初めて感想を書かせて頂きます(なのにいきなり長文ですみません)
ここまで楽しく読ませて頂きました。今までも色々と突っ込み所があったのですが、今回は、ちょっと、シャレにならないので書かせて頂きます。
エイブリー姫の取った対策は悪手です。人族全てが団結して魔王に対抗しなければならないのに人族同士で争っている場合ですか！本当にレギアを滅ばしたら、もう人族は団結出来ません。いくら正統性があっても自国を守る為に他国を滅亡させたら、エクセレイ王国はもう他国から信用されません。なぜなら、いつ自国が攻められるか分からないからです。いざ、魔王がエクセレイ王国に攻めてきたら、他国は援助しないでしょう。
さらにエイブリー姫は簡単にレギアを滅ぼせると思ったいるようですが、そう上手くいくとは思えません。おそらく、レギアに潜入している魔族が煽動してレギアの一般人に武器を取らせる筈です。農民だって自分が殺されると分かれば武器を取ります。竜人の方が身体能力は高いのですからエクセレイ兵士にかなりの損害が出ると思います。
そして、魔女の帽子にさせないためにはレギアの全住民を殺さなければなりません。ジェノサイドです。そんなことを命令された兵士が従うでしょうか？王命とはいえ末端の兵士に実行出来るのでしょうか？恐怖と憎悪の目をしたレギアの女子供、さらには赤ん坊まで、エクセレイの兵士は殺せるのでしょうか？実行中できたとして、そんな命令をした王家を、一般の兵士はどう思うでしょう？
いざ、魔王が攻めてきた時、他国の協力を得られず、自国の兵士の士気も低いとしたら……エクセレイ王国は滅びの道を歩んでいるように思えます。

エクセレイ王国がレギアに攻めいるという展開は避けて欲しいなー。

先の夢の内容が変わらないから、そこに至る道が確定した、と言う事でしょうか？苦渋の決断が最悪の選択となるのか、辛いものですね。

イヴ姫の冷徹な判断をくだせるのに、心の根っこが冷酷になりきれない感じすこ
傑物だねぇ