応援コメント

第23話 百万一心」への応援コメント


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    「さっき、近衛と相談して、数日、休む事が決まりましたので、御心配には及びません」

    「え?」

    「その間、近衛が国事行為臨時代行法に基づき、陛下の公務も兼ねます。他の( 皇族 )や公家も協力して代行します。陛下の激務を考慮して今後、公務は、( 皇族 )が分散する様、法律改正が行われます」

     強い口調で謙信は、言外に「休め」と言っている。


     2人は、一心同体。

     恐らく、夫婦喧嘩は、一度たりとも起きないだろう。

    「真田は、人気者ね」

     誾千代達に配慮した謙信は、遠くの方で座り、見守っている。

    「謙信、陛下は、無傷なのよね?」

    「誾は、心配性ね。無傷よ。( 」 「 )こっち来なさい」

    「有難う」

     誾千代の許しが出た為、謙信が、やって来た。

    「それで、結婚したんですよね?」

    「然う言う事。大丈夫、正室は、貴女だから」

     姫武将の中では、謙信の方が、誾千代より格上だ。


    「死んでるよ」

    「うふふふ」

     微笑んだ謙信は、大河の横で雑魚寝する。

    「風邪引くぞ?」

    「有難う。( 」 「 )でも、妻は妻だ。体調面に関しては区別しない。そこの押し入れに布団が入ってるからそれを―――」

    「倹約家なんでしょう?」

     もそもそと、謙信は、布団に入って来る。

    「なら、布団は、一つで十分よ。大きいし」


    「大河、如何して、事故の事は無いの?」

     誾千代が、大河( の )食事介助( を しつつ )、尋ねた。

     朝食は、

    ・白米

    ・味噌汁

    ・豆腐

     と、非常にヘルシーである。