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2020年9月15日 12:57 編集済
アイサは元気があって大変よろしいですね。台詞とか仕草とか、活力に満ちているのがよく伝わってきて、読んでいて気持ちがいいです。そして掃討戦の地図を用いて、あれこれ思案する場面も面白かったです。ああいう場面があると、もっと現実味が出てくる感じがします。しかし、あの掃討戦が行われる山にある魔獣って、そんなに強いのか、ちょっと気になりました。アイサの話からすると、強化魔法を切らしてはいけない――を前提として話している気がしますが、それだと、強化魔法がないと勝てない――ようにも読める気がします。そりゃ、せっかく強化魔法(カレー)の使い手がいるのですから、有効活用する方法を模索するのは道理ですが、ちょっとそこに頼りすぎなのではとも思いました。でもソフィア……何より味が落ちてしまうのがデメリットと考えるくだりは、さすがの料理人魂です。そしてソフィアは何やらまた思いついた様子……ルーリは、善意でキャンディを渡したばかりに、明日はまた試食係になりそうですね。(笑)
作者からの返信
冬野未明 さま長文のご感想いただきありがとうございます!アイサは元気が取り柄な女の子ですからね! 極力明るい台詞回しや描写を心掛けています。そんな彼女の言動に気持ちの良さを感じていただけるのはとても嬉しいです ^ ^ソフィアの料理人魂はゴートン食堂に身を寄せるようになってから常に磨き続けられているんでしょうね。なんとも将来が楽しみな女の子です。ただやっぱりそのど根性に付き合わされてしまうルーリはたまったものではないのかもしれません……笑そろそろソフィアが「閃いた!」という顔をするとルーリが鳥肌を立ててしまうような、そんなパブロフの犬現象が起こりそうですね 汗最後に、掃討戦の舞台の山や強化魔法について、確かにご感想いただいた通りの印象を受ける文でもあったかなぁと反省しています。なので、このエピソードの発現の意図とその他設定について、少々長くなりますがこの場を借りまして解説させていただきたいです。・掃討戦の舞台になる山に発生している魔獣たちについて。山奥に行けば行くほど『マラバリ』などの強い魔獣がいます。(『マラバリ』は第1部に登場する猪型の魔獣です)マラバリに対しては一部の中等冒険者または高等冒険者などが対応をすることが可能なレベルなので、強化魔法がなくても掃討戦の成否にはそれほど影響はありません。ただ例年の掃討戦では、初等冒険者や中等冒険者がそういった強い魔獣と戦って犠牲になったりするなどの一定の被害が出ているという設定です。・アイサの発言の意図と、その後のディスカッションについて。アイサとしては「強化魔法を切らしてはいけないから何とかして欲しい・しなければならない」という依頼の意図・強迫的心情を持った発言ではなく、あくまで「持続時間を延ばすことはできないか?」という問いかけのつもりでした。そしてソフィアとしても、掃討戦にはアイサをはじめとする初等冒険者たちもいることだし、そういう人々が山の奥で予期せぬ事態に陥ってしまうことがあり得るという事実に「ゾッとした」という要因を以って、その対策案を考えている展開でした。文中から発言や描写を色々と拾っていただき、また想像を広げていただき嬉しい限りです!。続きのお話もどうぞよろしくお願いいたします!
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アイサは元気があって大変よろしいですね。
台詞とか仕草とか、活力に満ちているのがよく伝わってきて、読んでいて気持ちがいいです。
そして掃討戦の地図を用いて、あれこれ思案する場面も面白かったです。
ああいう場面があると、もっと現実味が出てくる感じがします。
しかし、あの掃討戦が行われる山にある魔獣って、そんなに強いのか、ちょっと気になりました。
アイサの話からすると、強化魔法を切らしてはいけない――を前提として話している気がしますが、それだと、強化魔法がないと勝てない――ようにも読める気がします。
そりゃ、せっかく強化魔法(カレー)の使い手がいるのですから、有効活用する方法を模索するのは道理ですが、ちょっとそこに頼りすぎなのではとも思いました。
でもソフィア……何より味が落ちてしまうのがデメリットと考えるくだりは、さすがの料理人魂です。
そしてソフィアは何やらまた思いついた様子……ルーリは、善意でキャンディを渡したばかりに、明日はまた試食係になりそうですね。(笑)
作者からの返信
冬野未明 さま
長文のご感想いただきありがとうございます!
アイサは元気が取り柄な女の子ですからね! 極力明るい台詞回しや描写を心掛けています。そんな彼女の言動に気持ちの良さを感じていただけるのはとても嬉しいです ^ ^
ソフィアの料理人魂はゴートン食堂に身を寄せるようになってから常に磨き続けられているんでしょうね。なんとも将来が楽しみな女の子です。
ただやっぱりそのど根性に付き合わされてしまうルーリはたまったものではないのかもしれません……笑
そろそろソフィアが「閃いた!」という顔をするとルーリが鳥肌を立ててしまうような、そんなパブロフの犬現象が起こりそうですね 汗
最後に、掃討戦の舞台の山や強化魔法について、確かにご感想いただいた通りの印象を受ける文でもあったかなぁと反省しています。
なので、このエピソードの発現の意図とその他設定について、少々長くなりますがこの場を借りまして解説させていただきたいです。
・掃討戦の舞台になる山に発生している魔獣たちについて。
山奥に行けば行くほど『マラバリ』などの強い魔獣がいます。
(『マラバリ』は第1部に登場する猪型の魔獣です)
マラバリに対しては一部の中等冒険者または高等冒険者などが対応をすることが可能なレベルなので、強化魔法がなくても掃討戦の成否にはそれほど影響はありません。
ただ例年の掃討戦では、初等冒険者や中等冒険者がそういった強い魔獣と戦って犠牲になったりするなどの一定の被害が出ているという設定です。
・アイサの発言の意図と、その後のディスカッションについて。
アイサとしては「強化魔法を切らしてはいけないから何とかして欲しい・しなければならない」という依頼の意図・強迫的心情を持った発言ではなく、あくまで「持続時間を延ばすことはできないか?」という問いかけのつもりでした。
そしてソフィアとしても、掃討戦にはアイサをはじめとする初等冒険者たちもいることだし、そういう人々が山の奥で予期せぬ事態に陥ってしまうことがあり得るという事実に「ゾッとした」という要因を以って、その対策案を考えている展開でした。
文中から発言や描写を色々と拾っていただき、また想像を広げていただき嬉しい限りです!。
続きのお話もどうぞよろしくお願いいたします!