第4話

一番目の兄からは馬鹿にされ、二番目の兄からはいつも敵意をむけられていた。

二番目の兄はなんでも我慢する性格で親に遠慮していた。一番の兄が小さいとき手がかかるタイプだったのと私が産まれたことで甘えられなかったのだとおもう。両親からの愛情不足と兄たちより弱い私が優遇されてると感じたことが原因と感じる。

兄はいつも私を邪魔者扱いしていた。

一緒に遊んだ記憶はなく、いつも私の言動にいちゃもんをつけてきた。

小学生の3年のとき私は腕にヒビが入った。そのときの兄の言動はこうだ。「ヒビ入ったくらいであまえてんじゃねぇよ!!俺なんて小指骨折したけど自力で治したんだからな!!」

自分は親に頼れなかったという怒りが私に向かってきたのだ。

親に向かう怒りが自分より立場が弱い妹とゆう存在に向かう。

両親もなぜ兄が骨折してることに気づかなかったのか。

兄は甘えたり頼ったり出来なかったのだ。

兄は私が親に頼ったりしたとき殺意のある目で睨んできたり、暴言を吐いてきた。子供が親に甘えたり頼ったりわがままいうのは普通なはずなのに、、

兄は自分が押し殺してきた気持ちの吐口を私にしてきたのである。

親も兄をフォローしたり、気にかけることはなかった。

兄が体がまだ小さかったときは軽い暴力で済んでいたが、知恵もつきからだも大きくなり力も強くなると親が見てない時に暴力、暴力をふるうようになった。

私がちょっと甘えた発言や要求を母にするとそのときは睨む程度だが、あとで部屋に来て

「てめーさっきのはなんだよ!!つぎやったら殺すからな!」

「つぎ調子こいたらただじゃすまさねー!」

など脅迫+暴力のパターンが繰り返された。

それ以外にも私が嫌がること、怖がることを楽しみながらやっていた。

私をおもちゃのように扱いコントロールしていった。

兄には逆らえなかった。


私が精神疾患になった後母も精神疾患になった。

そのときの兄の一言

「お前のせいでお母さんは病気になった」

私は屈辱感で涙がとまりませんでした。

私がちいさいときから母はもともと精神病気質でよく寝込んでいました。

私だけのせいじゃないし、私を病気にした原因の一つはお前なのに。

私は何も言い返せませんでした。恐ろしかったからです。


その後この母は薬による自殺未遂をすることとなります。

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