、攻撃力はいくつだ?」


 戦う前に一つ尋ねる。彼は少し驚いて、ステータスウィンドウを開いた。


「今の段階で1,500。バフを全部掛けると、5,400になるはずだ」

「十分だな」


 頷き、槍とナイフを出す。


「俺の防御力はたったの5だ。その剣でどこかを切れば、それだけで沈む」

「そりゃあいい。真剣勝負だ」


 シャラリと鞘走り、黒刃が現れる。鋭利な物理特化と、火属性の特殊剣といったところだろう。二刀流というだけでも厄介だが、リーチが違うため距離感が掴みづらい。

 しかも彼は力ではなく速度、手数で押すタイプの剣士だ。俺にとっては厄介なこと極まりない。


「さっきみたいな小細工はしないのか?」


 煽りのつもりか、カエデが薄く笑って言う。


「正々堂々がお好きなんだろう?」


 槍とナイフを構えて答える。

 そもそも、脳を酷使しすぎたせいで数十分程度の休憩では完全復活とはならない。全神経を目の前、自分自身の事に集中させなければ、カエデに勝つことなど到底できない。


「トーカが随分とアンタの事を気に入ってるようだが――」


 ふつふつと殺気を滲み出すカエデ。彼の言葉に首を傾げる。


「俺は認めるつもりはないからな!」

「え、なんのこと――」

「はぁっ!」


 直前になって精神を揺さぶってきた!

 なんという盤外戦術だと驚きつつ、彼の剣を槍の穂先で弾く。


「俺を越えて、その実力を見せろ。そうすれば、二人の仲も考えてやらんでもない」

「いや、言ってることが分からん!」

「しらを切るな!」


 殺気の籠もった攻撃。

 先ほどの600人よりも更に濃密な、本気の目だ。


「軟弱な者に我が空眼流は任せられんからな!」

「本当に何を言ってるんだ!」


 二本の刃による立て続けの攻撃。それを槍とナイフで弾きながら、隙を伺う。だが、まるでそれが見当たらない。まるで堅固な城壁のようだ。何人たりとも寄せ付けぬ、頑強な壁――。


「はっ!」


 ならば突き壊せば良い。

 一点突破。渾身の力を籠めて放った槍が、黒刃の太刀に受け止められる。


「『穿牙槍』ッ!」

「小癪な!」


 太刀ごと貫こうとテクニックでブーストを掛ける。

 しかし、俺の攻撃はひらりと身を翻し受け流された。


「……」


 その動きに、強い既視感を覚える。

 ちらりと特等席の方へ目を向けると、すぐさま鋭い剣が飛んできた。


「よそ見をしている場合か!」

「誘ってるだけだ。のこのこと来たな!」


 振り下ろされた刀を紙一重で避け、懐に入り込む。そのまま槍とナイフを手放し、カエデの軽い体を投げ飛ばした。


「その程度で!」


 彼は空中で器用に体勢を立て直し、軽やかに着地する。その姿を見て、確信した。


「トーカの親父さんか?」

「っ! な、なぜそれを!」

「いや、自分が今言ったことを振り返ろうぜ……」


 思わず突っ込むと、彼はしまったとでも言いたげな顔になる。集中状態が裏目に出て、思考が声に出ていたらしい。


「その受身、というか身のこなし、トーカにそっくりだ。むしろ彼女より洗練されてる」

「――ああ、俺はあの子の親だ」


 カエデは観念した様子で頷く。

 幸い、ステージは広く客席には俺たちの声は届かない。妙なところでカエデの正体を知ってしまったが、それで戦いを中断するわけにも行かなかった。


「一つ言っとくとな」


 連撃を避け、反撃に出る。

 彼の身のこなしは鮮やかで、こちらの攻撃がまるで届かない。しかし、あちらの攻撃もなんとか対応できる。


「俺はトーカとそういう関係じゃない。ただの友達だ」

「それはそれでムカつくが。俺の娘に魅力がないとでも?」

「そうは言ってないだろ!?」


 更に激しくなる攻撃。

 親という生き物はどこに地雷があるか分からない。

 というか、なんだこの速度は。〈歩行〉スキルもさほど高くないだろうに、既にトーカの速度すら上回っている。


「親父さんよ、あんたリアルだとどんだけ強いんだ?」

「さてな。負けたことがないから分からん」


 刃と槍が一瞬ふれあう。

 その瞬間に火花が散り、強い力で反発した。


「俺としては、アンタの方が気味が悪い。アンタみたいな逸材が、なぜ現実では知られていない?」

「いやぁ、なんでだろうなぁ」


 眉を寄せるカエデ。

 こちらの事情を話すにしてもややこしいことが多すぎるため、肩を竦めてはぐらかす。

 再び接近し、一太刀と一つ突きが重なる。

 接近、衝撃、反発を高速で繰り返す。





「ぜ、全然目で追えないんですが!」

「なんなのあの二人!?」


 観客席は騒然としていた。

 いざ戦いが始まった途端、二人の姿が掻き消えたのだ。

 否、二人がステージ上で戦っていることは分かる。しかし、二人の動きがあまりにも機敏で、残像しか映らないのだ。

 瞬間的に二つの影が重なり、甲高い音が響く。

 まるで勢いよく回る独楽同士がぶつかるような、そんな異様な戦いだった。


「どうなってんだ、あの初心者……」

「初心者の戦い方じゃないぞ?」


 突然現れた無名の少年、対するは広く名の知られた男。どちらが勝つか、ほとんど明白だと思われていた。

 しかし大勢の予想に反し、戦いは彼らの想像を遙かに超えた次元で展開されていた。


「ほああ……」

「はええ……」


 特等席でも、フゥとシフォンがか細い声を上げる。

 ステージ内で火花が散るたび、修復され更に補強がなされたはずの頑丈な床に大きな傷が刻みつけられていた。


「な、なんという戦いでしょう。我々は前代未聞のバトルを見せられています! 否、目の前で確かに繰り広げられている、ということだけしか分かりません! あ、アストラさん。これはいったい……」

「分かりません。レッジさんは恐らくハイパージャンプをほぼ水平で駆使していると思いますが、カエデさんはそれに自力で追いついていますね」

「じ、自力というのは……」

「カエデさんはおそらく、現実でもこの速度で戦えるということです」


 アストラも注視しなければ二人の姿が追えない。

 それほどまでに異常な速度で行われている。

 何よりも驚きなのは、カエデが一切の小細工なしに、真正面からレッジと対峙しているという点だ。


「ああ。俺も行きたいな……」


 できることなら、アストラも今すぐ大剣を手にあそこへ飛び込みたい。しかし、それが躊躇われるほど、目の前の戦いは美しい。


「なんということでしょう! 二人の速度は更に上がっています! ステージが揺れ、床は見るも無惨な姿に! しかし我々はその余波を通さなければ、二人の戦いを見ることが叶いません!」


 実況の声が響く。

 二人は高速でぶつかり合っていた。そのたびに強い衝撃が客席まで広がる。観客たちは流星の如く現れた黒髪の少年――ダークホースの強さに湧き上がった。



† 



「おらあああっ!」

「はああああっ!」


 互いに得物をぶつける。衝撃波で吹き飛びながら、再び相手の隙を窺い、その懐へ潜り込もうと接近する。

 俺は床に足裏を沈ませて物理干渉の反発で高速移動を続けているが、カエデは自力でそれに追いついている。全くもって、非常識的な化け物だ。


「ちょこまかと!」

「こっちの台詞だ!」


 追い、追いかけ、ぶつかり、離れる。

 テクニックを使う余裕などなかった。“発声”と“型”を揃える間に、10回は余裕で切られてしまう。

 互いにスキルを越えた自力だけで戦っていた。


「ここまで全力を出せたのは久しぶりだ。礼を言うぞ!」

「そりゃどうも!」


 ガギンッ! と硬質な音がする。

 受け止めた槍を持つ手が痺れる。ぎゅっと手のひらを握りしめ、強引に握力を回復させた。


「獲った!」


 カエデが俺の腕を掴む。万力のようにがっちりと固定され、逃れられない。そこへ燃え盛る剣が迫る。


「――らああっ!」


 関節を外し、ギリギリの所でそれを避ける。

 投げた槍を足で蹴り、カエデの方へ飛ばす。だがそれは避けられ、槍は舞台の端へと転がった。


「そのナイフだけで戦えるのか?」

「いいや。……いらない」


 解体ナイフだけでは戦えない。そもそも武器ではないから、〈風牙流〉のテクニック以外では直接的なダメージも与えられない。

 だから俺はナイフを落とし、徒手空拳となった。


「――ほぅ」


 それを見て、カエデはにやりと笑う。

 彼は剣を鞘に収めると、俺と同様に拳を構えた。


「ハンデのつもりか?」

「いいや、慈悲だよ。――俺は剣より拳の方が強いぞ」


 床を蹴り、カエデの姿が掻き消える。

 俺は視界を捨て、感覚だけでその動きに応じた。


「ッ! よく反応できるな!」

「まぐれかもな」


 拳を彼の胸に叩き込む。スキルはないが、最低ダメージ保証で1、炉心を狙ったクリティカルで倍。更に言えば、炉心を叩き壊せばその時点で勝敗が決する。


「振り抜くと無防備になるぜ」

「誘ってんだよ」


 俺の突き出した腕を掴むカエデ。彼の手を逆に掴み、床へ叩き付ける。彼はその寸前で自ら床を蹴り、衝撃を相殺して立ち上がった。


「――武術の心得もあるのか?」


 怪訝な顔をしてカエデが問うてくる。


「いや、ただの我流だ」


 俺はそんな高尚なモノを修めていたことなどない。ただ、相手についていくためにどう動けば良いか考えつつ動いているだけだ。


「――いいな。欲しいぞ」

「は?」

「さっき言ったことは忘れろ。レッジ、空眼流に来い」

「……はぁ?」


 突飛な誘いに眉を釣り上げる。

 しかし、相手は至って真面目な顔だ。


「アンタのような逸材を探してたんだ。ぜひトーカと結婚して、空眼流を継いでくれ」

「ただのゲームプレイヤーのおっさんに変なこと言うんじゃないよ」


 彼我の距離を圧縮し、音速に近い加速度で拳を叩き込む。張り直したばかりのスキンが破れ、鋼鉄の拳が露わになる。

 カエデはそれを避けつつも、その余波で顔のスキンを半分ほど剥がした。


「良い突きだ。ますます欲しくなる!」

「勝手なことを……」


 再び刹那のタイムスケールで攻防を繰り返す。

 しかし、何度も拳を交えているうちに、こちらの目も慣れてきた。何より、興奮したカエデの集中が揺らいでいる。


「うおおおおおっ!」


 彼が突き出してきた拳。手のひらでそれを押し退け、裏拳を叩き込む。パン、と乾いた音がしてそれがカエデの頬を捉えたことに気がついた。


「ぐわっ!?」


 カエデが目を見開きながら受身の体勢に入る。

 俺は咄嗟に彼の腕を掴み、強引に組み伏せた。


「ぐ、おお? 抜け出せないぞ?」

「はぁ、はぁ……。あんまりおっさんを動かせるなよ」


 肩で息をしながら、カエデを床に押さえつける。

 互いに武器を捨て、決定打を失いながらも拳を交えた。その結果、俺は辛くも彼を押さえつけることができた。


「アンタの負けだ、カエデ」

「……そうみたいだな」


 諭すように声を掛けると、彼は全身を弛緩させて頷く。ゆっくりと拘束を解くと、彼はよろよろと立ち上がり、俺の方へ向き直った。


「レッジ……」


 互いに疲労困憊だ。

 トーカの親父さんということは、それなりに年齢も近いのだろう。お互い疲労が隠せず、立っているのもやっとだ。


「なんだ?」


 それでも気丈に直立し、カエデは目を爛々と輝かせて俺を見る。首を傾げて言葉を待つと、彼は大きく胸を膨らませて言った。


「――結婚してくれッ!!!!!」


 放たれた声量は凄まじく、固唾を飲んで見守っていた観客席へと反響する。誰もがその言葉の意味を理解するのに、時間が掛かった。


「は?」


 俺もまた、鈍い頭でそれを理解するのに数秒の時間を要した。なんとか絞り出した声に、カエデははっとする。


「いや、俺ではなく、トーカとだな――」


 その時だった。


「何を言ってるの!!!!」

「このバカーーーーー!!!!」

「ごばっ!??」


 特等席から飛び出してきた、二つの影。

 顔を真っ赤にして憤怒の形相を浮かべているタイプ-ゴーレムの女性は、たしかモミジと言ったか。そして彼女と共にカエデを吹き飛ばしたのは、同じく顔を真っ赤にさせたトーカだった。

 思わぬ展開と唐突な二人の闖入者に、実況も解説も管理者も、観客席も混乱する。周囲が蜂の巣を突いたような騒ぎとなるなか、カエデはモミジとトーカの目を見張る連携プレーでタコ殴りにされていた。


_/_/_/_/_/

Tips

◇最低ダメージ保証

 攻撃力が1以上ある場合、攻撃手段の該当スキルがレベルゼロであっても、対象の防御力が非常に高くても、最低1のダメージを与えることができます。

 対象がダメージカット能力を持っており、発生したダメージがその能力の許容範囲内であれば、ゼロダメージとなります。


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